SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

マルコ活動休止単独公演 「re:eclosion」@池袋手刀

2017年だったかな

高田馬場AREAに17回通い詰めた年があったんですけども(笑)

たまにKAMIJOさんとかで行くと箱スタさんにお前仔羊でもあるのかとばかりに二度見されるほど私の中ではマルコとAREAがセットでした 

 

他盤ギャの方が読んでいらっしゃるかわからないですけど

ドマイナーと呼ばれる規模とはいえ全盛期はあんなコンパクトに活動してたら絶対ダメなバンドでした

キズにハマり始めた辺りで通うのを止めてしまったんだけど

気付けば活動歴8年 ベース俊亮さんの脱退に伴い活動休止

Twitterでも徐々に見掛けなくなり

そろそろこんな知らせを見ることになるんじゃないかと考えていた矢先でした

公式の発表を見た後は 

当時の記事にコメントを下さったり

箱でよくお見かけした変人さん達のことをふと

思い出したりしました

 

ステージをちゃんと見てはいたんですけど

一曲一曲に纏わる記憶と感情に終始翻弄され続けていたので

レポというより個人的な感想で綴る記事になります

 

9/11(SUN)

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人の顔を覚えない私でもさすがに懐かしいフロアの面々

久しぶりに来られた方も多かったのかな 同窓会みたいな雰囲気が漂う中

ステージを覆うロールスクリーンにはセピア色のロマンポルノ

マルコらしいというか手刀らしいというか そんな和レトロな世界観が懐かしく

暗転するとステージに明かりが灯り 短いSEと共にメンバーが揃いました

今まで観た中で一番の節目といえど

これといった緊張感が伝わることも無く 極めて普段通りの4人の姿

アツシさんがかっこよくなってました

Twitter辿るとこの日限定のヘアセットだったんでしょうか 似合ってた

そして俊亮さんもブロンドの短髪がイギリスのパンクバンドみたいでかっこいいけど

なんか 妙に大人びてしまって・・・笑

寡黙にベース弾いてたらイケメンなのに喋ったらそうかそうか 掛け算の九九言えないか

勝手に抱いていたイメージがMCの一声で崩壊されたのももう5年も前になるんですね

俊亮さんとakiraさんの右頬には「変」と 

akiraさんはTwitter乗っ取られてからwお名前変わったんですかね

通い当初から大人な印象でしたが相変わらず歳取らない

心情が表情やパフォーマンスに出る人という印象も変わらずでした

センターには古い喫茶店のカウンターに並んでいるような細くて高い椅子が2つ

これお立ち台?おしゃれでかっこいいけど危なそうw

全頭金髪の礼さんはシンプルな衣装にいつものコルセットをして

アングラな着こなしが素敵です

 

1曲目に何が来るかと構えるフロアに響くキレの良いakira

転生浪漫  もう もう懐かしい笑

扇子芸懐かしい

冒頭の台詞といい独特のリズムといいこんな曲はどこ探したってマルコにしかなくて

音の移動を曖昧に歌う特徴のあるボーカルは礼さん以下でも以上でもダメだったし

世界観も方向性もブレることなく唯一無二

こんなV系他にいなかったよね

 

アツシ: トラブル   www早速w

 

レアなアツシの声が聞けましたね?

 

2曲目は「金糸雀」に入ってるみたいなので知らなかったけどこの曲の後に流れてきたイントロは鳥肌が立つ懐かしさ

ライブで聴くのが久しぶりとかそうゆう懐かしいじゃなくて

毎週のように通い詰めてた頃の自分の気持ちが懐かしい

別のバンド目当てで行ったAREAの対バンで初めてマルコを見て

曲にハマっていきなりワンマン(2周年)見に行った 確かあれも手刀で

2曲目がこれだった  ってそんなことまで鮮明に思い出せる 9mm Go Round

あの時聴いた9mmが全ての始まりだったな

 

竹馬のやつキタw

麒麟

竹馬に気を取られて忘れがちだけどちゃんと聴いたら曲普通にかっこいいんだよ

サビの部分のフロアの振りもかっこよくて後ろから見てるのが好きだった

AREAの後ろの通路で腕組みしてたら客席の入り口から竹馬入ってきて振り向いたら麒麟様いた時のこととか一瞬走馬灯したよw

今日は竹馬無しでた(笑)

 

