SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

KAMIJOLive Tour 2018 -Sang@新横浜NEW SIDE BEACH!!

 ※どうしてもやっぱりネタバレは含みますよ(笑) 

 

 

湘南時間というのがありましてね

例えば7人で19時に待ち合わせしたとしたら

19時に来てるの2人です 

 

 

 

4/8(sun)

f:id:SOLITUDE:20180408222136j:image

 

KAMIJOさんのSangツアーにようやく初参戦です

先日記事をアップしました通りSangはどうにもやばいアルバムでして

こんなのをストーリー展開で聴かされたら私は頭がおかしくなってしまうんではなかろうかと期待に胸を膨らませ開演に遅刻

 

初音さん動員の方がいらっしゃるせいかいつもより混雑していて物販が外だった

暗がりの中声優さんのナレーションが聞こえて

メンバーがステージに出揃ったあたりでした

 

※海外の方や男性が多いため後方勢の私はKAMIJOとMekuちゃん以外たいして見えていなくw

前回KAMIJOサポVer.のYUKIさんに恋したばかりだというのにこの日はセンターに額縁があるため

YUKIさんが上手側後方に居たんですよね

Mekuちゃんに被ってしまってYUKIさんは時々見えました(笑)

ですのでその僅かなアングルからのレポになります 悪しからず

 

 

ステージ奥 本日はバックドロップではなく

アンティークフレームの額縁が

そこにはスカルの絵柄が映し出されていて

ぼんやりと照明がKAMIJOを照らすとDead Set Worldが流れた

とてもロックアーティストのライブとは思えない上品な始まり方

横浜アリーナの方がいいんじゃない?

ここからTheme of Sangへ移るとサポ麺達もぐいっと前へ

Sangのメインになっているこの旋律なんなんだろうね本当に 泣いちゃう(笑)

オーケストラ始まるよ

KAMIJOさんの新衣装が青でとても新鮮 思ったより深い青で

遠目だとネイビーにも見える色でした

髪色はいつもより抜いて黄味を抑えているのかな 

若干寒色寄りに見えるカラーが衣装の色によく合っててヴィジュアルも完璧です

サポート陣の衣装も軍服からタキシードのようなシックなものに変わっていて

クラシカルな雰囲気でした

 

 

KAMIJOさん英語の発音もボイトレも相当努力していらっしゃるんでしょうね

Theme of Sangメインの最高音部は地声で歌うからこその切なさだと思うんだけれど

生はどうかなと懸念するキーだったんですが

しっかり力強く出ていて そのあとの裏声も綺麗でした

 

個人的に絶賛している繋ぎの職人芸 Theme of Sang〜Nosferatu

レミ♭レミ♭レミ♭レミ♭レ~ファ#←これを生で聴けて感激! 笑

是非繋げて聴きたかった3曲がアルバムまんま聴けて私は満足です

Nosferatuに入ってからかな 気付いたら後ろのスクリーンの映像が心臓に変わった

 

Emigre

これ何度か聴いてるんだけれど回を重ねるほどに会場の空気が一体化して来て

まるでKAMIJO国家が成立しているようだった

音源聴いてる時から想像していたけど

ステージの麺々に先導されVive le Roiと会場中がメロイックサインを掲げるシーンでは

V系ならではの宗教的な空気感に溢れていて

その映画の中のワンシーンに自分達も巻き込まれているような錯覚を起こした

 

曲間に何度か後ろのスクリーンの映像が動いて物語を挟むのだけれど

ここをネタバレ禁止にしているのですよねきっと

全然覚えてないから大丈夫w ストーリーに関してはもう一度KAMIJOの

ヘッダーがやたら若いアメブロを読まないとちょっと理解が追いつかなかった

ただ曲に登場する人物の 

その時の心境というものが声の調子や台詞として聞き取れるという意味では

聴いているほうもより楽曲に感情移入できるので

通常の音楽ライブでは成し得ない観客の感情を乗せたステージというものが

ファイナルに向けて濃くなっていくと思うと

ライブ自体都度違う表情を見せる楽しみが生まれます

壮大な映画のテーマ曲を生で聴いているような感覚にもなりながら

今後のライブ全てに参戦しなきゃいけない使命感に襲われましたw

 

 

寒色イメージの強いSangの中で唯一の赤色を放つVampire Rock Star

攻撃的なイントロのシンセが会場の熱を上昇させ盛り上がるんだけれど

ノリやすいようでどう乗っていいか はて

KAMIJOは拳をあげているけど完全にリズムはヘドバンっていう披露間もない曲あるあるでしたが

こうゆう枠の曲の中ではこれが一番好き

神奈川ぁ!というあんまり聞かない煽りに若干の違和感を覚えつつ

曲中Vampire Rock Star!のタイミングで後方スクリーンに赤くロゴが映し出されるのだけれど

視覚的な刺激は意外とそのパートの強さを助長するものなんだなと思った

 

ここでMoulin Rougeが入るのは予想外だった

錯覚でなければMekuちゃんが時折

客席を指差して煽る姿が見受けられたのだけれど?

ギターソロが近づいたらにじりにじりとセンターのKAMIJOに寄って行って

KAMIJOさんに肩を抱かれながらいつものようにクールに弾ききるわけだけども

黒髪の隙間からチラ見えする地味に上がった口角を見るに

何かしらキャラが進化している←

 

映像からBASTILLEに移る時だったかな

KAMIJOが全員前に来いと言い出した

これは強制だ!全員前へ来い もっとだ!

入口が下手後方にあるせいでどうしてもそこ周辺に初見さんが固まって

後ろが詰まってしまっていたんだけれど

前に詰まって初音さん動員の皆さまも少し横に広がった さすが

 

こうゆうストーリー仕立てだと既存曲はどうゆう風に入れてくるんだろうと思っていたんだけれど

間に挟む映像で違和感なく振ってるから次にくる曲が何となくわかる

こんな位置にSacrifice of Allegroを挟み込んで

ここからはなんてゆうか本当に映画の終盤に差し掛かる部分のように

ハラハラするパートを設けて

最後には壮大な3曲で締めくくるという見事な構成だった

思い返せば楽しく踊って幸せな時間もあったし

ワンマンライブって実は一本の映画なんだななんて思ったほど

 

