SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

ザアザア11周年ワンマンツアー 【目】ツアーファイナル @東京キネマ倶楽部

良いライブだったすぎて余韻から抜けられず久しぶりに睡眠削って書きました

レポを止めていたら記憶力が著しく低下し覚えていない箇所は妄想でつなげてますので全部信じないでください 

 

コロナ禍以外でキネマに来たのはキズが0を出した時の黒服限定だったと思うけどあの時くらい人たくさん

一般と変わらんぐらいの遅番かと思いきやまだ後ろがいたし一般がなんか めっちゃいたよね?

こんなに人いる周年初めてかもぐらい混んでて開場30分で足りてなかった

そのため?5分強押して開演

 

2025/12/3(WED)

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今回のツアーは札幌と静岡に行けてないんですけど

SEはずっと同じだったと思う

よくKAMIJOさんを見に来てたこの箱で(笑)ザアザアを観るのが不思議な気持ち

幕がないキネマ 広いステージへ眼球スーツに身を包んだメンバー上手側袖から登場

各地でヘアメをちょこちょこ変えてた4人  今日はステージセット含めてスタンダードなスタイルです

 

このツアーでみんなで育ててきた眼球が刺さる 華やかなスタートにファイナル感がじわじわ この始まり方は今日が最後

後ろから見てるとフロア全員が振りをしているように見えていつの間にこんなに動員増えたんかと思った

のろいうた ファイナルで やらないこともないけど少々意外な選曲

下手側のサブステージでは白装束姿の祈さんが藁人形(?だと思う)片手に激しく呪怨の舞いを見せていました

コワイクライ と どす黒い 定番を挟んでのカウントダウン え 破裂

さては良セトリなのでは

フロアもそう思ったのか盛り上がりに火がついた

どす黒い "ただの体としか見てないよ"に合わせて 低い体勢でベースを立てた零夜さんがネックをベロ~~ンしてたのは大事なことなので書いておかねばなりません

傘がない 一葵さんが下手側の階段とサブステージを使ってパフォーマンス  高いところに一葵さんがいるの MVの雰囲気に近しくて良かったし

その間センターに来てキラキラスマイルだった零夜さんも新鮮でした

ポタ… ポタ…   深緑の闇に水が滴る音 

排水口

普段のワンマンはここ朗読の位置づけかなと思うんだけど今日は定番→ノリノリ→キワモノ→聴かせ→踊らせ の流れ全部入れる気かもしれない 何曲やるのかな(震

キネマ倶楽部という伝統芸能の舞台を緑色のドロドロした粘液で埋めてしまえる影響力凄まじい

続く春さんのギターにフロアぞわぞわ 

青いレインコート

私はこの曲のライブ映像を見てこのバンドの深部に沼ったのでわかる 初見の皆さんの気持ちが

裏声で歌っていたパートが地声に変わるところとかその後のドラムとか

音源にない迫力が年々増してて語弊なく体が締め付けられるように強ばりただ圧倒される

キワモノ曲の中で最も美しく切な悲しい名曲

ここから私の名前をちゃんと呼んでよに続く

届かないギリギリの訴えを聴き続けているようで苦しい

イメージの3倍は野太いデスボを吐き出す一葵さん 同じ人の歌声と思えない悲痛な表現が秀逸です

サビ前のドラムとそれを追うギター最高すぎる

まだ暗い下手側端に櫻さんの姿

上手側の袖にはスタンドに乗ったアコギがあるの見えてるけど今日は何が聴きけるんだろう

ワタシ=エトセトラ 生ピアノが入る 大箱バージョンだけど この曲も花占いも今までファイナルのセトリに入ることあんまりなかった…?ので生ピアノで聴けるのはなかなかレアだと思います

このツアー後半は一葵さんの換声点付近の声が出しにくそうに聴こえていたんだけど

花占いの細かく音が飛ぶパートはまるで機械のように正確で変わらず高い歌唱技術にプロの意地を感じました

春さんの前にスタンドが置かれると アコギを上から抱きかかえるようにして

静かなアルペジオにピアノのイントロが重なる 雪時計

僕たちの失敗作のファイナルもWギターだったので何となく脳内であの日が重なりながら

着実に歩みを進めてきた4年を想ったりしました

たくさん愛情もらっていいですか?