愛の讃歌のBGMがまたじんわり色々と刺激してきますw

礼:まだ4曲…今日長いからね?すごい長いからね

3時間くらいんなるかもしれない

 

sensationalism ~ ア・イ・ガ・ン ~「 」不動

初期の頃のムードが漂うイントロが聴こえると都度フロアが沸き

Ruttaさんと恭平さんがいた時代のステージが目の前にうっすらと重なる

真逆のキャラが上下でギラギラするツインギターに目も耳も奪われたあの頃を思い出します

 

節目のライブではいつも大事なMCの後に演奏されていた

鳥籠愛人

最初はバンド側が叫んでいた "咆哮"

それがいつしかお客さんの声だけで聞けるようになったって どこかで聞いた記憶があります

この曲を演奏する時のakiraさんが醸し出す緊迫した雰囲気が体感で蘇りますが

今日は極めてリラックスした笑顔のステージ こちらもただただ楽しかった

こんな鳥籠は初めてだったかもしれないです

 

俊亮:鳥籠が8曲目っていうの 珍しいですね

akira:それだけ増えたんですよね 曲が

昔から大事な曲だったけど

 

4曲置きにMC(休憩w)

 

ある程度1期2期3期みたいな流れでセトリが組まれてたかな

この次のゾーンはリアルに通っていた時代の作品が並んでいて

当時の感情がそのままじわじわと 音と共にまた湧き上がってくる

変人奇行~鳴くよ鶯、マンホール

5年前といえばヘルニアのリハビリ中でほぼ棒立ちで見ていたので今更振りがわからなかったりしたんですけど

なんか もっと本気で楽しめば良かったなあの頃も

無邪気にはしゃぐ客席を含んで目に映る景色が懐かしい 

泣きたくなるほど懐かしいです

 

黒山羊の追憶

未だにヴィジュアル界きっての名曲だと思ってるんですけどね

あの後5年間で好きになったバンドの曲とか全部ひっくるめても私の中では上位を譲らない黒山羊

穴二つリリース記念のワンマンでメンバーが発していた異常な熱量だったり

ギターが一本になってイントロでわからなくなってしまった時の気持ちだったり

メンバーの脱退を バンドと一緒に乗り越えた記憶が詰まっている

礼さんの書く歌詞も適度に抽象的で切なくてとても好きでした

アウトロ後半の折り畳みのところが好き 今でもかっこいいと思う

アルクコロブシヌ

わぁ・・・ これはめちゃくちゃ久しぶりに聴くな 

各パートの振りが短くて楽しくてスカッとする 

今日はステージが思った以上に楽しそうで

この曲が出た頃のライブでは見られなかった表情が幾度となく見られました

マルコの歌詞カードって 作詞:〇〇 作曲:〇〇 じゃない書き方してることあったな(笑)

イープラのチケットとかも買った人にかわからない細工がしてあったりして

いつも小さな秘密を共有するような感覚だった 

 

リズム隊が捌けて akiraさんのギターと礼さんの声だけの時間

海と終幕のセレナーデ

こんな曲を唄うと少しハスキーに聴こえる高音

ここ界隈には似ているボーカルがいないと思ったり

この2人の関係性になんとなく惹かれてたなと思ったり

 

この後だったかな

礼さんとakiraさんが袖に捌けると誰もいないステージに俊亮さんの声

 

ジャニーズに憧れた  少年時代

でも 僕の顔面偏差値は ジャニーズでは なかった…

マルコで時々 ジャニーズを歌わせてもらってきたけど

それだけで僕は ジャニーズになれた 気がしたんだ・・・

 

ええと・・・なんだっけこの曲 誰もが知ってる 

Can do!Can go!かな V6のやつ?Jr.の曲?

ハンドマイク片手に颯爽と現れた俊亮さんはどこからどう見てもアイドル()

ひとりで歌うのかと思えば歌詞カード持ったアツシさんを引き連れて

想像以上に軽快に踊りながら想像以上に歌も上手かったですw

ノリノリでジャニーズしてる俊亮さんの動きをずっと見ながら必死で真似る(付き合わされる)アツシさん(笑)

明らかここ数日で依頼された案件をなんとかこなしいざ喋ろうにも二人してゼェゼェハァハァ・・・どう?(ハァハァ)楽しかった?   

 

・・・急すぎる(ゼェハァ)

 

私が聞いたアツシさんの声は今のところ「トラブル」と「急すぎる」のみです

 

やっぱいいね ワイヤレスマイク・・ 

動きやすい?