曲前に挟まった映像が手伝ったんだと思うんだけど

この日のカストラートはめちゃめちゃ良かった

何がって

この曲はSangに入っていよいよ実力を発揮する曲だったんですね

映像に合わせた大衆の声なのか騎士達の声なのか

その音と実際のお客さんの歓声とがうまくリンクして映像から客席に移った

そこから繋がるイントロの壮大具合が物語の佳境を思わせて

微動だにできなかった

女性の声が入る間奏部分では再び後方スクリーンの映像が動くのだけれど

ステージ中央に居るKAMIJOが跪くような姿勢で主役を映像に渡す

そんなフォーメーションさえ映画の一部のようでCastrato完璧すぎた

 

こんな所に闇夜のライオン 

サビの手前でい く ぞ おおお”!と叫ぶけど割と緩やかな手扇子っていう

いつも書いてますが(笑)

KAMIJOがMekuちゃんに擦り寄って行くと2人向き合って

お互いの人差し指を揃えて天に昇らせていくという

過去に前例がない絡み やっぱりキャラが進化してる

 

映像だけでなく音源に収録されているいくつものSEがとても良い仕事していて

この後のAmbition-Interlude-〜SangIの流れもメインになる曲の本編を紹介しているようで本当に手が込んでいる

ここからSangⅢまでちょっと私の語彙では説明しきれませんので

是非生をご覧ください 

Xの曲をも超越するクラシックとロックと歌謡曲の融合

とにかく凄かった

 

 

なにせメロディーラインがあざとくてですね

SangⅠ のイントロからKAMIJO歌謡王道の旋律にこれから何が始まるのかと期待せずにはいられないドラムで脈拍が上がる(笑)

ストリングスが奏でるアウトロからSangⅡのあのメロディーに繋がるところなんてどこで曲が分かれているのかわからないほど自然なんだけどしっかり違う曲なのが凄い

 

想定の通りリズム隊が死んでしまいそうな箇所は目が耳が釘付けに

YUKIさんはリズムを崩すことなく俯き続けてしっかりと先導していたけれどやっぱりあの人

KAMIJOサポの時の方が安定感ある ワンバスだからそう聞こえるだけなのかな

 

過去にHeartの生を聴いた時も同じような感覚を覚えましたが

オーケストラなのにこんな最速のツーバスや速弾きが乗ってて

KAMIJOギャが欲しいもの全部乗せなんですよね それが3曲続けてくる

3曲といっても

SangⅢは私が好きじゃない方の曲なんだと思うんですが

(Romantiqueとか抱きしめられながらとかのグループ)

イントロが涙腺追いかけてくるやつでして本当に何の語弊もなく映画のラストシーン

そして曲自体はエンドロールといった個人的な印象です

このアルバムでいくとSangⅡが最高盛り上がる絶頂の曲と思えるのですが

一番盛り上げて本編を終えるでなくエンドロールまで入れ込んできたか!といった感じで

とてもしなやかにステージを終えられました

 

しかし今回はどうやらSangの物語が本編というわけではなく

この後の初音さんタイムが二部

要望があれば自由に楽しむ時間=三部で成り立っているようです

 

一旦袖に捌けてから再び映像とKAMIJO曲で次の展開を説明

いよいよあの方の登場です

 

~ 二部~

 

過去に初音ミクにハマった時期がありまして

衣装とかキンブレとか持ってるんですけどw

もう可愛くて可愛くてそうれはもう可愛くて

ちゃんと曲に合わせた振りがあってミクさん踊ってくれるんですけどね

時折スクリーンを観ながら真似して踊るKAMIJOさんが変態ぽくて良かったです

 

初音さん動員と思われる緑のキンブレをお持ちの皆様が後方に固まっておられて

KAMIJOが緑が足りない!と彼らを煽ると

ミクー!!!と太い声援が 

ブルーのローズライトと緑のペンライト 

今まで真っ赤に染まる会場に慣れてたから新鮮だった

 

一曲終わると初音さんの口からまさかの「ボンジュール」

KAMIJOさぁ~ん❤とか言って両手を振る姿がとんでもなく可愛かった 

歳を重ねて再び新しい扉を開いてしまいそうだ(笑)

細かい仕草ひとつとっても一番可愛く見える動きを集めて繋げてるよね ずるい

”かみじょうさん” じゃないんですよ

かぁ~♡みじょぅ~♡さぁ~ん!受け取って!と初音さんがローズライトを投げて

(萌)

ステージのKAMIJOがバシッと受け取るシーンでは会場から拍手が

 

 

KAMIJOが初音さんを”お姫様”と煽ると照れてスクリーンから消えてしまい

横浜アリーナに行ってしまったらしい  やだ可愛い 

2曲歌い終えて初音さんタイム終了

 

 

~三部~

 

今日 初めて知ったことがあったんだ

   メンバー みんな  名前(本名)知らなかった

 

めくちゃん そんな名前なの?

時雨くんまさかの!

 

 

ギャ同志でもありますよね

ハンネの印象しかないものですから

カラオケ屋で名乗ったの聞いて初めて(斎藤さんなのかよ・・)とかって思っても

また忘れて10年です

結婚離婚で姓が変わったりしたらもうチケット郵送できないです

 

 

初めて会った時に 笑顔の人もいれば

最初に困った顔をする人もいる

僕は 初めて会った人でも

ニヤニヤして気持ち悪いと思われるかもしれないけど

できるだけ笑顔でいるようにしているんだ

 

ちょっと 練習してみよう

 

と言って両手でピースを作りこちらに向けてニカッと微笑むかみじょう

 

 

客席(・・・微)

 

 

おいおい  かつては

 マクドナルドで売ってたんだぜ?このスマイルを

 

 

客席(笑)

 

やっと見れた(ニコ

 

 

なにこれ

 

 

 

Mystery

有り得ないほどポジティブなメロディーラインでロマンス革命感が走ります

インタビュー関係まだ読んでないんでわからないですが

これはSangの物語の中の一節ではないのかな?

