SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

LOVEBITES BATTLE AGAINST DAMNATION TOUR@ 渋谷TSUTAYA O-EAST

6/28(THU)

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【THANK YOU! SOLD OUT!】←すごい

でもライブ見たらこんなん売り切れるわと思いますよ

LOVEBITESは先日イギリスのメタルハマーゴールデンゴッズでBest New Bandという賞を受賞されたとか

メタラーじゃないのでそのすごさがわからなくてすみませんがw)

おめでとうございます!

EASTのソールドって私がいつも見てる界隈だとだいぶ大変な印象

過去最高にパンパンだったEASTは摩天楼オペラのメンバー脱退ワンマン

最近ではあの次ぐらいに混んでたと思う 2階解放してたもん

 

2月のduoではキャバクラの周年イベントに潜入しているかのような気分になりましたが

あの時より女性率が上がったと思う

広いせいもあるけどアウェイ感がだいぶ薄れた

V系で規模が上がると徐々にメンズ動員が増えてくるのと同じ原理なのかな?

 

EASTで見えないという経験があんまりないですがw

さすがに殆ど男性陣で埋め尽くされた前方をどう臨んでも

お立ち台に上がった際のメンバーの顔しか見えませんでしたのでいつものように

見えてない部分は妄想でレポートします 

(というか感想)

 

 

今回もBGMがメタルメタルでメンバー登場前の会場の熱を上げてくれます

私でも知ってるメタリカ~InFlamesはとてもテンションが上がった

 

暗転すると紅く照らされた大きな幕のど真ん中に

ドラムはるぴーの黒いシルエットが浮かび上がる

MIYAKOさん midoriさん mihoさん と続けて黒く勇ましい影 最後にasamiさんのシルエットが現れると既に沸いていた客席からは大きな歓声が

 

満を持して幕が上がるとBATTLE AGAINST DAMNATIONジャケットの狼が巨大なバックドロップになって5人を支える 

このシンプルなステージセットが華やかな5人の勇ましさを際立たせていてかっこよかった

 

先日簡単なアルバムレビューをした際にも書きましたが

BATTLE AGAINST DAMNATIONの一曲目 THE CRUSADEのイントロは

聴く側の期待から1ミリもズレていなく

この日も一曲目はこれでこんな感じ の期待を裏切ることなく熱いスタート

asamiさんが一声出しただけでほんとこの人凄いなと

外人だよ外人(笑) 

アニソン歌う人で時々あのぐらいの声量音域パワーのある人いると思うけど

ビジュアル的にも脚も顔も綺麗だし可愛いしおっpp(  

色んな意味でどデカい会場にまったく負けてない

 

続けて攻撃的なナンバーWARNING SHOT

こんな曲でも演奏も歌も音源と同じなのがすごい

速くて強いmidoriさんのソロは音が少し籠って聞こえたのだけど

この後徐々にクリアになって終盤は最高でした 

 

メタルファンがこんなにたくさん集まってくれてすごくうれしいです♥

 

メタルファンというよりクラシック歌謡ファンな私ですが

メタルファンじゃなくても聴けちゃうのが強み

メタルに限らずあらゆる音楽を”聴く側のプロ”が曲を作ってるとさえ思います

 

 

新譜の曲のため生を初めて聴くBreak The Wall 

疾走感溢れるわかりやすいメタルですが個人的な推しは2:45からの(笑)変調部分

切ないアルペジオから始まり予想の通り突然の演歌のようなギターのメロディーラインは涙を誘う切なさ

こんな強い曲の中に哀愁も漂わせるなんてまるでひとりの人間の陰と陽

そのありのままの姿を演奏しているようだった

 

 

私たちのリードチューン みんなわかってるよね?♥

タイトルはぁ?♥

 

お客さん:しゃど→め→かあぁぁぁ.. (gdgd  笑

 

SHADOWMAKER聴くのがなんだか久々な気がしましたが

キャッチ―な旋律でメタラーからバンギャまでを引き摺り込むこれは本当巧みに計算された曲

ああいうイントロ聴いたら何も考えずに頭を振るというバンギャアプリが搭載されているため反射的にバンギャの動きをしてしまう私とても楽しかった(笑)

 

サビのツインペダル何度観てもかっこいい

前回より更にガッツリ踏んでて女の子な上半身からはまったく想像がつかない安定感w

麗しいギター2人のユニゾン部分は咲きたくて咲きたくて  夏…

 

ラフマニノフオマージュと聴いてこれの生演奏を大変楽しみにしてきました

Above The Black Sea

イントロの泣きのギターから繋がる激しい幕開けは全ての音楽ファンの心を掴んでいますね!本当に!

higher and higher~♪のところはasamiさんが手をこちらに向けて合唱に

ラフマニノフほぼまんまの旋律をギターでなぞるソロは良い意味でベタでジャパメタらしい耳心地 クラシックがこんな風になるなんて

そうかと思えば最後のギターソロは先ほどのラフマニノフみを残しつつその後に続く高音ボーカルに自然に繋がって一瞬私の耳をRaphael華月さんのギターの音が過った

素晴らしい

 

 

私たちをつなげてくれたこの曲

そんな前振りからINSPIREの歌い出し

MIYAKOさんの生ピアノに乗ったasamiさんの余裕ある声が綺麗すぎて頑張り疲れたおじさんたちの心に真っ直ぐ届きます 思わず涙がw 

 

終わり方選手権NO.2(私ひとり調べ)のThe Apocalypse

サビの後半でツインペダルがドコドコなるあの部分も超かっこいいんですけど

その後の(見えてないけど多分)タムとシンバルの連打もなかなか見ものであの人本当にラーメンとか焼き鳥のミニチュア作ってる人?

