SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

【想】心に響く命の音

hideさんという人をちゃんと知ったのは2007年のちょうど今頃だったかな

アーティストさんに限らずその時に好きな人を模写するのが趣味なので

あれから5年ぐらいは狂ったようにhideさんばっかり描いてた(笑)

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毎年 というか幸せな気分になるライブ観る度に思い出すから

しょっちゅう書いてる気がするけれど

 

精神的にも肉体的にも生きるか死ぬかの瀬戸際にいたあの当時(笑)

たまたま見ていた動画でhideという人を知りました

黄色いジャージ姿でのパフォーマンスに惹き込まれて

今まで素通りしてきた世界を見せつけられたら

そこは産まれて初めて知る多幸感と一体感に溢れた世界だった

だからhideさんに命を救われた感覚がある

 

その時既に没後9年 同じ時代を生きていたというのに

もう動く彼を見ることができないということを何年も悔やんだから

きっと私は今でも こんな年齢になってもw

観たいものを観に行くし頭も振るんだ(笑)

 

職業柄こうゆう話をする機会が多いので

私自身はとても自然に受け止めているのだけれど

hideさんがよく言っていた(私は何度か書籍で読んだ)

「何か大きな存在に突き動かされている」というその感覚

本来は全人類が持ち合わせている感覚で

hideという人はその源の感覚に従って動いたということだと思っている

これが俗に言う「サレンダー」というもので

先日のKAMIJOさんの耽美主義の話のように

道徳や倫理 常識に逆らうことであっても それをやるということ

自分の中から沸き出てくるものに一切の否定入れずそれをやることで

”人生の流れに乗る”のです

それは 

前例がなかったり 

周囲に批判されたり 

人に嫌われたり

あらゆる恐怖や弊害があれどそれゆえ 

道がない場所に道を産むことができる

恐らく一度は深い孤独を感じるし

とても勇気がいることですが

 

そうすると 周囲に大きな影響を与えることができる

hideという人はそれを貫いた魂であって

1998年に肉体を離れるということまでもが宇宙の計算の内

 

私はあのとき 

既に亡くなっている人であったから興味を持ったのかもしれません

そうゆう必然を自覚されている方が 恐らく他にもいるはずです

 

 

 

世の中的にこれをしなければいけない

将来のことを考えて 親や家族を心配させたくないから

そうゆう世間一般論が間違っていると言いたいわけではありませんが

人間という肉体経験なんて明日には終わってしまうかもしれなくてね

自我の求める優越感に飲まれ「現実」という幻想に呑まれると

自分の奥から生まれてくる純粋な欲求を消してしまう

 

ソウルビジネスと呼ばれるものをしていると

それだけで光り輝いて

それだけでたくさんの人が魅了されて

それだけで感激する

 

私は普段のライブに そんな姿を見ているんだと思います

 

本当に好きなことをしている人たちは

ステージの上でキラキラ輝いているし

その姿を見続けていたいという自分のために

このブログを通してそれをたくさんの人に伝えられたらいい

お客さんが増えて もっと自信を持って続けられたらいいし

実生活や常識 周囲の声に反応して 

本当にやりたいことを辞めないでほしい

 

という

私のエゴが作ったブログなのかもしれませんね

 

少なくても今の私にとっては

音楽を通して文章を綴ることが「やりたいこと」なんだと思います

 

 

自我の計算ではなく

この世界でのやりたいことが ”歌うこと”である人の声は

聴いてるだけで心の深いところに届く

 

 いつ気づいても

 

純粋に生きてる人のそばにいると

それが伝染する

他人に勝つ必要も 他人を蹴落とす必要もなくなる

 

これからどんどんそうゆう世界になっていくと思うけど

とにかく現実に惑わされないで 

ひとりきりになっても

好きなもの 好きな音 好きな人を

追い続けていたいと思います

 

 

世界って あなたみたいな人がいて

彼みたいな人がいて 私みたいな人がいて

だから成り立ってるし

本当に 何が起きても大丈夫なのです