SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

【私事】I'm Proud

 YOSHIKIとTOSHIと X

 

KAMIJOとLAREINE

 

華原朋美小室哲哉

 

 

若き日の確執  溝

それは個々が重ねる年月の中で緩んでいって

数十年の時を経て 融合し溶けてゆく

 

あの時大嫌いだった誰かは

自分が罰していたもうひとりの自分の姿であったと知る時

その誰かの 今まで見ていなかった側面に触れるんだ

器用じゃなくて 直には言えないけど

音に乗せてしまえば きっと

あの時彼らを繋げてくれた音楽がまた

心を届けてくれる

 

⭐︎

 

歳を重ねるって

嫌いな自分も 赦してゆけること

めそめそ落ち込む自分を 

ピリピリしてばかりの自分を 

嫉妬する自分を 

全然かっこよくない自分もたくさん知って 愛してゆけること

そしてそれでも愛されるということを知る

そうすると

嫌いな誰かも ふわっと許せるようになる

歳をとるって 本当はすごく幸せで

嬉しいことだよ

 

蓄積される記憶の中には

どうやっても癒えない数えきれない傷がある気がするけれどね

それが「人」であることの醍醐味で

だから誰かの痛みに寄り添えるし 

何より私達はその痛みを経験したくて

この世界に生まれ落ちた

だからその傷は大切に自分の中に仕舞っておこう

 

 

生育環境の影響から

短期間にあらゆる経験をし過ぎてしまって

自分は人と違うという感覚に苦しんだこともあったし

何かにならなきゃいけないと思い込んで

若い頃から走り続けてきたけれど

今日の今日まで 

思い描く理想のようにはうまく生きれなくて

達成できなかったことの方が多いのかもしれない

 

それでも今 

この何者でもなくて 何もできない自分が

自分で良かったと思ってる

二つと無いこの人生を歩めて 

私は本当に幸せです☺️

 

"いつからか 自分を誇れるようになってきたのは

きっとあなたに逢えた夜から"

 

出会ってきた全ての人 両親

大好きな音楽達に感謝を込めて

私を生かしてくれてありがとう♪

 

 

2018.1.28 

 

 

 

 

 

マルコ二夜連続主催公演「極彩色ノ青春〜青春戯画〜」 @高田馬場AREA

やっと  

やっと・会えたね・・・愛しの高田馬場AREA

4か月ぶりだよ・・背徳のAREA♰

 

22日のほうに行く予定だったんだけどまさかの大雪で断念

鋭く。のサポートに入る時雨さん見たかったな

 

1/23

f:id:SOLITUDE:20180124095440j:image

 

■出演
E.T
THE VELVET
Sclaim
カラビンカ
emmuree
マルコ

 

昨日が初カラビンカだったんですが
上手にいらっしゃるあの方は確か
昨年の新春セッション大会の時にも見たボーナスも貰ってる会社員の方
サラリーマンが平日にメイクしてライブできるかねと思ってツイート追跡してたら
後半しか観れないお客の私と同じスピード感で箱に移動してて
私が着いたら転換の後カラビンカだったんだけど(笑)
これはさぞ忙しかろう!

 

カラビンカ

kalavinkachan.syncl.jp


グルグル映畫館みたいな勝手なイメージを持ってて
自分の好みに1mmもかすってないのにすごいかっこいいと思った
これこそジャンルも世界観も音楽性も超越したエネルギー(←

 


「なんかまだ頭が仕事モードなんだよね
     俺サラリーマンだからさ 係長だからさ」

 

2曲目 
曲の初めに東京なんとかって言ったと思ったら"童貞ですこ"だったらしい(笑)
あの子が股を開くとかなんとかいう歌詞だったけどこれかっこいい

他の曲より少しばかり聴きやすいメロディーライン

 

曲がどうとかじゃなくて涙が出るような声の出し方と歌い方
野太い声で巻舌使ったり裏返したり
普通に上手く歌うほうが簡単なのではないかしら

 

”もしあのひとが 今も生きていたならば”という

曲の内容を言葉にするような喋り出しで

 

もし あなたが  誰かを好きになって


その人も  あなたを好きだと なったら


どうか  その気持ちを信じて


最期まで  生きてください

 

最後の曲です

 

 


なんだろう 好きじゃないのに 

好きじゃないのに涙腺刺激される

冗談じゃなくて しばらくこの一文が心の中で繰り返されたから

表面上で喋ってる言葉ではないのでしょうね

話し方も歌い方も 生を観てないと魅力伝わらないかな 

この曲を演奏する姿とホールの空気が強烈に印象に残される

 

歌いながらジャカジャカ奏でるコードはまるで耳慣れない単調な流れで
音程に乗るか乗らないかの微妙な音を少しづつ外しながら

その脆さを強く訴えかけてくる

ギターソロも歌い声と同じ音がして
ひねくれているようで超真っ直ぐな
思いの詰まった物語を聞いているようだった

 

 

歌い終わったら頭を掻きむしりながらさっさと捌ける

明日もお仕事頑張ってくだされ

 

 

emmurée ←これでアンミュレと読むのですね

ボンジュール系の方々なのかしら(違います)