ここでラブレター~~は盛り上がるしかなかった

みんな知ってるラブレターはさっきまで微動だにしてなかったお姉様お兄様も振りをしていました  男のお客さん増えたね

ラブレターだったかなぁ 零夜さんがネクタイを外して指先でつまんで床にポトって落とした その仕草さえ許されざるエ〇でありました  

一体何をつまんだのですか?(ネクタイ)

まだまだ遊べますよねぇ?!

じゃ左寄ってぇ~

蜘蛛の糸

全員左ぃ~  上手下手はわからない人いるかもしれないけど

左はわかりますよねぇ!?まずは手拍子からぁ~

左…寄ってもいいけど広すぎて8拍では元いた位置にさえ戻れなかったですw

モッシュ中に関係者席が視界に入ったけど関係者席も横モッシュしてたんだけど(笑)そんなことある?笑

どんな関係の人達かわからないけど男の人数人がバンギャばりにめちゃ盛り上がってたの面白かったw

朗読のBGMはラストに持ってきた 配布音源

暗い世界

ABメロがピアノとボーカルだけで構成されていて 耳慣れないコード

私達が共通して持っている何かが深く抉られ溢れ出るような曲だった

誰も知らない まだ思い入れさえ創れていないのだから心が動く要素はそれほど無いはずなのだけど

"自分のこともできないくせに"っていう歌詞がはっきりと聴こえて

誰かに  あなたは全然 そんなに強くないって  

言われないように

ピンと張っていた線が緩む

いつも零さないように隠している弱さの隣りを歩いてくれる 彼らがいる世界を見失いたくなくて 

必死で追い掛けているけれど

もしかしたら彼らの姿は 中毒者達がいて初めて鏡に輪郭を映すのかもしれない

一方が与えているようで実は 支え与え合っていて 

互いに誰一人として欠くことができない

いつの間にこんな存在感になっていたんだろう

共依存を思わせるような深い深い繋がりを感じる

とても良い曲だった

 

アウトロのピアノを残したまま静かにステージから去ってゆく

アンコール あるよね?って

初披露にして不安になるほどのボリュームと大役感 本編だけですごく疲れた

 

~アンコール~

メンバー4人の顔がプリントされた見たことないTシャツに着替えて出てきた(笑)

販売されているわけでもなく真相は謎のまま

11周年 来てくれてありがとうの感謝を伝えてから 少し枯れた声で 一葵さんが話し始める

 

今日は みんなに

聞いてもらいたい 話があって

フロアの反応を少し窺ってから

実は…今年の4月…?かな?に

お世話になった  タイムリーレコードを離れて
自分達で
活動してます
それは別に 規模を小さくしようと してるわけじゃなくて

不安に思ってる人も いると思うけど
もっと 自由に やりたいことをどんどんやって

みんな巻き込んで大きくなっていこうと思ってるんで
これからも
着いてきてくれたら 嬉しいです

 

亞んちゃん どうですか?(雑)

亞んちゃん 椅子に立って一葵さんを手の平で指しながら

今日もかっこいいですよ?