でもケーブルあったほうが面白いよ?

こうやって こやって できるから?

うん


ジャニーズね ・・ これ世代かもしれないけど

俊亮のその 歌って踊ってる姿見ててさぁ トシちゃんに見えるんよね(田原俊彦)

トシちゃん?

光GENJIはかーくん派でした

僕はタッキーでしたね

タッキー?うん わかるわかる 知ってる知ってる タッキーね

 

そんなにおじさんです?w トシちゃんも光GENJIも俺達世代のアイドルだけども
田原俊彦さんは確か途中でジャニーズ辞めたと思う)

 

暑いね  みんなびしょびしょになってる?

…(ニヤリ  びしょびしょってぇそんな  下着じゃなくて///  シャツシャツ 上着ね////

客:やだぁー

やだぁとか言うなよ

 

 

 

この微妙かつ微妙で微妙な空気を作るMCが地味に名物でしたよねw

 

3人体制になって最初に出たアルバム「ららら」に収録されているeclosion

"羽化"という意味を持つこの曲を今日の公演のタイトルに入れているのは

あの時の復唱であり また新たな再生を待つ蛹に戻る

そんな解釈で聴くeclosion こんなに切ない曲だったかな

イントロのギター こんなに痛苦しい音だったっけ

感情を搔き消すかのように至って表情を変えず

そんな冷静に鳴らさないでよと思うほど

 

誰のファンだったっていうわけではないんだけど

強いて言うならRuttaさんの作る曲とギターの音が好きだったから

このアルバムにも3人になってからのライブにも期待していなかったのに

3人体制になって初めて見たライブでツキララバイを聴いた時の感動に再び襲われました

感傷的なのにどこか前向きなイントロの旋律と

ギターソロに

改めて何か奪われたような気持ちになったあの日のライブ

そのブログ未だに自分で覚えてるくらい(笑) あれも手刀だった

続けて想定外の疾走感に心が踊った眩影

いつもジャグリングとかフラフープとか挟まれてて

メンバーの脱退を乗り越え荒んだ変人達の気持ちを盛り上げようと楽しめる構成にしていたのかな

(今日は大道芸無しでした 笑)

 

雨は病み、雨は止み、雨は闇

セイゾンノシルシツアーの頃の事を後から振り返るようで胸が痛い

いい曲なのに

今日歌い出しちゃんと入れたなと思って いやいやいやいやちょちょちょ・・ やめいやめい

歌い出しの前に僕のこのポロポロ…っていう お膳立てあっての歌い出しでしょ?

そうやって甘やかすからもう

俺も今日いいベース弾けたなぁと思って ちょっとミスったけど

俺の歌い出しが良かったからじゃない?

そうか 最初が良かったからかやっぱり

自画自賛スタイル崩さない

 

あまり行かなくなってから Twitterに落ちてきた人生交差点のスポット動画

これは会場限定だったみたいなのでもう入手できないと思うんだけど

とてもマルコらしくて すごく良い曲で

作り手の一方が欠けた後もマルコの色を壊すことなく貫き続けているakiraさんの強い信念のようなものが

今日もまっすぐに届きました

 

後半は新しい曲でまとめられていたので知らない曲が多かったんですが

ベースから入る曲が目立つ印象

前髪で顔半分隠していた時代の俊亮さんと

おでこ全開腕を広げて長いネックを押さえる今の俊亮さんとでは貫禄が違います  笑

演奏のみならず自信の有無がその日によって違うのもわかったし

怒られないように(笑)喋ってるのもわかるし

そこが可愛いかったりもしました

このツアー他箇所行ってないんでわかりませんが

恐らく最近はどんな仕上がりになろうとも堂々とそこに立つステージマンとしてパフォーマンスをこなしていたのだろうと思います

 

何かの曲で音が取れなくなったのか(?)頻りに耳を塞ぐ仕草を見せていた礼さん

その後のMCで

やっと 3分の2ぐらい(セトリ)

うん・・・さっきと(様子が)全然違うじゃんwwwwwさっきあんなに元気だったのに

どこ(歌ってる)かわかんなくなっちゃったの

わかりやすww

そうゆうの終わってからやって

 

