SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

私の命を救ったライブハウス

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流れてきた情報ではなくて自分の目で見たものについてだけ評論する主義なんですが

私の家には15年ほど前からテレビがないので昨晩?の報道も見ておらず

ライブハウスがツイートした情報を元に語らせて頂くという私史上異例の手段を取ります これはそれほどの事態です

※正確には「私の命を救ったエンターテイメント」かもしれませんが

ワード検索に引っ掛けたいのでwライブハウスにしました

 

 

昨年の夏に真天地開闢集団-ジグザグ-というバンドの音源レビュー記事を書いたのですが

WANDSというメジャーなバンドの新ボーカルが発表されてから

このブログのアクセスの7割がその記事へのアクセスなのは

テレビというものが持っている力を物語っていると思います

それだけ影響力があるメディアが国民に流している情報であるということを念頭に置いて今日の記事を書きたいと思います

 

この方もそもそもライブハウスで感染したわけではないし

手刀に行かれた時には何の症状もなく

ライブハウスもこの方もこんな報道される要素何もないというか

例えば朝の8時台に〇〇線の何両目に40分乗車した なら

その電車をいちいち報道するのかっていう話になってきます

 

 

本当にたまたまなんですが 先月からnoteで自伝小説を書き始めました

連載方式で投稿しているので物語がまだそこまで進んでいないんですが

12年前に自殺未遂をした私は"ヴィジュアル系の音楽"というものに出逢い

人生で初めてと言えるほどの大きな愛を知って もう少しだけ生きてみようと思った

その場所がライブハウスでした

 

その時すでに31歳でしたので バンドに夢中になる年齢ではないだろと思われるかもしれませんけれど

「死」を本気で意識した人間にとって「生きる」ことが考えられる希望というのは

ほぼ例外なくなりふり構わず夢中になれるものであり

そしてそのなりふり構わず夢中になっている時にこそ”生きている”と感じられるのです

 

自殺志願者のほとんどが必要以上に人の目を気にして生きています

その人目がいつしか 自分が自分を監視する目となり

自分自身を滅ぼすことしか考えられなくなる 一種の病です

 

初めてライブハウスに足を踏み入れたあの日

大好きな音に包まれながら客席を見渡したら 

長い髪の先まで汗を滴らせ 限界まで体を動かし 声を張り上げ

好きな人をキラキラした瞳で見つめるたくさんの笑顔に圧倒されました

誰も 周りの人の目を気にしていなかった

推ししか見ていなかった 笑

ここに居れば 私は誰の目も気にせずに居られるという安心感が

私から「死にたい」という欲求を剥がしてくれたのです

自分の体に初めて「命」が通ったと感じました

 

私の人生 もうこれだけでいいなと思っています

これほど幸せな感覚を得られただけで 他のどの人生より価値があると

本気で思っているのです

そしてそれは あの時死にたかった自分がいたおかげです

人はこうして自分の過去を愛していくことができるのです

 

昨晩 手刀というライブハウスが正確ではない情報を持って報道されたというツイートを見かけました

マスコミは このように報道することが正しくない ということを

わかった上で報道しています

間違っていることを やらなくてはいけない

誰かに言われたことをしている

つまり本心の本心では やりたくないことをしているのですよね

だから

やりたいことをしている幸せそうな人たちが許せなくなるのです

実務をやらされている個人個人はもはや自分の幸せが何なのかの感度さえ麻痺していて心が亡くなっていると思いますが

大きな枠組みで見ると要は僻みです

 

エンターテーメントに生かされる私達は

マスコミや政界の方々がきっと体験したことのない幸せを知っています

この感覚を知った人間が

あんなに悲しいことができるはずがない

だからどうか 騒動が終息した時には

子供の頃から好きだった 演劇 音楽 う〜ん・・・マスコミや報道の仕事をする方なら

演劇やお笑いに興味があったのでしょう?と思うんですが

その業界に入った時の自分の気持ちを迎えに行ってあげて欲しいと

心から願っています

 

人を不幸にするとわかっていることが平気でできるのは

自分が幸せではないからです

オタクを宗教というなら政界やテレビはどの業界よりも宗教です 宗教団体以上に宗教です

そこから個人レベルで離れていかないと 

一生誰かに言われたことをし続けることになり

人生が不幸で終わります

先ほど書きましたが実務をされているマスコミの方は感覚自体が麻痺しているので今は何も感じないと思いますけれど

その感覚麻痺こそがいずれ自殺に追いやる最たる要因です

そしてその時に救ってくれるのは紛れもなく

あなた方が今潰そうとしているエンターテイメントです

 

 

それで私は音楽に命を救われたので音楽にお金を払い続けたいんですよ

払う機会を減らさないでくれとも思ってます

現場に行けなくていいからチケ代ぐらい払わせろ(笑)

 

 

V系ライブレポ芸人の自伝小説【カサンドラ】

 

アクセスナンバーワンのこの記事ですがライブを見たのはたった2回w

 

See you next gig.