どんな位置づけなんだろう 

歌い出しKAMIJOが導く微妙にテンションの違う手拍子と

サビは想定通りのバイバイなんですが

LAREINEのgerbeを聴いているかのような可愛らしさ

アウトロも可愛くてあったかいムードで終わりました 

 

残りあと3曲というところでDying-Tableを入れ込んで

そしてさっきもやったVampire Rock Star

先ほどよりまとまった感じがしますね そしてKAMIJOさんこの曲が似合うな

 

こんなこと書くと私の頭がどうかしてそうですけど どうかしてるんですけど(笑)

スピ界では私たちが永遠に生きる時代はもうそこまで来ていると言われていましてですね 

人間という肉体経験から抜けるのです

KAMIJOさん見ているとその先駆者かなと思ったりします

前回別のバンドのレポに書いたけど 「人が老いるのは隣で老いる人を見るからだ」

人はこのぐらいでこんな見た目になって このくらいの年齢で死ぬ

と思い込んでいるだけだったりして^^私たち実は死なない

 

 

彼こそ時代を先導するVampire Rock Star

 

 

みんな それぞれのストーリーがあって

それがヒストリーになります

この世界に王がいるとしたら それは君だ

 

うろ覚えですがこんなこと言って

Symphony of The Vampireってタイトルコールするから

今から30分全部やるのかと思った

Throneで三部終了

 

 

最後KAMIJOさんとハイタッチをしたMekuちゃんの横顔がとても笑顔だったのだけれど

どうしたんだ 

恋でもしたのか?(←おじさんの発想)

 

 

セトリお借りします

 

◆Support Member◆

Gt:Meku

Gt:Anzi

Ba:時雨

Dr:YUKI

◆Special Guest◆

初音ミク

******************************* 

 

今回結構ツアー箇所多いですが

最後まで同じ構成で進行するのでしょうかね

次は来月の静岡のつもりでいたんですが来週柏にいるかもしれませんw

 

これはZeppがヤバかろう絶対

だってきっとあの後ろのスクリーンがデカくなるでしょ

全身ミクちゃん・・・

 

 

大切な愛を失くしてぇ~ 泣いてみるのもいいんじゃない?

-Blue Rose -

f:id:SOLITUDE:20180408222154j:image

ラババンは黒と赤と青の3色あったので

ライブに行くたびに増やしていこうと思います

青薔薇は思ってた以上に綺麗だったので

ライブに行くたびに増やしていこうと思います(笑)

 

 

see you next gig.

 

 

 

 

 

【聴】KAMIJO/『Sang』

※Sangにまつわるエトセトラにはまだ何も参加できてませんのでレポじゃなくて

アルバムのレビューです

 

f:id:SOLITUDE:20180729171518p:plain

 

これは実にやばいアルバムができましたね

再生10秒で血圧が上がりました

英詞が多いということもありますがなんなんだこのメロディーラインは

なんて哀しく孤高な旋律なの 

マイナーコードのオクターブ技にハマって私は毎日Sangのことで頭がいっぱいですw

 

 

SOVの時と同じ技を使っていますよね

アルバムのメインとも言えるTheme of SangSangⅡで同じメロディーラインを使ってる 

Theme of SangはAメロというのかな ABサビっていう構成じゃない

SangⅡはそこがBメロなんだと思うんだけど

後半からメインのメロディーが変わってくるもんでどこをサビというのか私にはわからんのですが

2回目はそこがギターソロになってる

今回はTheme of Sangの方が半音程度キーが高いようです

 

 

そして何より今回のポイントはアルバム通して途中で止めることができない

ニコ生のコメントみたいなこと言いますけど繋ぎがネ甲(古い)

リミックスが半端なく素晴らしい特にこのTheme of SangからNosferatuに繋がる部分がヤバい 

ストリングス含め全体通して打ち込みが今までより多い印象を受けますが

おかげでシンフォニック度がアップして兄貴のw組曲を超越している

 

アルバム入手して初めて聴いたのが朝の電車の中だったんですが

何これ なんだこれってブツブツ言ってたかもしれない

ついでに泣いてたかもしれない(笑)

あれだけ絶賛していたNosferatuが霞むぐらいびっくりする作品です

 

 

1曲目のSE的なDead Set World出だしから号泣できる

これライブ冒頭から泣くよ 

2曲目Theme of Sangと13曲目のSangⅡ

PrestoとThroneの関係性と同じような展開になっていて

Theme of Sangとprestoはイントロのドラムが似ている

Aメロに入る直前のレミ♭レミ♭レミ♭レミ♭レっていうこの繰り返し部分が曲の期待値を上げていてアウトロを終えると再び

レミ♭レミ♭・・・繰り返してそのままNosferatuのイントロに入るっていう

繋ぎ職人卍(←)

本当に感動した

 

新鮮な打ち込みが際立つVampire Rock Star

ライブではおそらくDying-Tableの位置に入る曲だと思われますが

曲中にある「Yeah!」という掛け声 

今まで聞いたことないので生を聴くのが楽しみです

 

Emigre

Epic Rock Orchestraの一曲目はこれだったのか

エミグレ制度そのものの曲にVive le Roi!国王万歳三唱が入ってるんですね

非常に宗教的な匂いのするこの曲きっと

会場中がメロイックサインを掲げ万歳三唱を唱える光景を見て私は

洗脳された村民(外国の)を思うことでしょう(笑)

それはそうと違う曲なのに同じ Vive le Roi!のメロディーラインが違和感ないという

毎度こうゆう作りに殺られるのです

 

Mystery

LAREINEの曲かと思うような甘いメロディーラインで意表を突かれました

楽しげでロマンスの香りがする

エミグレからこんなハッピーな曲に繋がるというのは一体

英詞なので解読できないけどどうゆうストーリー展開になってるのだろうか

 

 

SangⅠからSangⅡに入る時もまた Theme of Sang〜Nosferatuと同じ音で繋がってる

アルバム全部繋がってる てゆうか作品全部繋がってる

SangⅡはドラムを見るのが楽しみです いつになく大変そうだ(笑)

ラストSangⅢはイントロが映画のラストシーンかと思うくらい綺麗で涙腺に来る

Aメロに入っても美しいヴァイオリンとピアノをバックに静かに歌うのだけれど

他のSang2曲とはちょっと印象が違って想定外の優しい終わり方

 

Vampire Rock Star〜Castratoまではそれぞれ独立しているようだけれど

それ以外は全部続けて演奏するのかな

Dead Set World〜Nosferatuと

Ambition-Interlude-〜SangIIは続けて聴きたい

 

 

あまりに感動して何か書きたくなってしまったのだけど

音源10回聴いたら読み返して追記修正します(笑)

 

多分4月の新横浜から参戦できると思うのですけど

鹿鳴館に行かれた方の感想を見るとストーリー仕立てで斬新な作りになっているようで!

これは楽しみだ 

ご本人からネタバレ禁止令が出ていますので(笑)

ちょっと書き方を模索しておきます

 

 

 

see you next gig. 

 

 

 

cali≠gari VS ベッド・イン 「ワンナイトでちゃう?」@新宿BLAZE

朝起きて外見たらびっくり 雪降ってるじゃないか

桜咲いてるのに?