螢火かな お客さんがいそいそと指にフラッシュリングを嵌めてた曲

これ昨年の周年で聴いてしかもめっちゃ好き・・!と思った曲だけどあの時は客席光ってなかった気がするから

なかなか声出しやモッシュができないコロナ禍の中で生まれたアイテムなのかな それか私が曲間違えてるかな笑

バンドの世界観と真逆ながらもw綺麗だった

 

ラストー! ここまで30曲 高音を潰しながらも完走

金糸雀


www.youtube.com

今日は絶対に楽しく終わろうって決めてたんだろうな

金糸雀はどう聴いても今までとこれからがあるバンドの曲に聴こえるけど

後から歌詞を見れば所々に終わりを感じたりもする

その場は楽しく幕を降ろし

残された音の断片にまた 本音が抉られる

 

 

~アンコール~

(ブラジャーさんがどのタイミングで降臨されたか記憶が定かでないのでなんとなく繋いでますw)


何枚か重なった紙を手に俊亮さん  1人で出てきて

ちゃんとこうやってね 紙に書かないと何喋っていいかわかんなくなっちゃうんで

メンバー一人一人にメッセージ(一部抜粋)

 

まず アツシ

リズム隊としてやってきましたが

ドラムが加入するって決まった時 本当に 嬉しかった

アツシが加入して最初のハロウィンの仮装が 呪怨のあの 男の子

普通やりたくないよね?でもやってくれて

今日みたいな無茶振りにも乗ってくれて 楽しかった

 

礼さん

礼さんといえば 竹馬

漆黒のシンフォニーのホール公演で竹馬に乗り そのまま 転落

かっこいいのにどこかおっちょこちょいで

素敵なお兄さんです

マルコの前のバンド ギースパープルの時に僕をバンドに誘ってくれて

本当にありがとうございます

あの言葉がなかったら今の僕はいないです

 

akiraさん

本当にお世話になって 怒られたこともたくさんあったんだけど

マルコに入って間もない頃

僕が家族と上手く行ってなかった時に akiraさんが

「僕が東京のお父さんになってあげるよ」って言ってくれたこと

すごく嬉しかった

 

手紙にすれば抑揚をつけずに喋れるので感情の乗り方が薄まりますから

冷静に読んでいるように見えたけど

東京のお父さんの下りはさすがにこちらの涙腺に来ましたねw

akiraさんらしいです

 

じゃ~そろそろ! メンバー紹介! メンバー紹介じゃないや・・・メンバーを

呼んでみましょう

 

ここへ来ていきなり on ドラムス・・!とか言い始めるのかと思っtちょっと待ったァ!(このBGM暴れん坊将軍だっけ?銭形平次だっけ?笑)

 

まさか最後の最後に滋賀が生んだスーパースター あのギャラの高いブラジャーさんに逢えるなんて思ってなくてついうっかり黄色い声を発しそうになりました

メガマソのピチTと網タイツに短パン 目元には派手なマスク(正装)

アンコールにその格好で出てきて大丈夫?

ブラジャーさん泣かない?大丈夫??

 

下手で冷ややかな笑顔を見せる俊亮さんに接近するとそんな綺麗に辞めれられると  ・・おもうなよっ・・!

 

 

今日どんなパンツ履いてんの?^^  ←普通の変質者では

それはちょっと 言えないです

言えないようなパンツ履いてるんやな?

まぁ

ようし と 

ブラジャーさん 今日も俊亮さんに一ミリも触れずにパンツを奪い取り

(ポケットから取り出した)何バックなのかわからないパンツを下手のお客さんに投げて軽くひゃぁぁぁっ・・・て客席がなってた

今日俊亮が履いてたパンツです

色んなものが着いてると思いますが 色んなもの

 

辞める人恒例 歌劇哀能(上裸ボーカル)

俊亮さんのベースは今回も礼さんが持ってw

扇子片手に細マッチョ俊亮さんがセンターに

後ろ向いたら背中全面物騒な柄が入ってるんだけど通常の単色インクより濃いね?

(一瞬騙されてえええええ?ってなったけど)笑

これ シールなんだぜ?

みんなびっくりするかなーって思って^^  

 

 

ツアー廻ったけど 各地の思い出とかなんかある?

各地の思い出?

