SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

アクメ セカンドワンマンツアー『No.13』@渋谷 club asia

12/1(SUN)

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雑念払いたいので先に書くよ

読んで下さっている関係者の皆様にお願い

混雑している公演でフロア内に客が立てないエリアがあるならお客さんに

 

前に詰めてって言って頂けませんか

 

(昨日は最終的にスタッフさんが言ってくれた タメ口でwそうゆうとこもドマイナー感)

前にいることもあるけどほとんどの公演は確実に前の方が余裕あるし全体見たらそこまで混んでない

後ろは最初からキツいのに横モッシュとかあったらライブ中更に詰まってくる

 

箱スタなのか盤スタなのかわかりませんが意図的に通路にいるわけじゃないのに昨日はスタッフさんにそれが伝わらなくて開演前に悲しくなってしまいw

帰ってきて思い出す時バンドやライブとセットで記憶されちゃうから

イープラでチケット買って並んで自力で参戦するライブを最低50本は見てあいてそうで入れない場所とか学んでから客に物言って頂けますと幸いです

 

 

最新WONDEFUL WORLDの生はビックリするほどかっこよかったし

ライブ自体は面白かったです いいライブでした

※以前ビバラッシュとのツーマンにお邪魔してこの記事を書いた者です

 

V系のライブを観にasiaに来るのは初めてでした

100年振りくらいに入ったんですけれどあそこはやっぱりクラブだなという感想

お客さんの人種もバンギャ感が薄く感じましたが個人的な先入観でしょうか

男性が好きなやつだろうと思っていたので男性率の高さは想定内でしたが

この規模にしては多い方だよね

 

 

Evanescenceの懐かしいBGMから

チャイムと共に暗転

設定をよく知らないまま見てますがコンセプトはなんなんでしょう

補講とか言ってるので学校なのかな?

学校感0の衣装でドラム HALさんから登場

ドラムを使って上手にお客さんを乗せながら他のメンバー登場SEに加担

一拍置いてCHISAさんが現れ一曲目はParadox

ヴィジュアル系の枠内でこうゆう曲作ってるバンドはいるけれど

これだけキャッチーに作れてクオリティーと演奏力が追いついてるバンドはなかなかいないから

こうゆう曲に統一してそうゆうバンドになっちゃえばいいのにって

前回見たときも思ったけど 次の罵詈雑言も 

リズムで振りを切り分けたりWow〜だけでメロディー刻むのとかフロア盛り上がる上手い作り方

いろんな意味で満足のいくクオリティー 

 

ついついチャゲアスの太陽と埃の中でに空耳するゴールデンタイム

曲間に余興が入る構成でツアーを回っていたようで

ギターソロの前でピタッと 止まったわけなんですが

 

CHISA「・・・HALさん今日止めないよ・・? FINALは止めないって言ったじゃん」

 

HAL「?」

 

RIKITO「止めないって話してたじゃん」

将吾「さっきリハーサルでも止まってなかったじゃんw」

あ 説明するとね?このツアーで将吾さんのギターソロね?HALさんが色々プレッシャーかけながら間違えずに弾けるかみたいなことしてきて・・

福岡は将吾さんのお父さんがね そこで腕組んで

あ〜れは感動的だった

 

 

お客さんみんな座ってるからね!座ってる中でお父さんがこう・・

 

じ  つ  は!

 

???????????????

 

今日は特別に スペシャルゲスト!ちゃんねー呼んであるから

間違えないで弾けたら後好きにしていいから もうこれ(指で丸)払ってるから

 

私箱に入る時たまたまこの方と同時に入場してきたんで(笑)

どう見てもお客さんではないのでどこかで出演されるんだろうと思っていましたら予想より登場早かったw

 

どうぞ〜〜〜!と言われて姿を現したのは真っ赤なアフロヘアのドラッグクイーン

有名な方ですか?テレビ見ないんで存じ上げませんでしたが

豊満なBODYを擦り付けるようにぐいぐいと将吾さんに接近

♡十個百個千個ま・・で辞めときましょう♡

 

や俺今までで一番 テンパってるわ  ・・喉カラッカラだもん今

 

ニヤニヤしてたけどね将吾さん

どうぞあそこのお立ち台に一緒に乗っていただいて・・・あそこ?あそこってどこ!?