 

 

 

前回も書きましたがThe Apocalypseは最後が本当にやばい 

熱く上下しながら昇り詰めた後に響くピアノの低音がめちゃくちゃやばい涙出る 

ベッド・イン見た時と似た感覚を覚えたんだけど

目の前にいるのはいい匂いのしそうな女の子たちなのに

あまりに勇敢すぎて鳥肌立つ

duoの時からかっこよかったけどあの時よりも 

確実に積み上げた自信がプラスされて

もうどんな世界にも負けないというくらい

まるで戦士のようだった

上辺じゃない 女性ならではの芯の強さ

男性バンドには真似のできない美しさだと思った

 

Don't Bite The Dustア~ ⤴ ア~ ⤴  ア~~ っていう上のラ(←毎度素人な表現で)

ゴオオオーーーーーーールッ!!!!みたいな気分になり思わず拍手したくなります

乗りよく拳を突き上げた果てに

横向きで天を仰ぎながらその頂点を地声で極めるasamiさんのしなやかなかっこよさ

あれ楽器隊もドヤァって思うでしょうね 聴いていて本当に気持ち良い

 

Shaowmakerが本編最後かなと思っていたんだけど

最新アルバムからUnder The Red Skyでした

アラビアンナイトな旋律になる箇所は折り畳みたくて折り畳みたk

最後のコーラス部分がワールドカップかと思う一体感 なんてタイムリ

これはこれが最後なわけだわ

しょっちゅうあるわけでもないライブに集まった人達のまとまり具合に感動したよ

そしてこれも堂々たる終わり方で締めも最高であった

 

 

~en~

 

私が大絶賛している

LOVEBITESのFaith&Decision(Versaillesの曲)

EDGE OF THE WORLD

これを読まれている方にはどうでもいいであろう無駄情報ですがVersaillesにもEdge of the Worldという曲がありましてそれも素敵なんです

曲が始まる前の雰囲気からして他の曲と違う

細かく言えば3:00頃からのパートがこうゆうバンドにありがちではない異彩を放っていて

静脈を打つようなイメージの水戸黄門ドラムから後が本当に素晴らしい

4:24~のギターがもうここばっかり100回聴きたいくらい良い 涙腺に来る

上下の音の違いも素敵だしその後に続く先ほどと違うボーカルのメロディーラインもこの何とも言えない構成ならではでたまりません

 

Bravehearted 英詞バージョン

最後も勇敢な曲で締めて次の戦いに向かう5人の戦士たち...もはやFFの武装みたいな衣装にしたほうが似合うんじゃなかろうか 笑

片手に身体よりデカいスナイパーライフルを持って歌って欲しい一曲です

 

 

ピックを投げるmidoriさんのミニスカの中身が気になりながらも笑顔が可愛いなぁと

(多分同素材のショーパンがインナーについてるスカートだと思うよ)

(見えないと言いつつそこは見えてる)

harunaさんのスティック男並みに遠くまで飛んでたw

そんなファンサービスを終えて最後に5人並んで手を繋ぎ揃って頭を下げていたけれど

タイミングも5人ぴったり

頭を上げた時の表情を見てその負けん気というのか強さというのか

うっかり感動してしまった

男より漢で女(ベッド・インのおギグレポ以来2回目)

 

 

mihoさんがこの日のセトリとBGMセトリを上げておられますので埋め込み

 

どの曲か分かりませんが前方ではモッシュが起きていたという情報が

 

 

あの楽器隊だとあの声でしか戦えないというくらいのパワーボーカル

シャウトやデス系の声を出さない代わりに余裕のある声を意図的に抑えて

メロディーラインをEvanescenceのように丁寧に奏でる歌い方にも大変魅了される

そしてその歌声弦楽器隊に対してのこのドラムであってこれがとても重要

デスコア系の男性ドラマーさんによくある内臓に響く音じゃないのに

正確かつ重く安定したあのペダルの踏み方は彼女にしかできないんじゃないかと

うるさくないのに力強いっていうあの音が私の耳に体に最高なのです

同じ旋律の中でいくつものリズムに切り替わる曲が多い中で

しっかりその音を捉えながら重くズレないベースも

日々相当訓練されてるんでしょうと思わずにはいられません

そしてduoの時柱に被ってまったく見えなかったMIYAKOさんですが(改名されたようです 元mi-yaさん)

さっきまでえげつないソロを弾いてたかと思えば突然横顔を見せ

オーケストラの中で奏でるような繊細な音でピアノを弾く二面性に驚き

クラシックの音でシンフォニックな曲調によく合っていて

感情を伴って聴こえてくるから音源より良いなと思う曲が結構あった

 

 

既に海外でも知名度が上がっているようなので当然なのかもしれませんが

前回見た時とバンド側のスケールが変わってた

EASTがソールドするとなると次はZeppあたりでしょうか

このまま行くとライブハウスで見られなくなるのも時間の問題な気がしますねw

もっとライブ本数あったらいいのにね

分散されないから余計に即売してしまうし単純にもっとちょいちょい観たいよ

国内の箱ツアーしてほしいなぁ

 

とはいえとても楽しかった

好きな音を聴いて心が動かされるこの感覚が本当に幸せ

お疲れ様でした

 

 

 next gigは4日の下北NoGoDか7日のAREAの予定でいます

4日間に合わないからなーと思ってずっと悩んでるんだけどそうこうしてるうちにソールドしそう 笑

 

see you next gig.

 

 

 

 

コメントありがとうございます

あまりお返事できてないですが余すことなく全て読ませて頂いています

あといつも拍手押してくださってる方 

のおかげで更に楽しく書けます いつもありがとう♪