SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

『生きていたい、死んでもいいかな』 二日目『死んでもいいかな』アンプラグド公演@TOKIO TOKYO

私アコースティック

あんまり好きじゃない

今まで通ってたバンドも曲が好きで演奏力が高いバンドであってもアコースティックになった途端ボーカルに耐えられなくなったり(笑)

眠くなっちゃったりするから

行くんならキズしか耐えられん

だったのですがザアザアは歌上手いと思って通ってるのと何年か前に池袋のフリーライブでアコースティックの光を聴いて感動したので今回のアンプラグドは行く気でした

普段バンTで頭ぶん回してるお客さん達もアコースティックになるとドレッシーなファッションを楽しんでおられ

浴衣姿の女の子達を見ることもできました

それと箱の空調が大きく関わるという新しい気付きがありました(笑)

暑くても寒くても集中できないっていう 

繊細な公演です

 

7/27(SUN)

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BGMがクラシック

ピアノ曲メヌエットとか オーケストラのくるみ割り人形(花のワルツ?)とか掛かっててディナーショー風味

メンバー登場SEはG線上のアリアでした

品の良いグレーのコンパクトなタキシードに身を包んだメンバーは前日と同一人物とは思えないほどシックな装いの4公演

スタッフさん達もタキシード風スーツ姿で良かった

ファイナルの東京のみ衣装が違って

いつぞやの零夜バースデーを思わせるセットアップで

黒のサイド開きベストとワイドパンツに白シャツのオーバーサイズ合わせ

キーボードの櫻さんは黒のスーツでV系メイクを施しておられました

今日8/3なんですけどたった一週間で色々なことがありすぎて一瞬忘れてましたがファイナルの春さんがぶっとんだ髪型で出てきてステージ現れた瞬間ちょっと笑い取れてました

後ろ髪三つ編みいっぱいに短く揃った前髪 涼太くんがよくやってる 涼太くんなら笑わないのにw出オチ感掴めてちょっと満足そうでもありました(笑)

でもかおがいいのですぐ慣れてかっこ良く見えてきましたけども

 

いつもよりさらにシンプルな亞んちゃんセットと

椅子と譜面台の弦楽器2人

一葵さんはお立ち台も椅子も無しで譜面台のみ

初日楽器隊があまりにも見えなかったのだけど次公演からは弦楽器隊の椅子が高めに設定されていました

ファイナルの1曲目は冷凍人間

アコースティックになっても違和感なさそう曲だったので想像できてたんだけど初日の公演から感動したのがボーカルの凄さ

バンド演奏じゃなくなったら更に際立つ声量と歌唱力にいちいち目も口もまん丸に

猿くんぐらいまん丸に

私あの化け物級の声出すキズから来たのにw本気でびっくり

全身の使い方とか抑揚の付け方も普段とは違って視覚的にも新しくまったく退屈する暇がなかった

2曲目終わると定番化した 極めて落ち着いたテンションの(笑)メンバー紹介コーナー

ドラムー…

   あーん… →各々ソロの流れ

最初は春さんもそれらしいフレーズを弾いてたんだけど

ある日何かを企む表情の春さんがGTOを弾いてから同じフレーズを追い掛けるという謎の使命を自ら課した櫻さん ファイナル

繊細に弦を操り聴こえてきたのはマックポテトできました

櫻さんは小首を傾げつつ指でイメトレしてから実際に鍵盤を弾くポテトできました

絶対音感で一寸のブレもない音階のマックポテト

こんなメンバー紹介見たことねぇです

 

朗読が イライラする雨

これはちょっとレアで心臓震えた

高音で声量を張るときマイクを離す一葵さん

その調整の仕方も余裕があってほんと安心して聴いていられる歌唱力なのにハラハラするw

暑いねー(寒い)

寒いの?(空調が寒かったのは柏だったっけ…?)

みんな暴れたいかなーと思って・・ って言いながらスピーカーの前へ出てくると最前の人達が少し下がる(引くw)

一葵近付いてきたよぅ~^ ・・・・^^^→

チューリップ

立ち位置から動ける曲だとステージ低いしステージと柵も近いしいつでもこっち来そうで怖い 

まさかのピアノで入る排水口だったんだけど

アコースティックライブにピアノがいる時ピアノがリズム隊の役割担う感じになるよね

こんな風に仕上がると思ってなかったし

アコースティックで排水口考えてなかった(笑)

サビ前に入るきゅるきゅる言うホラー音

春さんがブリッジサドルのとこピックで引っ掻くみたいにして出してるんだね

全部が生音 この臨場感がより悍ましく迫力ありました

この後のピアノ これアコライで聴いたことない気がする・・?