 

お立ち台で二人ぴったりとくっつきながら将吾さんはなんとかギターソロを弾き切り

祝いというか誓いのキスを  お幸せに 

 

でこの後にHALさんが下手RIKITOさんの横っちょに来て座ってびっくり

あの人ピアノ弾くのか 

ちょっとおっき目のYOSHIKIかと思いました(思いませんでした)

RIKITOさんの弟さんの結婚式の時にサプライズで演奏された

RIKITOさん作詞作曲の結婚式らしいベタなラブソングが披露されましたが

キーボードに気を取られすぎました 楽器なんでもできる系でしょうか

 

WoD曲はこれかな Crossfaithのライブ来たかな

Barguestとか聴いてるとあの綺麗なお顔と声質のギャップに一瞬耳を疑って本当に歌ってるのか確認してしまうw

声量もないわけじゃないし 少し苦しそうな声の出し方が独特で

アナザーワールドとか放課後の飼育の前歌部分なんかはこの人が歌うからこその切なさが良かった

オクターブ飛ぶところも感傷的で短調のサビに繋がると泣きたくなるような情景が浮かびます

 

モノノケレクイエムの同期イントロが聴こえた瞬間会場の空気変わりましたね

ドラム凄い(笑)(笑)Bメロのリズム隊海外のメタルw

Wow~Wow Wow〜のところ演奏も一体感も半端ない

生音の迫力に本気でびっくりした

MVじゃ伝わらなさすぎてというか逆効果w もったいないって!!!生演奏すごいよこれ

 

さらに驚いて鳥肌立ったのは本編最後のWONDERFUL WORLDだったんですが

絶対 大きい会場でやるべき べき

これもWow~Wow WowWow〜 

こうやって乗せる意図が見える作り方ではあるんですが

生音すごい音圧すごい とにかく生演奏で聴くとAメロから興奮が止まらない

冷ややかに腕組んでらんなくなるような演奏でした 凄かった

 

 

〜アンコール〜

 

紙袋を片手にキャップかぶったおっさんきた

HALさんの物販コーナーだと思うんですが

何が売っててそれがいくらなのかは全然わかりませんでした

一人で喋って途中でピアノバックにフルコーラス歌い切り

メンバーの呼び込みにも一人一人時間かけてここまでで20分(※お客さんみんな座ってる)

東京ドーム前で円陣組むXファンの話とか八代亜紀のCMの話とかなんかえらい古いこと言ってたけどいくつなんだあの人

それだけ喋っても私「酒呑みすぎて頭パツーーン」しか覚えてないです

ようやく出て来れたCHISAさん目まん丸くして

長いよーー

・・・

長いよーー

 

この後CHISAさんが今後の活動についての告知を始めたのでMC全部で30分くらいあった 笑 

体冷えました ←

 

曲  曲は・・新曲腐敗蜜柑・・ROTTEN ORAGEだけど・・

アルバムに入るようです

 

HALさんがキーボードに移動してピアノを奏でてのドラムに移動 よ・・YOSHIKI・・には見えませんでしたが

多才ですごい 初見時の誤解が昨日で色々解かれました

MELODY ヴィジュアル系のこうゆう曲あんまり好きじゃないんですけど

演奏始まったら私歌詞全部覚えてて自分で引いた(笑)

ドラマの主題歌になれそうないい曲 好きです

 

欲を言えばアクメで一番好きなSENKOUを一度も聴けていないので

うーー・・・聴きたかったぜ

 

 

面白いことが好きな人達なのでしょうね エンターテイメント性が高いですが

エンターテイメント全部無くていい←否定してるわけじゃなく

無くても音だけで成り立つと思う 

余興が演奏力や曲の良さを邪魔してる気さえします

表情の作り方とか演奏中のパフォーマンスは大舞台用ではないけれど

かっこよく見せようとするエゴを捨てたらもっとかっこよくなれると思う

WONDERFUL WORLDとかSENKOUとかモノノケレクイエムとか

あの空気感はなかなかできそうでできないもので

曲と演奏と一体感の印象が薄れるのがもったいない

元も子もないことを言えばメイクも辞めてTシャツとパーカーでやった方がハマるんじゃないかとさえ

 

とか思っていたら新ヴィジュアルが90年代のもろヴィジュアル系

 

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もう もう  これやるんだったらこのまんまブレないで

この格好でスクリーモ貫き続けるみたいな軸さえあればいいのに

この格好目の前に

あの今時なコラボスウェット着たギャさん達が暴れるんでしょ?

この格好目の前に

ピンクの可愛い扇子振り回すんでしょ 斬新じゃぁねぇか

  

 

インディーズベスト というワードが気になりながら

AREA公演楽しみにしてます

曲は出る度かっこいいと思うけど

ライブは音源やMVの数十倍一体感と迫力があって圧倒されます

来年楽しみですね

大きい会場で見られる日を楽しみにしています

 

 See you next gig.

 

 

 

私本当ドマイナー通うのに向いてないんでやめればいいんですけどw

こんなの見ちゃうともったいなくて黙ってられないこれも職業病だな(笑)

規模も動員も現状維持で良いのなら別だけど

曲もライブもかっこいいのに運だとか金銭的な問題とか何か”その他”の理由で大きくなれないとしても

結局は全てが当人たちの意識の問題でしかないわけで全部自分の責任

でも自分の責任だったらどうにでも変えられるわけで

今は様々な事情を理解してくれるお客さんがついていても

現状を理解できない規模に通ってるお客さんを味方に付けてかなきゃいけないわけだから

そうする時には先にバンド側が変わってかなきゃ掴んだチャンスを逃してしまう

ってことを以前もずーーーと書いてたなって

少し懐かしく思いました

 

最後までお読みいただきありがとうございました