寒いと外に出ない私ですがこの日はどうしても見たい奇跡の対バンが

 

cali ≠ gari×ベッド・インとか夢の競演すぎて

久しぶりに本物のエンターテイメントを観たという感覚

本物 モノホン  まじバイヤー

 

f:id:SOLITUDE:20180321222152j:image

 

BGMがLUNASEA しかもライブ音源w

ラストーー!とか言ってくるから開演前から無駄に熱くなる(笑)

cali ≠ gariとベッド・インて意外と近しいものがあるんですね

ベッド・インほどわかりやすい80年代カルチャーじゃないにしても

ミラーボールが似合うお洒落なディスコサウンドと

石井さんの歌い方も80年代後半のミュージシャンに多い節回しだったりするので

全く違和感なくベストマッチなツーマンでした

 

どちらもにわかで曲が全部はわからないため

いつものようなマニアックなレポではないんですが

一曲も知らなくても楽しめるであろうイベントだったので

その流れを見るだけでも楽しんで頂けると思います

 

f:id:SOLITUDE:20180321222146j:image

見てこの光景 タイムスリップしたかのようだ

(ベッド・インは撮影OK)

 

このレポ結構詳細に説明つけられるんだけど私の歳が 

ちゃんまいの前髪は私の中学時代の髪型です←

Depのジェルで固めて緑のケープで仕上げるのよ

 

 

暗転すると会場中に振り上げられる原色のもふもふジュリ扇

これどっちのグッズなんでしょうか

cali ≠ gariのマッキーナでもジュリ扇見る気がするけど

同じもの売ってるんですかね(笑)

 

 

ベッド・イン

 

ァソレソレソレソレ~♡とジュリ扇を振り回しながら現れた2人

初めての生ベッド・インに感動した(笑)

黒のボディコンワンピの上に肩パット

ってゆうかパワーショルダーバリバリの派手なジャケットを着て

首からホイッスル 

恐らくシティーガールは忙しいという曲の衣装かな

 

バックバンドのクオリティーが高く楽曲としても充分楽しめた

指弾き五弦ベースが上手にいる珍しい立ち位置で

スラップを効かせ響く低音は2人の実力を引き立たせ大変聴き応えがありました

 

 

歌い出したらちゃんまいの声が可愛すぎて無いものがた

 

はてなさんどこまでワード大丈夫かな(笑)

 

一曲目は♂×♀×ポーカーゲーム

ジュリアナ東京を彷彿させるユーロビなイントロに

サビがアン・ルイス「あゝ無情」の

厳密に言うとカラオケでこれを歌うと入る合いの手があるんですが(笑)

それ オマージュなんでしょうか 「ふぅ⤴︎ふぅ⤴︎」ってw耳についてしまうサビ

かおりさんの声量半端ないしギターは上手いしで

普段見ているバンドをいろんな意味で上回ってる

曲の終わりに振り向きざま投げキッスをするかおりさんに抱かれたいです私(笑)

工藤静香よりセクシーだわ

 

 

見てる方の反応が追いつかないくらい乱発される(笑)懐かしいワード達は

一度は死語として葬られるも

彼女たちの言葉としてバブル全盛期のエネルギーを纏って蘇る

 

 

最初のMC

 

か「今日は cali ≠ gariさん と カリガリスト 性徒諸クンで

    ねるとんパーティ〜〜〜〜!」

 

 

ま「今夜は やまだかつてない熱帯夜!?♡」

 

か「見て 今日は後ろまで  キ   ッツキツね♡」

 

ま「ほぉんと!後ろまで  まん  席ね ♡ ンフッ

    ちゃんまいの  まん  席は いっつでもキッ   ァAh~♡」

 

 

 

だいじょぶですかねこれ文章的に    

いつも読んでくれてる読者の皆さんどうですかね OK?

 

ちょっと暑くない?と ジャケットをあんあん♡言いながらw脱ぎ捨て

黒のボディコンワンピ姿になり始まった曲がどう聴いても淋しい熱帯魚で(笑)

ご存知でしょうかその昔 Winkという超無表情なユニットがいたんですけど

2人真顔で踊る姿がうん十年前のブラウン管の向こう側

とはいえサビは全然違うし本当うまく昭和がオマージュされている

これはCO・CO・RO グラデーションという曲だね

友達とユニットを組んでWinkを完コピしていた小学生時代を思い出し目頭が熱くなったw

 

 

このイントロはマグロでは?

ベッド・インのマグロ(笑)選曲がさすがです

青さんのコーラス部分をちゃんまいが合いの手のようにセクシーボイスで入れて

完璧に別物としてかっこエロくカバーされてた

これは会場めっちゃ盛り上がったね

 

ちゃんまいがハイヒールを後方にポーンポーンと脱ぎ捨てたのだけど

その仕草ひとつ取ってもパフォーマンスとして完成されている

時折ヘッドマイクをクイっと上にあげて

こちらに視線を向けギターのネックを舐め上げる姿を

真顔で見ている自分がただのおっさんと化していて

私の内側に眠る変態性を度々自覚した(笑)

 

ひたすらジュリ扇を振り回すジュリ扇ハレルヤ

(たぶん)トラブルなので繋げて と告げに来たスタッフさんについても

「ごめんね今大人の話してるから♡」と言って全てをパフォーマンスに変えてしまう器用さ 

 

今日はね ここは安全地帯♡振りはやってもやらなくてもいいよ♡

私たちもバンギャだから(ニコ)咲いてもいいんだよ♡

 

やまだかつてライブで体験したことのない包容力です あたたかひ(笑

 

か「あ ちょっと今 中継入ってます!