あ~ なんか全然頭回んない

 

少し空気が変わったのを察して ch と Tシャツ着ていい?w そして落ち着かないからととりあえずベースを持つ俊亮さん

 

今日はあのう 

そうゆうの無しにしようって 思ってたんやけど

最後なんでね

一人一人言うとまた グダグダんなっちゃうんで

僕がまとめて みんなの言葉をね

 

ブラジャーさんの洋装だけど大丈夫かな笑


あの

結構しっかりしてて真面目なんですよ俊亮  真面目に見えないけどね

・・・

だから 一番頼りにしてたんですよ ほんとに

僕に何かあったら 俊亮に投げようって

だから最初にね  脱退したいってなった時

 

怒りしかなかったです

今すぐ帰れっ  今すぐ辞めろって

言ったよね 

 

でもね  怒りしかなかったのが

だんだん冷めてきて 冷静になって 思い返すと

8年間すごくバンドを 支えてもらってたなと 思って

それに気付けなかった

なんかその・・自分の至らなさにも腹立ったりね?

今回ツアー回ってて 僕運転で 俊亮助手席なんですけど

それで色々話ししてて気付いたんだけど

 

僕が結構甘えてたなと思って 俊亮に

 

(自分が)強くないんでね  強がってるけど

俊亮何でも聞いてくれるんですよ  

自分のしてることが正しいのか わからなくなった時とか いつも話聞いてくれて

僕のこと絶対否定しないし

 

だから ちゃんとツアーやって 花道作って

送り出してあげようって 

 

 

8年間支えてくれてありがとう を込めての贈り物は

花束でした

受け取った花束を持ってこちらにも ありがとうございました

私レベルの通いでも なんとなくその関係性は知ってたかな

どんなakiraさんでもいつも認め受け容れてくれる存在だったんだろうと思います

 

ダブルアンコは予想通りチェーンヒート

予想通り礼さんは上裸でした(笑)

チェーンヒートは俊亮さんがどうしてもやりたいって言ったんだって

この曲で終わるのも実にマルコらしいです

 

 

 

高いエネルギーを発しギラギラしていた時代を知っているので

正直なところ今日のライブが最高だったとは思えていないんですが

泣かせどころを極力減らしあくまで楽しく終える構成に救われたし

どこか不完全燃焼のような感覚が残っているために

また見たい という気にもさせられました 

だからやっぱり「途中下車」そして「re:eclosion」なのだと

自分の中で折り合いをつけている感じです

 

ライブの後に撮影会がある情報見てなかったんですけど

画像のティッシュを買えば参加できると聞いて

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あれだけ通って一枚も撮影したことがなくメンバーさんと言葉を交わしたこともなかったので

今更初めての撮影会に参加してきました 笑

 

 

今だから書くんですけど

うまく伝わるかな

 

苦手で本当にこの規模の  距離感が

ずっとそう書いてきましたし今もそうなんだけど

いつも身を置いている規模のギャであるという 

プライドがありました

馬鹿にしていたわけじゃなくて

そこまで上がってくると信じていたんだと思います

 

あれほど売れてほしいと心底願ったのは初めてでした

大好きで 大好きで

嬉しくて楽しいのに

観れば観るほどもどかしく 苛立ちを感じる時期があったんだけど

今思えば 彼等の中に自分を見ていたのかもしれません

自分に似ている 自分の嫌いな部分を見つけては

出過ぎたことを幾度となく書いてきたなと思っています

 

いつも能面のような顔でステージを睨みつけているんだけど(笑)

抑圧している何かが吹き出さないように

観たもの聴いた音を記憶することで無駄に脳を動かしていたのかな

そんな自分の姿をステージに映しては沸き上がるエゴと戦っていました

 

サイコパスと言えど情が移ってしまったら

冷ややかに批評も書けなくなりますし

 

いつかは終わりが来るのだし

 

 

でも 

そんなプライド捨ててその輪の中に入っていってもきっと

楽しかったんだろうな

 

 

ブログにしていない公演がいくつかあるけど多分

通算30本

 

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”歌は誇り この身が消え去っても”

 

また やってくださいね って思ってます

解散じゃないから マルコの曲達はこの先も生き続けられる

最初の5人でも 次の4人でも もう見ることはできないのかもしれないけど

誰かがやろうと言えば また聴けるかもしれない

そんな僅かな希望が救いです

 

どんな結末であったとしても

マルコはかっこいいバンドです

 

 

 

今日の長い日記と

今までのライブレポをお読みくださった皆様

本当にありがとうございました

またどこかでお会いできますように

 

 

See you next変人万歳.

 

 

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