ワタシ=エトセトラ

ピアノが生演奏は贅沢すぎて

バンド演奏形式でも良い曲だなって思ってるのばっかりだけど

装飾全部省いて裸の生音でそれが聴けるのは中毒者にとって至福の時すぎた

楽な死に方

デフォルトでもアコースティックでも本編ラストに配置される雰囲気を纏ったこの曲

2回目の朗読からイントロのあのギターに入る

誰もが息を飲む瞬間すごい違和感w

2フレーズ弾いて春さん顔を上げると

ごめんギター間違えた

ちゃんとカポ移動してたのにw

白グレッチをそっと置いて黒ギターに持ち替える

春くん春くん いちばんいい所

このwwこの雰囲気ぶち壊れてもすぐ建て直してまた空気感創れるのは経験値の高さを感じる(笑)

何度か書いてるけど私が通い出してから演奏を止めるレベルのミスがほとんどなかったから

こんな場面を見れるのは慣れないことしてる時ぐらいでかなり貴重です

何とか終わって捌ける時もスイマセンスイマセンな感じで捌けてた春さんw

捌けてく時の足取りから若干のブチ切れいやを感じたりしました(笑)

 

~アンコール~

やでも今日いっちばん良かったよ なんか一番入り込んで演奏できたわかる

わかるじゃないよ~  ちゃんとギター持ち替えてよ~

もう忘れてた…

どうですか?

いやぁもう良かった!またやろう?

いいメンバーですよ…?

何?キモ

メンバー褒めとかキモ

あとやっぱ曲がいいね?ザアザア

そう!曲がいいからできるってのはある

でも 誰でもできるわけじゃない

勢いで誤魔化してるバンドとかはね?

どことは言ってなかったけどw

手を前で組んだ亞んちゃんがそろそろ曲に繋げようと話を終えると

締められちゃった…

曲やりたくないなーと思ってさ

終わっちゃうじゃん…

 

零夜くんの煽り 聞きたいな…

 

(え…?)

思い切ってw

東京~⤴︎⤴︎!もう今日で最後なんだよ!もうないんだよ!いけるよな?いけるよな!!?⤴︎⤴︎⤴︎

次の曲雪時計なんですけど

タイトルコールまでお願いします

いけるかー!

フロア:うおおおおおおお!

いけるかー!

フロア:うおおおおおおおおお!

雪時計っっつ!(険しい)

 

あ入りにくい…?入りにくい…?スイマセンでした

すごい良かった

一旦仕切り直して普通に始めてたけど

妄想だと2拍に1回拳と声出しでいけないこともなさそうだった(笑)バラードを暴れ曲化する逆アンプラグドww

いちばん最後に  大事なお話

暖かくて優しくて

溢れて隠せないメンバーのお人柄で満たされた空間が愛おしいラストでした

 

【Setlist】

冷凍人間
花咲いて
花占い
マーマレード

(朗読)
イライラする雨
どしゃ降りの彼女

クローゼットの奥の奥の奥の奥
チューリップ
今宵は鬱くしい
排水口
ワタシ=エトセトラ
冷熱
カクレンボッチ

(朗読)
楽な死に方

~en~
雪時計

「うそつき」

大事なお話

 

ほぼ毎週末ザアザアでしてね

ここ数年間(笑)

週末何にもできないしまったく金貯まらん 多分会社の若い子らよりお金ない

って思うんだけど

推しでも追い掛けてなかったら仕事しすぎてしまう自分に気付きさえしないということがわかったので身体がもつ限りザイオンス効果に引っ掛かり続けようと思いました

このままでは過労死してしまう

そんで死んだ後に気付きそう そんなに大事なことじゃなかったってことに

 

ブログを書く時間は無さそうだけど高松の2日間は最高すぎたので書き残したい…しかし…

暴動域は全国でやるべき

 

次回は頭のおかしい時間に始まる丑三つ参り…

 

See you next gig.