    あ あれぇ? あの人・・・」

ま「吉川晃司に似てな~い?♡」

 

ジュリ扇片手に吉川晃司似の青さん登場 すごい画だ 笑

上下のお立ち台で気持ちよさそうにジュリ扇を振り回す青さんとても素敵

表情もしなやかな腰の動きもベッド・インの後ろでいつも踊ってると言っても過言でない自然さ

かっこよかった~本当に

 

 

後半に差し掛かりステージに現れた紅白の丸いカーテン

これはですね

スーパージョッキー熱湯コマーシャル前の生着替えに使用されるカーテン

時間内に着替えないとカーテン落ちるんだよw

男性2人が持つそのカーテンの中で2人はビキニ姿になるわけなんだけど

着替え中楽器隊が演奏するBGMもスーパージョッキーの中で聴いたことあるな

ナーナナナナーナナナナー♪

これは我々世代の男子にはたまらないでしょうね(笑)

 

 

男はアイツだけじゃない

ビキニに乗ったお腹の贅肉を魅せつけながら

強い眼差しで声を張り上げるかおりさんと

ガバっと大股を開いてギターをかき鳴らすちゃんまい

 

そこら辺のバンドマンよりよほど漢で女でバンドマン

男と女 両方の魅力を兼ね備えた2人が魅せる圧巻のステージは

ライブが進むと共に加熱して

ボルテージMAXの状態でラスト C調び~なす!へ

 

 

 

社会的に隠さなくてはならない部分以外全部出して

大股広げて髪振り乱して腹から声出して

これもう身も心もほぼ全裸だよね

 

ベッド・イン初見で泣く人いないと思うんですけどw

最後の曲の前振りで 文字通り腹の底から怒鳴るような声で煽る姿を見ていたら

なんていうんだろうか

全てを懸けたその強さに心を打たれてしまいまして(笑)

 

 

人として女として 世間に良く見られたいがために

叩かれないために 嫌われないために 

誰もが隠したいであろうもの全てを曝け出してるからなんだろう

だからこんなにかっこいいし 同性のファンも多い

コンプレックスこそ見せて

弱い部分もズルい部分も女の汚い部分も全部出して味方につけてる

ただのエロ系地下アイドルじゃない

普段見ている男の子のバンドにここまでの覚悟があるだろうか

 

やりたいことをやるために

きっといろんなものを捨ててると思う

殆どの人ができない生き方をしてる

こんなの魅力を感じないわけが無いよ

 

どう見られようと 何を言われようと

全部懸けて演じきる様は女としても人としても心底惚れる格好良さだった

こんな風に生きていたいと思った これからの人生の指針です(笑)

 

かっこよく捌ける際には

 

ま「ンAh〜〜 しば漬け食べたぁい♡」

 

 

 

 

数十年忘れてたよそのCM

 

 

 

 

cali≠gari

 

青さん今日はラメなシャドウを瞼に乗せて強めのメイク

研次郎さんの髪色はなんだろうな 青緑がかったシルバーみたいな色で爆発ヘア

石井さんは後ろ髪を長く編み込みにして

グリーンの柄シャツをハイウェストのパンツにIN

何度見ても本当にハイセンスな人達

多分爺さんになってもかっこいいんだろうね

いつ見てもヴィジュアルがお洒落すぎてこれだけで見る価値ある

そしてサックスの女性がいるのがとても興奮しますね

バンド内に生のサックスがいるというだけで音がまったく違って聞こえるし

しかもそれが黒髪の女性というのが視覚的にも素晴らしくアート

 

 

その斜陽、あるいはエロチカからcali≠gariスタート

続いてラーラララーララ…紅麗異死愛羅武勇

この昭和感満載のタイトルがイベントにぴったり

強引具舞餓位とか 愛死天流とか

学バンの裏に修正液で描いたりしてたでしょ?

 

 

 

学バンて100年振りに出たワードだわ

 

 

 

曲が終わってわーわー沸く会場に

 

青「えなんかどしたの?今日

        名前とか呼んじゃって

        えなになんかあったの?

 

       どうもこんばんは cali≠gariです宜しくお願いしまぁす

 

        今日はねぇ 待望の対バン

 

    どっちかっていうとあんた達よりあたしのが待望♡」

 

 

オーバーナイトハイキング

私一昨年のVJSというイベントで初めてcali≠gariを観まして

あの時これが1曲目だったんですよね

視覚的にも聴覚的にもものすごい衝撃で 

いつかもう一度聴けるの楽しみにしていた

 

ステージの照明が落ちると客席が13ペンライトをスタンバイ

真っ暗な中で演奏する3人と揺れる青白いライトに乗る単調でアングラなリズムが最高でした

すごい世界観創るよね

なんてかっこいいんだ

 

 

青「残り あと少しになってきたんですけど・・」

 

客席「えええええええええ」

 

青「だいじょぶ ここからもうやめてーっていうセットリストになってるから

  こっからずっとジュリ扇振ってていいから

  

  さっき一曲ずっとジュリ扇振ってたでしょう?あれね 苦行!

   もう今手グラグラなんだから」

 

 

このイントロ知ってるけどcali≠gariの曲じゃない

ベッド・インの曲カバーしてるのかな?とあらゆる倒錯が巡る中石井さんが歌い始めたYOU あなたらしくもないわ これは

これは”SHOW ME”   SHOW ME!!!!!!!!!!!

森川由加里!!!!(笑)

お若いガリストさんはポカンとされていましたがこれは伝説の!

男女7人シリーズの主題歌で!

私世代なら知らない人はいない名曲

なんでだろう歌詞も完璧に覚えていた

cali≠gariバージョンのSHOW ME まるで持ち歌だったw

この日一番テンションが上がりました(笑)

 

 

ここからアンコールまで本当にずっとジュリ扇が天を舞い続けていた  

 

 

青「踊りたいんでしょうー?」

 

マッキーナ

予想通りベッド・インが扇子を持って登場

ジュリ扇から落ちる羽根がヒラヒラ舞う天井を見上げながら

ジュリアナ東京だかマハラジャの一節が流れる箇所では

本当にあの頃テレビで見ていた世界に潜入しているような錯覚を

一瞬人生の時系列がわからなくなった(笑)

 

淫靡まるでカオスなの頃にはもはやBLAZEがディスコと化していた

女性のように肩を後ろに引きながら

片肘を体につけて上品に歌う石井さんがセクシーで本当に魅力的

綺麗だなぁ

 

本編最後にセックスと嘘 

友愛を代償に云う♪ 研次郎さんのベースがしっかりと響く中

会場じゅうひしめき合うジュリ扇の海 

カラフルなその隙間から見えるメンバーの姿が華やかで綺麗だった

一体感が凄くて感動したよ

 

 

 

アンコール

 

ビッグTに生足という男子が大好きなスタイルで現れたベッド・インの2人

青さんとちゃんまいがお揃いの3Tシャツで「アベックみたぁ~い♡」

 

 

青「みなさん セッ○クスは好きですかあーーー?」

 

客席「いえ〜〜〜い!」 

 

青「セッ○クスは好きですかあーーー?」

 

 

 

一体何遍セッ〇クスセッ〇クス言ったんでしょうか

 

 

