SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクが綴る雑なライブレポとレビュー

キズ4th ONEMAN 「 さ よ な ら 」@Zepp Tokyo

いつも思うけどZeppのこの上のカーテンはなぜこの微妙なカラー

 

9/24(MON)

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「Aチケット1000番までの方~」って

X以外の大御所に行かないものでZeppでは正直初めて聞きましたw

 

久しぶりに記事が書きたくてたまらなくなるステージを観ました

曲知らなくても何か感じられる自信があったので調査不足で挑みまして

曲解説ができないんですが

観て聴いた印象をそのまま書きますね

 

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「キズ」

バンド名的には他のヴィジュアル系に埋もれていて
名前だけ知ってはいたけど対バンが当たることもなく
そうこうしてる間にLIQUID ROOMが一秒でソールドっていうから聴いてみたバンドなんですが

だって始動して1年程度だったでしょ
公式で上がってるMV再生1分で誰もがそら売れるわと思うであろう音 というか声で
更にライブ映像を見てみたら確実に音源よりクオリティーが高そうだったので
是非一度生を見てみたいなと
スタンディングはこれが最初で最後かもしれない
キネマなんて当たる気しないし次のチャンスは国際フォーラム(笑)

 

何年か前アルルカンも結成年だったか翌年かのWestが確か数分でソールドして行けなくて

その次のワンマンの時 満員のお客さんを前に

広いステージで若干の初々しさが不釣り合いだった記憶があるんだけど

 

初めて見るキズのステージは初々しさどころか
開始から5分程度身体が固まってしまうような演奏だった びっくりするよほんと

普段見てるバンドも充分上手いし確固とした世界観だと思ってるけどそうゆうレベルじゃなかった

何が違うって覚悟が違う  全然違う

ステージ見てて怖くなるぐらい

Zeppに立つ現実より先にZeppに立ってたと思われる堂々たる勇姿に身震いしたほどです


MV見ただけでもそんな気がしてたけどドラムがすごい
とち狂ったヴィジュアルのドラマーさんてもうそれ自体が魅せ場みたいなとこあるじゃない

でもこの人はヴィジュアル プレイスタイル

パワー 技術 全部が並外れている
派手なドラミングにあの人ばっかり見てしま…いそうなのに他のメンバーにも目を奪われ   ってか
ああゆう人普通バンドに一人だよ(笑)
ベースの人はチェロでも弾くんじゃないかっていう"人間"の装いだし
ギターの人はまた人間じゃないし
でこのギターの音も
謡曲ベースのバンドでよく聴く音ではあるんだけどなかなか個性的な音で
あのドラムと合わさったらいきなり唯一無二の”キズ”の音になる


そして何よりボーカルがヤバいですね
そもそもあんな声が出ることにいつ気づいたんだろう(笑)
低音の部分は当然のように歌唱力高いんですけど
高音にいくと声が変わるから一曲の表現がとても一人のボーカルと思えないくらい幅広く感傷的で
聴いてるほうの感情が飲み込まれる
こんな初見の傍観者までもステージの世界に引き込んでしまう表現力は圧巻でした

しかも音程が合ってるのか外れてるのかわからないのに上手いんだよ
伝わるかなこの感触…

高音が出なそうとかそうゆう不安も一切ないんだけど

団長みたいに地声が高いゆえの安心ってわけじゃなくて

あの人は歌いきるっていう謎の信頼が一瞬にして生まれた

だから それが"覚悟"なんだと思うんだな

 

 

白い衣装だからっていうのもあるけどメンバー登場から神々しくキラキラしていて
満を持しての来夢さんの登場に1000人以上のオーディエンスの麺コが響く

その声を聞くだけで鳥肌が立つ神様感w

よほどの大物を見る瞬間と同じボルテージで

「傷痕」から始まった

真っ赤な照明の中で聴くあの高音は

明らかそこら辺のV系とは比にならないクオリティーの実に否定的な感情を乗せて響いてきた

全体通してVJも凝っていて 初めての大箱にしたら十分すぎる演出に

鳥肌が止まらない

 

プレドニンステロイドという薬のトラウマにより購入できなかった「ステロイド」なんですがw

スクリーンにリリックビデオが流れていたので確認したら

C/Wの「豚」という曲かな

ギターソロの前のドラム涙出たんだけど(笑)

ドラムだけで泣かないでしょ普通

なんなんだこの圧倒的なエネルギーは

 

全員低姿勢で揃って回転ヘドバンしたり

Gt.reikiさんがソロを弾いてる間は
Ba.ユエさんとVo.来夢さんが合わせて膝をかっくんかっくんやりながらリズム取ったり
その後来夢さんとDr.きょうのすけさんが揃って右手上げたり
狂気に満ちた演出に見えて

細かいフォーメーションはかなり計算されてると思う

 

 

早送りのMVが昔のアメリカ映画みたいな横モッシュの曲 

タイトルがわからないんだけど

エリーゼのためにの一節が入ってたりして

割と短くキャッチ―な旋律をベースにアホほどアレンジをしているという印象で

難解曲が多い

 

スクリーンに大きくMVが映し出され会場じゅうの感情が混ざって渦を巻いているようだった

「おしまい」

生で聴いたらすごいラスボス感 これほんとに凄かった

ららららら~の気持ち悪さもMVの毒々しさも 

最後のベースに”諦めろ”と言わんばかりにまとめられてしまう



リキッドの時の「おしまい」が上がっていて 

これを観てクオリティーに驚いたんだけど

演奏技術や演出だけじゃこんなことにならない

生を観てそれが何だかわかった

 