笑ったけど多分本気で言ったと思う

昨年10周年の時に …10年かぁ~…て すごい感慨深い思いがあったけど

なかなか10年続くバンドって 周りにもいなくて

(みんな亞んちゃんが泣かないか心配してるw)

10周年!(?)これからもなぁ!頑張ってくから!安心して着いてこいよ みたいなこと言ってたけど滑舌悪くて10周年に聞こえてるのか間違えてるのかフロアは気になっていた(笑)途中から10周年になってたのが気になった(代弁)

昔から 嫌いな言葉があって
あの
母校のね…?校門のとこに
"継続は力なり!!!"てこう…貼ってあって
あの…当時陰鬱な学生だったものですから
継続は力なり… …

と思ってたんだけどね…?
ザアザア  11年続けてみて
続けてるからわかることとかいっぱいあるわけよ メンバーもだし みんなの声とかもさ
最初から来てくれてる人とかもいるの わかってるけど
ザアザアって昔こんなじゃなかったもん
だから …あれから何年だ…?

バレるからやめたら?

 

「継続は 力」です

 

自分達でやってみたら ほんっっ
                                    とに大変で
バンドって自分達でやるのってほんとに大変なんだなと思いました
だから今(関係者席見て)スタッフの人たちとか
みんなにも
すごい感謝してます
みんな居てくれなきゃできないもん

 

俺たち今何も属してないから

みんなの

みんなの会社だから

 

^^^?

 

それだと何百社とかんなってまうやん

あそか…ごめん頭わるい^

みんなで作ってくってこと    …わかる?

みんなで作ってくんだよ ザアザアを

 

この話が終わったら メンバーみんな 見えない何かから解放されたかのような

いい笑顔になって

いつも聴いてたアル中首吊りデートZeppかここはと思うぐらい

ほんとに全部を出し切って楽しんでいたんだと思う

それが真っ直ぐに伝わってきた

首吊りデートが収録されている「楽な死に方」は大作すぎたのでレビューを書きかけたままずっと下書きに置いてるんだけど(笑)

マドンナツーマンのファイナルで演奏された時もホール公演かと錯覚するくらいの貫禄と熱量で

あれからツアーで大きなステージばかりを踏んできた大物バンドのアンコールの風格あった

 

ラスト 優しい嘘 

イントロでフロアの拳が上がった

セミファイナルまでは誰も動いてなかったと思うから 今日いたお客さん達が先導したのかな

振りがついたらステージを照らすかのように

フロアの笑顔がメンバーの勇敢さを更に光らせていた

この曲はこっちが真実の姿だったんだね

ライブはそれを作る人達の生き様そのもの

もっと楽に上手く進めるはずの道でもいつも正しいと信じた険道を4人で登っている

遠回りした分 積み上げた土台が頑丈だからね

もう他のどこも敵わないよ

 

~Wen~

私の記憶が  確かであれば

このツアー一度もWアンコなかった…?

「うそつき」を やらないわけがない

この世界に夢だけを抱いていた頃の少年達を彼等が蔑ろにするはずがない

キツそうなサビを 地声で伸ばして歌いきる

こんなに根性の座った芯のある人達だと思ってなかったよな

ラストって いつもの拡声器を持ち上げる

感電 は セトリに入らないことがほぼないけど延々リピートとフロア降りるのに飽きてきたのかw短めの移動で終了

感電が終わったタイミングだったっけ…?

ステージ前に4本の白煙の特効

痛い!までの間の沈黙にもくもく残っててフロアから笑いが起きてた

ザアザアらしさw

ライブ終わってしばらくBGMバックにステージに全員が残っていることも割とレア

一葵さんがメンバーの髪の毛を順番に少しずつ立てて回る謎アクションは泣きそうな少年がそれを誤魔化す仕草に見えてたんだけどw遠すぎて真実は見えてない 笑

写真撮ろう!って 開演前に書いた寄せ書きがステージに運ばれてきた

25曲…?のツアーファイナルが終わった

寄せ書きを持ってサブステージの階段を駆け上がる小柄な亞んちゃんが

全身で何か叫んでいた内容は聞き取れなかったけど

その生の声に涙出そうになった

メンバーが誰よりザアザアを愛しているのがわかったからかな

 

終演後スクリーンに何かしらの発表がされるであろう空気感の中静かに待つフロア

BGMが途切れて静まり返った会場に浮かび上がった映像は

 

      Panasonic

 