なにかにつけて「あ~ん♡」と言って丸く収めてしまうベッド・インの安定感は

とても芸歴6年とは思えない熟れ具合でプロのエンターテイナーでした

 

 

 

 

研次郎さんがドラムの横にひっそりと避難しているのに気付いて

 

ま「あ! なんか凄い距離取られてる!」

 

青「大丈夫ですよ~こうゆう人達なんでね~」

 

「((((( ˙-˙ ))))」

 

 

ベッド・インと一緒にエロトピアが演奏されましたが

石井さんがステージにいなく

かおりさんが歌い始めると石井さんの声も被って聴こえるんだけどと思ったら客席逆最前(の関係者入り口付近)にいた

ステージにいるはずの人がいつもと違うところで歌っているというだけでどうしてこんなにかっこいいの(笑)

 

ステージでは青さんとちゃんまいがしゃがみ込んで何してるかと思えば

2人してギターのネックを舐めそのネックを擦り合わせるという

SOLITUDE-klangに書いてはならない危険な恋のABC・・・

 

 

 

か「サンクスモニカァ~♡」

 

ま「こんな いんぐりもんぐり 初めてだよね!?」

 

 「またみんなで ねるとんしよ~ねぇ~♡」

 

青「またみんなで  セッ〇クスしよ~ねぇ~♡」

 

 

 

現場からは以上です

 

 

 

 

これでも乱発された死語の三分の一も書いてない

そんなワードブランクがありすぎて聞いて記憶が反応するまで少々時間かかるもんだから

生を見たら本当にリアクションが追いつかない(笑)

 

ステージドリンク飲む時さえちゃんと「ちょっと・・・ゴックン・・していい?♡」とか言いながら二人してピロピロ飲みで水分補給

この感じ 伝われ(笑)

 

 

いつもツーマンスリーマンくらいなら移動中だけで書きあがるんだけど

このツーマンまとめるのがすごい大変だった 

久しぶりに一晩跨いだよ

途中にも書いたけどベッド・インのプロ意識は半端じゃない

もっと有名になっちゃうんでしょうね

f:id:SOLITUDE:20180322222339j:image

 

 

 

 

連日ライブだったんでちょっと疲れてきた 笑

誤字脱字などのチェックは明日しますw

明日も再びAREA

llll-Ligro-観られますように

 

see you next neruton party.

 

 


二夜連続マルコ劇場-第二幕-「宙吊りロマンチカ」@高田馬場AREA

3/20   二日目です

f:id:SOLITUDE:20180320234834j:image

 

オープン間に合わないし

どう考えてもNOIZとマルコが同じ時間帯だったんで

今日はwestを諦めてAREAに直行しました

平日の連日ライブで色々なものを削がれながらも向かうのですw

 

 

 

カラビンカ

kalavinkachan.syncl.jp

 

会社終わるの早くないです?

私仕事終えて直行したけどカラビンカもうやってたんだけど

世間的に私が遅いのか 

 

今日は隊員仕様だったため眼鏡を持っていなく

全然見えないのでちょっと接近してみたんですが

学ランの首元には首吊り縄がついてるんですね

あー …本当に今更なんですけど

昨年の新春セッション大会で礼さんが首にしてたのはここのパーツだったのか

一年越しに解決

 

 

到着した時にやってのは

幸せそうな奴全員嫌い刃渡り18cmがなんとかっていう

永遠の思春期のような曲だった

この後の童貞ですこという曲は初見の時もやってて覚えてるけどやっぱり少々キャッチーで聴きやすいよ

イントロではティルさんがマルコ扇子を振り回し

そして床に捨てた(笑)

 

 

今から7年前のことです

そのひとは僕の友達でした

友達はあの日 海に帰ったんです

たくさんの人があのひとのために追悼の歌を歌いました

でも僕は歌いませんでした

なんか あの時は

何を言っても嘘になってしまうような気がして

 

…それでも      歌うんです

新しい曲です

 

 

これは震災で被災されたご友人のことを歌っているのかな

やりきれない複雑な感情が真っ直ぐ飛んでくる

重いテーマの曲が目立ちますが

続いて春を逝く人が演奏され

 

 

上手いとか下手とか曲が良い悪いを一旦横に置いて

想いの強い曲を歌うこの人の声は人の思考を止める力がある

だから心のど真ん中に直に届いてしまうんだ

考える隙を与えずにその曲が持っているエネルギーがそのまま届いてしまうものだから

初めて聴いても好きじゃなくても涙出るんだよ

それで 生きること 死ぬことについて考えてしまう

 

 

前回見たイベントの後で春を逝く人についてのツイートを拝読し

その方について

"誰からも愛されずに育った"というような記述がありましたが

亡くなった後にこんなにもたくさんの人の心に届く歌になったのなら

それはとても素敵なことなんじゃないかと

 

私がパタリと死したところで誰も曲にしてくれませんし(笑)

悼まれることが故人にとってはいかがなものなのかはわかりませんが

こんなに愛されているのなら

その魂を羨ましくも思います

 

 

凄いよ本当

好きじゃない人の心も掴める音楽ってそうそうない

 

曲が終わると「ありがとうございました」としっかり頭を垂れ

ギターを置いて去って行った

 

 

この曲が聞きたくて今日はAREAに来たのかもしれない

カラビンカ終わっちゃうと思って急いだもん(笑)

 

 

 

 

 

マルコ

 

本日は登場に礼さん待ち無し 幕が開くと同時に拝啓エゴイズムでした

この始まり方最高

衣装は懐かしい  奇面組

礼さんは制服のボトムスだけ履いて裸体の上半身に赤い着物羽織って

細身の身体が中性的で昔の戸川純さんみたいですね(笑

XのDRAINのような声の伸ばし方をするこの曲は他のマルコ曲と一味違う

それでいてスタンドマイクの上半分だけ持ち全身で演じる姿はとち狂っていてとてもマルコらしくバランスが取れている

 

二曲目なんですかこれは

叫べ叫べ(?)ってなにこれかっこいいじゃないか

屍肉「籠」とはこの曲なの

このブログ遡ってみたら一度聴いてるんですけど全く覚えてないw

全部知らない曲に聴こえた時代だったので覚える気がなかったんだな

音源で聴きたいのに聴けないこのもどかしさが死活問題に発展する半年前と同じ状態(笑)

 

 

礼「雨止んだらしいよ

今日傘無しで帰れるよ

濡らしてやるけどな!」

 

変「////////」

 

