SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

もうひとつの『黒い雨』

さいたま行けてないんでレポではありません

※どちらかというと心理記事です

 

キズに出逢ってから曲を通して自分に向き合わされてる気がして仕方ないですが

先入観持たせてしまいそうなのでこの記事読まないでライブを観た方がいいかなと(笑)

書き手としては今思いついたことはエネルギーが乗っている今書いた方がいいので

記事にしてアップしますが

皆様が読むのはFINALを終えた後がいいのかもしれません

さわりだけ読まれてからご判断ください

 

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自分に対して本気で「愛してる」と言ったことありますか

 

もしなければ今

自分の身体の中の胸の辺りに意識を向けて または鏡に映る自分に向かって

伝えてみてください

本気で 声に出して

愛する誰かに伝える時のように

 

そしてこの曲の中の”君”の部分を自分の中にいる”もう一人の自分”に変えて聴いてみてください

 

これほどまでに愛し守っているのは誰で

愛され守られているのは 誰でしょうか

 

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強い表情で戦うその人の後ろでは

優しいベース音が響いていて

 

泥の中でもがき

抵抗や圧力を跳ね除け進み

ボロボロになりながらも夢に手を伸ばす

暗闇の中頂上に立ったと思えば

また泥に足を取られ戦い続ける・・

ある意味彼も戦士のよう

 

戦士の・・・ようだな…と思って見ているうちに

それが自分に見えてきました  笑

当たり前ですが見た目の話じゃなくてですねw

 

それでこの曲は自分から自分へのラブソングとしても聴けるのだということに気がつきました 

私が真実だと体感し提唱する心理学 真理学は

「世界は全て自分  全部自分の中で起きている」

という概念が根底にあり

それを中心に問題を紐解いていくのですが

その考えを当てはめると

 

 

戦争とは 自分の中の戦争

自分と 自分が 理解し合えていない 喧嘩している状態

例えばどこかで「いい歳してライブばっか行ってて良いのだろうか」と自分のことを思っていると

親や友達 誰かがそれを自分に言ってきます

自分が自分に言っているのと同じ言葉を他人の口を使って自分で聞いている

(人から責められる 叩かれるetc・・)という仕組みです

バンギャさんならたぬきでの叩きなんかまさに自分との戦争です

普段(自分で自分を馬鹿にしてるために)誰も褒めてくれないから

自分はお前らより凄いんだと特別なんだと公言したいわけです  でも面と向かっては言えない

だから顔の見えない世界で誰かの見た目や意見 生き様を馬鹿にして叩いて上に昇ろうとする

惨めな自分を見たくないがために他人と争っているのですね

でこれは個人レベルの話で

戦争って単にこれが集団化しただけの話なので

戦争とは 自分の中の戦争

というわけです

 

 

 

どうかなぁ

心に闇がない人には届かない記事だけど

闇があるからV系に惹かれるんだと思うんだよね

だからどうだろう

届くといいな と願いながらまず自分が服を脱ぎますね(笑)

 

 

 

 

私は今でも 決して穏やかな人間ではないですが 笑

思春期の頃はギザギザハートだったので触るもの皆傷つけましたし

20代になっても社長にテメーと暴言を吐き捨て男性上司と胸ぐらを掴み合う喧嘩をするような血の気の多い女で

警察の方には大変お世話になり本当にありがとうございました()

 

でもそんなことをするのにはちゃんと理由がありました 言い訳ではなく”理由”

それは 自分を守るためでした

 

無抵抗な子供時代の自分を 守るためでした

 

 

私はわがままも言わず親のいうことをよく聞く大人のような子供でした

幼少期に素直な感情を出せず子供として生きることができないということは

自分を取り巻く環境が安全ではなかったということになるのですが

要は家庭の中にいる人間が 全員敵なんですね

 (家族が敵ということは世の中全てが敵になります)

でも幼い子供なので 抵抗や攻撃をすることができず

ただ順応して耐えることしかできないわけです

 

しかし思春期になると反発する言葉も覚えるし

力だってついてくる

数日程度なら家出することだってできる

そうして強くなった彼女が

あの時抵抗出来ずに膝を抱えひらすら耐えていた少女を守り 仇をとるために

外敵と戦い始めました

 

よく 親になってみて初めて親の気持ちが…とかって言いますが

私達のような経験を幼いうちにすると

親になる前にそれを知ってしまいます

親たちもただの人間であり

最善を尽くしての不器用な愛し方であった事を早くから見抜いているので

自分の親に直接幼女の敵討ちをするという選択ができず

その怒りが外に向くんですね

無抵抗な時代に抑圧した怒りを 彼氏や上司にぶつけて

代理復讐をします

(親に直接復讐する場合は家庭内暴力や家族内殺人

親への怒りである自覚がない場合は動物の虐待 無差別殺人などの行動に出ます)

 

 

幼い自分をもう二度と傷付けないために

彼女は 私は

命を懸けて戦いました

 

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あの子を傷付けるなら私は銃口を向ける

あの子を守るためなら私が盾になる

あの子のために私は自分の命さえ差し出せるんだ

 

自ら泥の水に飛び込み わざわざ敵を作って

戦って 夢を見て 勝ったり負けたりしながら

もがいている

だけど 

そこまでしてきたのは あなた(私)を守るためだよ

という

戦士として生きた自分から 幼い頃の自分へ向けた

ラブソングを聴いているようだと 思いました

 

今でも・・ 

何故これほど 他人と争ってしまうんだろう

とか

何故自分を愛してくれようとする人をも遠ざけるようなことをしてしまうんだろう

とか

何故私は 子供を産まなかったんだ

とか

 

世間を物差しに大人になった自分を裁こうとすることもありますが

それは全て

幼いあの子を守るため

でした

 

それを 幼いあの子に伝えなくてはいけません

今の自分が それを理解することで  和解する

幼い彼女と 戦い続けた自分 今の自分

世間の物差しを片手に握る自分 …

何人もの自分が 自分を理解することで

戦争が終わります

 

ですから

世界中の人が自分の中で終戦をするとき

世界から犯罪も戦争もなくなります

 

まだまだマイノリティーな話でしょうか

ですが間違いありません

確固とした自信を持って今日の記事を書いています  

 

 

私の中のもうひとつの『黒い雨』

それはあの頃流せずにいた涙

 

 

 

この曲が今の自分の目の前に現れるのも不思議な話で

3年前ならこんな解釈はできなかった

 

自分へありがとうと愛しているを本気で言えたときに

全ての戦いが終わります

 

 

誰も

あなたを理解ってはくれません

自分しか自分を理解できない

だけれど自分と自分が手を繋げた時には

あなたを本当の意味で理解する誰かが現れます

世界は自分 自分は世界 

なのです

 

 

曲中”君”の部分に

ご両親のどちらか を当てはめて聴くこともお勧めします

大半はお母さん 

恋愛がうまくいかない人はお父さんを入れてみて