本編が終わって1000人越えのアンコール

会場のアンコールが揃った瞬間も鳥肌立った(笑)

 


アンコール

 

あんまり自信ないけど一曲目は多分「蛙」かな

後方のスクリーンには今現在の4人の姿が大きく映し出され

うっかり涙腺が刺激されてしまうんだけど まだ1時間くらいしか彼等を見てないというのに(笑)

 

持ち曲全てやっても15~6曲ですよね

セトリがなんとなく読めてしまう範囲でもあるし

Zeppでワンマンやるにはとても足りてるとは言えない曲数を

ものともせず

パフォーマンス含め全ての楽曲が音源の数倍のクオリティーで演奏されるから

次の曲にいちいち期待が膨らんでしまう

そしてまったく期待が外れることがなかった

 

アンコール2曲目


ユエさんがドラム方面へ きょうのすけさんに接近すると徐々に頭を落としていって

きょうのすけさんが横を向き  2人は顔を近付けちょっと今なにしたの
急激に心拍数が上がった次の瞬間
お立ち台に体を倒して弾いているreikiさんの顔に

歌いながら顔を近付けてく来m今なにしたの

 

一瞬にして汗が吹き出るようなパフォーマンスもちゃんとこちらが順番に視点を移せるように細かく仕組まれている

 


以下(多分)天誅の後の来夢さんのMC抜粋です

 


楽しかったです
一度は 捨てた命かもしれないけど


僕は


音楽に救われて
今日まで生きてきました
せっかくだから
残された時間は
救われたいやつだけ
救っていきたいと思います

 

なんかすごい 今そう思います
生きてて良かったなぁって

 

最後です

 

 

曲の最後のほうは
声が叫びに変わっていくんだけど
あえて「叫び」と書くんだけど
V系あるあるの高音がキツいからのシャウトじゃなくて
演出としてのシャウトが完成されているから
崩れ落ちてくパフォーマンスと合わさってこちらの感情を強く揺さぶってくる
演劇見てるみたい
それこそ彼の魂の使命というのか

どんどん人を巻き込んでいく
あんな広い会場でも 客席ひとりひとり全員に届いてると思うんだけど
抑圧した強い何かが歌声に乗って絡み付いてくる

 


アンコール終わってサービスタイム
きょうのすけさんがスティックをたくさん持って出てきて
客席に投げようとした瞬間


ちょっとちょっと  戻れ(ハウス)

 

今決めた
お前らまだ足んねぇだろ?
足んねぇよなぁ?
ほんとに決めてなかったから
一曲しかないけど

 

キズって本当
自分で思うけど 気難しいバンドで


ここにいるお前らのおかげで
今日があります
ついてきてくれて

ありがとうございます


でも ありがとうなんて 簡単な言葉で
終わらせたくないと 思っていて
ありがとうに変わる何かを 探し続けているけど
まだ  見つかってないので
もう少し  時間をください


いつまで歌えるか 知らないけど
もう少し  歌わせて下さい

 

 

 

最後に一曲追加されたけれど

さっきはSE鳴ってなかったからこれも計画的だったのかなと

 

最後の最後 きょうのすけさん以外全員が捌けてからステージに一人残って手を叩きながら
きょのす!きょのす!という

あれは恒例なのでしょうか

初見が推測で設定したキャラが困惑するきょのすコールを自ら煽り
そして泣くという 

私達の母性をかっ攫う行為をしたのでもう目が離せません

というかメンバー全員誰からも目が離せないです

 


曲調は歌謡曲ベースではあるんだけど音が綺麗だし
独特なアレンジと演奏力合わせたら

同じフィールドで勝るバンドは今ちょっといないかなと

DIRの”人間を被る”聴いてる時とそんなにテンション変わらないもん色んな意味で
原型が単純な作りでもこねくり回して特徴ある歌い方して最終的にキズの曲にしちゃうあたり
これからどんな曲が出ても売れるんじゃないかなと思う

 

 

始動間もなく売れてしまうとMC力が追いつかないという観念がありましたが
喋ることも考えてきてるのかな

話す言葉ひとつひとつが重いものでMCにも感情が持っていかれるんですけど

一度のライブで向こう一週間ぐらいは影響を受けてしまうような力があります

 

最近見てるステージが自分のベースになっていたので

それが一気に引き上げられてしまった

 

久々に見た

今このステージで死ぬ覚悟のライブ

 

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アンコール終わってからは告知映像が流れていましたが

3年目にしてホールツアーという

国際フォーラムって1500程度のキャパみたいだから

武道館とかいう情報を目にするのも時間の問題かもしれない

 

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帰り道にヘルタースケルターとザアザアのフライヤーをもらいました

キズ 次のワンマンは1月11日のキネマ 黒服だそうです

今のドリンクホルダーかわいいね 

 

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次は・・・何に行きましょうね 笑

本当に影響力すごい

時間的に観れそうだから行こうかなーみたいな感じだったライブに

行く気がなくなってしまうようなマインドコントロールをされてしまいました

映像関係も買ってしまいそうです

 

きっとプロの人のレポが上がるとは思いますが

拙い感想文をお読み頂きありがとうございました

 

see you next gig.