礼「やだーじゃないよ     汗だよ    馬鹿じゃないの?」

 

変「////////」

後ろでセラさんがめっちゃ笑ってるのが気になりました

昨日も書いたな(笑 

 

 

約束の丘で

夕轟が徐々に原曲に近付いてってる気がする

三人体制になって初めて聴いた時の違和感をあまり感じなくなった

私が再び洗脳されたせいでしょうか(笑)

 

 

雨路の力強い拳を眺めながら

圧倒的に一日目より強まったマルコと変人の絆が見えたけれど

私はもっと力強い雨路を知っているんだという感情に苛まれた

二人の脱退が発表された当時の余命期間というのか

当たり前だけどあの時の結束力は特別なものだったよ 

危機的状況に遭遇した時の人のエネルギーって

その時その瞬間にしか出せないものなのかもしれない

 

そんなことを考えていたらかなり久しぶりのイントロで歓声が 

懐かしい曲たちはイントロで一瞬何かわからない(笑)

ただこれは最近やってないけど知ってる曲だという感覚に任せて頭を振るのですw

9mmを聴くとマルコのことを何も知らないまま突発的に観に行った一昨年の手刀のワンマンを思い出す

 

今が緩んでいるわけでは決してないのだけど

あの時の気迫は普段感じ得ない距離感も手伝って 

怖いほどだった

レトロなギターの音に魅了された瞬間が蘇ったよ

 

 

礼「さっき 楽屋で  

 

 カレーの匂いがしました

 今夜はカレーにします」

 

 

俊「カレーなんて俺がいつでも作ってあげるよ♡

 

                                レトルトだけどな!」

 

 

5人居た頃は礼さん以外あまり喋らなかったんでMCが面白いという印象はないんですけど

俊亮さんのアドリブ力が格段にアップしてる気がする

顰めっ面して観てる時でも彼が喋り出すと強制的に空気が緩む(笑) 

 

 

ハイライト運が良い私ですが

この曲が終わって そのまま音が鳴り続けている時の

盛り上がってきたなという空気感が好きです

akiraさんの座り弾きマニアなんですが

この曲だったかなぁ

秒速で表情を変えながら床にペタンと座り込むあの独特の狂気に逐一悩殺される

何度聴いても単調なドラムと曲終わりの怒声がたまらなく

ライブで観る回数を重ねるほど音源を聴くようになった曲です

 

 

本編最後にアルクコロブが来て感動した

ここのところずーーーーっとアルクコロブが聞きたかったんだ

しねしね言いたかったんだ

一瞬先は闇闇闇闇…~ 言ってるところの楽器隊の音

ただの繰り返しなのにこれが他バンドの曲でも聴いたことのない呪文のような音でできてる

主旋律だけじゃなくて伴奏にもサウンドドラッグが隠れてるからこの人の作る曲は本当に恐ろしい

 

 

やっぱり冒頭モッシュの曲が眩影のようだ

今日確信したけどこれはなかなかかっこいい

これは聴き応えのありそうな曲ですよ

後半だったかな 馬車ドラムのようになる所があった

私このドラムのリズムが大好きなんですけど

更にそこのギターがとても素敵なメロディーラインを奏でていたので

ここをもう一度聴きたい

音源で聴けるまでまたあと一ヶ月待たされるのか(泣

 

本日のお手玉は二回成功  三回目で失敗

ああなるほど完全に理解した

どうやらお手玉

成功したらもう一回 また成功したらもう一回ご褒美っていう

失敗するまで続けるシステムのようだ 多分w

三回目はお立ち台に乗ってやってたけどステージから落ちそうで怖いなー怖いなー(笑)

 

というわけでAREA二日目はアンコールが眩影でした

どの曲もどこにでも持ってこれるから毎回セトリが読めない

観る度何かしら違う構成がライブに行かない選択をさせてくれない(笑)

新衣装いつからなの←

 

 

 

あまり自覚がなかったのだけど

久方ぶりに聴く曲には思いの外古く確かな記憶が詰まっていた

だいぶ期間聴いていない曲もまだたくさんあって

物理的に君ハ羊とか現状できないんじゃないかと思うんだけど

どうやるんだろう

いつか聴ける日が来るのかな

 

llll-Ligro-もいることだし23日も行くのですが

この日から扇子と腕章が再販されるそうです

出演時間まで物販やるって言ってた

 

 

さて本日はcali≠gari VS ベッド・イン「ワンナイトでちゃう?」です(笑)

cali≠gari久しぶりです 

ベッド・インは本当いつか体験したくての念願が叶いました

このイベントのレポを書いたら歳がバレるw

とても楽しみですが雪降ってるんだけど(笑) 

 

 

see you next gig.

 

 

 

cali≠gari 石井さんと礼さんが私の中で少し被っている

 

 

 

 

 

二夜連続マルコ劇場-第一幕-「平成ロマン劇」 @高田馬場AREA

いろはにほへと

ちりぬるを

 

f:id:SOLITUDE:20180319225808j:image

3/19

 

2Daysの一日目に行ってきました

昨晩はマルコにギリギリだったもので他二バンドの頭文字さえも見れなかったよ

IGGYちょっとは見れると思ったんだけどな 

 

 

アー写が公開されてたのでいつから新衣装なのかと鼻息を荒げながら過ごしていたわけですが

今までの経験上連日主催だとたいがい毎日衣装違うもんですから

何としてでも二日とも行かなきゃいけません

 

 

一日目はいつものシマシマ衣装だった

礼さんの髪が茶髪×金メッシュという珍しい色になってた以外は前回と変わらず

しましまのお客さんもチラホラいらして

あら私もしましま着てくれば良かったわと

 

 

チェーンヒートから始まることなんてあるんですね

いつも最後の方に来るイメージの曲がこの日の一曲目と二曲目

鳥籠は重い役割を抜けて通常運転に戻った感じでしょうか

 

変な曲だなと思ってたリヒト眩しきも気が付けばなにこれ結構かっこいいじゃないか

うぉっおっおっ~♪の手前までめっちゃかっこいいじゃん

もかっいやって?それか今売って?←待てない

 

 

礼「新曲    やっていいですか?