イムリー辞めて電気屋の傘下に入ったのか w

その後リリースと4月からのツアーの発表がありました

2月の仕事が暇になる時期にライブ関係ない旅で行こうと思ってるのに4月にまた四国

四国行きすぎ

 

【Setlist】

眼球が刺さる
コワイクラ
のろいうた
どす黒い
破裂
傘がない
大雨警報発令
愛心中
排水口
青いレインコート
私の名前をちゃんと呼んでよ
ワタシ=エトセトラ
花占い
雪時計
ラブレター
カメレオン女
蜘蛛の糸

(朗読)
暗い世界

~en1~
アル中
首吊りデート
バッド
交尾をしてよ
優しい嘘

~en2~

「うそつき」
感電、けがのおそれがあります。

 

本当にすごく良いライブだった

今まで4回?ザアザアの周年ライブを見てきたけどその中では確実に一番だったと思う

独立したことによる新たな問題とか実質的な作業量とか

私たちの知らない苦労がたくさんあったであろう背景の中で

思うようにいかないながらも初めて自分たちで創り上げたという実感のあるFINALだったのかもしれないです

 

ワンマンは僕たちの失敗作ツアーから通い始めて 通算200本近く?見てきたかと思います

当時も想像以上にかっこよくてびっくりしたから通い出したわけだけど

歳を重ねた今のザアザアは

落ち着いたのとも違うし

我武者羅じゃなくなったわけでもないのに

大人の色気と安定感が加算されてなんかほんとに

かっこよくなっちゃって

かっこよすぎてもう着いていけないみたいな 笑

だんだん遠くに離れていって だんだん5秒すらも減ってきて・・・ていう所有欲の話ではなくw

何十回でも惚れ直すのと同時に

100人居ないようなライブを見ていた日々の自分が取り残されていくような寂しさがあった  

 

一葵さんが言ってた通り

ザアザアはもっと世界に知ってもらうべきバンドだと思うし

こんなにかっこいいバンドを好きにならないわけがないし

もっともっと有名になって売れてほしいと思ってるんだけど

その規模感の客席は居心地が良くない自分がいたりもして

単純にいつも混んでて疲れるし チケットが取りずらいとか物理的な理由とは別に

 

ヴィジュアル系のお客さんて周囲の大人の顔色を伺う必要があった環境で育っている人が多い気がするのは偏見かな 

でも だからこそV系の音楽に惹かれて救われるし

だからこそ他者の気持ちを予測して 必要以上に空気を読む人が多いよね

今までの規模であればその狭い囲いの中で 非常識だって 思われてた人がいたとしたら

今度はそっちが常識になるようなところあるじゃないですか

規模が変わると客層が変わる 

2年に一度くらいお客さんの入れ替わり期みたいなのがあるけど

今既にひとつ上の規模の層が増えてる気がしてて

フロアに自分の居場所の無さみたいなものを

このツアーで度々感じていました

でもそれで良いし それが正しい

 

昨日亞んちゃんが上げてた画像

ちょっと良すぎる

亞んちゃんがずっと見ている 3人の背中なんだよね

これを見た時 ザアザアが "好き" だけど  って

感情に付随していた余計な想いが払拭されて

純粋な愛だけが残った気がした

最初の2年はバンド相手に恋に落ちたかのような熱量で追い掛けていたけど

残りの2年で愛に変わったのかもしれない

だから

絶対今より大きくなってくださいね

誰もが知ってるバンドになってください

 

 

とか言いながら次のツアーも行くんですけども普通に(笑)

だってもうこのバンドがどんな状態の時だってずっと好きだよ多分

こんな飽き性の私が4年も5年もいっこのバンドに200回近く通い詰めるとかもう飽きるとかの次元じゃないもん

諦めに近い 笑

 

次回ライブはクリスマス

もう年末 

30歳から50歳までって体感5年ぐらいしかないぞ若者よ

 

See you next gig.

 

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