            拒まれたらMMNSって曲やります」

 

 

いろは唄という曲が初披露されました

変な曲なんだけど真面目に聴いたらかっこいいっていういつもの流れなんですがいつもより更に強烈な印象

曲前のレクチャーで礼さんが「Aメロはこうゆうのやります」って

正面を向いて片手を前に出しながらランニングマンなアレはE.Tのお客さんがしてるのを見たことがあるような気がするくらいで

V系の振りじゃないですね 

 

どこにも負けないくらいダサいヤツっつって礼さんがお手本を何度もやって見せてましたけど

後ろでセラさんがめっちゃ笑ってたのが気になりました w

 

こうゆうのは思い切ってね

恥を捨ててやらなくてはいけません

絶対やらない私が言いますけど(笑)

 

イントロの前に歌が入るんでしょうか

Bメロからどうやって繋がってるのかもう一度くらい聴かないと何とも言えませんが

曲自体は一回聴いただけでもかっこいいとわかるほどなのにサビかなあそこは

イーロハニホヘトッチリヌルヲ~♪という箇所に来ると突然の軍歌

ここ一度聴いたらね

これはやばい   まったくもって耳を離れない

別の曲で掻き消せないくらい曲の残像が凄い

これライブ定番曲になるんだろうな

いかにもマルコな曲であの新衣装がきっと良く似合う

 

 

 

片目瞑りとツキララバイも聴けば聴くほどそれらしく変容して

順調に魅力増してきてます

お客さんの振りもバッチリマスターされてるのでっていうかお客さん凄いですね

ライブ自体以前ほどアホな本数ないのに

しかも音源になってないのにライブだけであれだけ完璧に覚えてるってさすが変人と呼ばれる皆様

私もですけど(笑)

 

金襴緞子が終わってもどうしても久しぶりにMMNSがやりたい礼さんが歌い出したAメロは歌劇哀能w

扇子片手に俊亮さんと二人で謡囃子の掛け合い

冒頭MCでAREAお疲れ様でした!と早速締めてしまってましたが俊亮さん芸達者

能楽を嗜んでいた死んだ爺さんのことを思い出しました(笑)

 

「ららら」というタイトルの(笑)アルバムに収録される予定の曲の中では

あと四つほど未知の曲がありますね

今日も何かの初披露があるのかな

雨はなんちゃらという曲がとても気になってる

ピンポイントでこの二日間雨だし

 

 

本編最後にお手玉曲眩影が聴けましたが冒頭モッシュなのはこれだったかな

眩影ビギナーでまだイントロドンができない私としては

この曲がお手玉と脳内で繋がらないほど曲だけ聴くとまともな曲というか

お手玉に失敗するとコントのオチに使われるドソソラソ~シドッ♪で締められるようです

前回観た時はお手玉チャレンジが二回あった気がしたんですが今日は一回だった?

礼さんが頑張ってる最中は

失敗たらBGM止めなきゃいけない楽器隊全員が礼さんガン見してる画もなかなかシュールです

 

 

今週は週三マルコなんで

きっともう一度いろは唄と眩影が聴けるのではないかと期待

 

 

 

 

春を迎えて花粉症疑惑な礼さんと俊亮さん

「一緒に病院行く?」「やだ」

 

よく「人が老いるのは隣で老いる人を見るからだ」と言いますが

花粉症になるのは隣で花粉症になる人を見るからです

いつか自分もなるんじゃなかろうかという疑いが現実化しているだけですので

花粉症というアレルギー反応は幻想だと信じることをお勧めします

私が子供の頃は花粉症の人なんていなかった気がするんだけどな 

 

と 今年デビューの疑いがかかっている私がお伝えします・・(笑)

 

 

ではまた今夜

オープンに間に合えばWestからAREAの梯子になりますが

どちらもスリーマンなんでちょうどNOIZが見れないかな

 

 

see you next gig.

 

 

 

 

 

 

 

【読】おじさまと猫

猫好きさんから

頼んでないのに強制的に回ってきた「おじさまと猫」

 

f:id:SOLITUDE:20180729171643p:plain

 

 

猫も可愛いですけどどっちかっていうと私犬キチガイなもんで

 

 

TwitterでフォロワーさんがRTしてるのを時々読ませてもらってましたんで

うっかり泣ける話であることは承知の上 できれば家で読みたかったんですが

頻りに読んだ?読んだ?とうるさいので仕方なく仕事しながら読み切りました(笑)

 

 

ですがまとめて読んでみるとこれ凄い作品ですね←

 

 

何が凄いて

猫好きさんには飼い主側の気持ちが

寂しい幼少期を過ごした大人達にはwふくまる側の感情が

更には大切な人を亡くされている方には

おじさまの孤独が

重なるのですよ

 

色んな角度からその深い感情に寄り添うことができるこの作品は

単なる猫漫画じゃないですね

 

 

 

誰も興味ないとは思いますが私の母親は

 

停学になっても補導されても

みっともないからと言って迎えに来ない親で

通っていた学校のレベルが低いという理由で

卒業式にも来なくw

男がいるとわかった日から汚いと言って一緒に洗濯をしてくれなくなりました

 

本当に幼い頃は

家の中で何日も無視をされたり

広い家に住んでいると嘘をつかされたり

私の友達の容姿を馬鹿にされたりという

まぁまぁな家庭で育っている ため

 

若い頃は知り合う人に対する信頼がなく

あなたも私を無視するんでしょう?私の好きなものを馬鹿にするんでしょう?といった恐怖を押し殺すために

かなり威嚇したスタンスでコミュニケーションを取っていた私に

 

「そんな家からは逃げてもいい」と教えてくれた

ガラスの10代の頃の彼氏のことを思い出しました

 

 

長い そして重い(笑)

 

 

ふくまるが

自分を本当に愛してくれるのか信じられず

怯えながらも手探りでおじさまに心を開け渡してゆく姿が

16歳当時の自分と重なってしまうという予想外の自己開示に自分で驚きが隠せません(笑)

 

ペットショップのお姉さんがふくまるを手放す時のシーンだとか

おじさまが家族に対する後悔を回想するシーンだとかね

誰もが一度は感じたことのある

切なくて哀しいけどそれを全部埋めてくれるような「愛」の表現があまりに可愛いくて

結果"ふくまるを飼いたい"という衝動でまとめられましたw (ポチった)

 

それでいて

触れずにいた古傷がじんわり浮かび上がってゆっくり解けていくような感覚に

言いようのない安心感を覚えます

恐らく

古い感情が成仏するタイミングの人には

とても響く作品なんじゃないかな

 

漫画で感想文書いたのは初めてですw

 

おじさまと猫素晴らしい

 

 

猫好きじゃない方も

傷なんてない方も

どなたにもお勧めの とても暖かい作品

 

 

see you next magazine. 笑