こないだ見れなかった人達
布っぽい人達


vkdb見に行ったら始動が90年代のようで貫禄あるわけですね

声量あるし歌が上手いし
そしてベースが上手にいる
tha Underneath以来に見る珍しい立ち位置

こうゆうジャンルのバンドは見る機会が少ないですが

客層もバンギャというより
おしゃれなハットなど身につけた布っぽいお姉さま方が目立ちました

覚えられないタイプの曲ばかりで大衆受けはしないんでしょうけど

観劇みたいな表現力で世界観を極めていて
好きな人はものすごい好きになっちゃんうでしょうね

 


カラビンカもemmureeも5年前の私ならまったく魅力がわからなかったろうと思うマニアックさで

すごく満腹感あった 良いイベント

表だけ見てたら気付かないよねぇこんな素敵なバンドがいるなんてね


照明がそうゆう演出だったのか
2バンドともメンバーの顔がまったく見えなかった

 


マルコ

 

開演全然間に合わないのに若干の躊躇がありますけど当日券入場

今日は行くべきと直感が働きました

 

seraさん含め4人でお揃いの

ボーダーのルーズニットに赤いチェックのスカート付きパンツ←これなんて言うの?
1990年代に流行ったパンクファッションみたいの
黒×杢グレーのボーダーなんだけど礼さんだけ杢グレーの部分が白で
血みどろ仕様にしたところシンナー臭くて大変とのこと

裸足マン礼さんが珍しくラバーソールみたいな厚底の靴履いて「動きにくいっ」

 

a「珍しいよね 靴履いて動きにくいって   アフリカの 留学生みたい」

 

 

拝啓〜は”この曲は拝啓〜”ということだけがわかったけれど

この曲についてはまだ何もわからない 全然わからない(笑)

 

・・木漏れ日さn?
知ってる曲までフルで聴いてもわからなくなってしまったのか私は
こんな重苦しいギターソロだったっけ・・灰色の木漏れ日讃歌・・・
これが陽だまり賛歌?

もう

あれもこれも全て今度出るフルアルバムに入れて販売しておくれ

ゆっくり聴いて理解したい

 

片目瞑り
というと先日の手刀で眼帯が剥がれた際のマニアにはたまらない礼さんの片目瞑りプレイを思い出しますが
これはカタツムリと読むのですかね
最後に「私はカタツムリ」っていうあのフレーズが
一度聴いたら忘れられなくて無意識に脳内でリフレイン

ライブでは「私は カタツムリ♪」を今か今かと待ってしまう
わかりやすいのでキラーチューンになる臭い 

 

リヒト眩しき
手拍子横モッシュんとこのコーラス あの変な音階
なんであんな音階思いつくんだろう
これも一度聴いたら

家に帰ってキッチンで苺洗ってる時に脳内で「ウォッ ウォッ ウォッ~」つって

動くお客さんとセットで映像が流れ
苺のヘタを切り落としながら”ここ以外のメロディーどんなんだっけか”

”もっかい聴かねぇと…!”

”次いつ行こうかな…!”

 

っていう風に誘導されるのです まんまと

 

 

チョメチョメツキララバイは聴けば聴くほどマルコ曲

前回聴いた時より安定した盛り上がりで

きっとこれからのライブ定番曲になるんでしょう

 

ところでこの日はコレをやるのでは?と思ってたアレを聴くことができました


aさんが
”あの日から 途中で終わっている曲がある”

そんな喋り出しで何か話していたのだけれど
これはさてはもしかして鳥籠…!?と思った瞬間から何も聞いてなく


ライブの4割喋ってるバンド(NOIZ)のMCを拾い続けて10年
その後のMC全部忘れた←

 

”頭おかしいんだろ?”
あの時と同じ煽りだけど

 

2年目の鳥籠は探り探り

3年目の鳥籠は自信と信頼を得て

一期最後の鳥籠は確信 昨日の鳥籠は


節目節目に演奏される同じ曲の

明らかなる変化が流れるように走馬灯

  

9月のあの日は鳥籠愛人をあまり覚えていないので(笑)
なんか
1年ぶりぐらいに聴いた気がした

 

何か別のバンドのレポに書いたけど
だって多分普通 解散考えるんじゃないかと思うよ
それだけ重要な人が抜けたなと思った
それでも続けると決意するのはある種恐怖をも伴うと推測するけれど
しっかり”今まで”を身に蓄えたまま完全に3人体制で新しく生まれ変わっていて

伝わってくるのはその深い覚悟

あんな強さは一体どこから出てくるのだろう

貶してるわけではなくマルコのライブでは

昨日はじめて居心地の良さを感じた 

 

これだともっと通えちゃう

 

今後の素敵な予定がたくさん発表されてました

 

3/19 二夜連続マルコ劇場-第一幕-「平成ロマン劇」 w:コントラリエ / IGGY

3/20 二夜連続マルコ劇場-第二幕-「宙吊りロマンチカ」 w:カラビンカ / ジグラット 

4/26 1st Full Album リリース +AREAでレコ発

5/20 手刀FINAL単独公演

 

 

手刀3年目のワンマンは2周年の時の客数の倍になってたから

いよいよソールドするのでは?

っていうくらい昨日のAREAは空気感が完全に変わってた

いやーもう本当前向きな気持ちにさせてくれてありがとう

すごく幸せな気分で帰宅できました

 

【追記】

1日目のセトリも見てみたら

今までのマルコと これからのマルコなんだね

2日目はその切り替えのように鳥籠挟んで

アンコールに変わらないマルコ

だから覚悟が伝わってきたんだね

夏雪 聴きたかったなぁ

 

   

次のライブは2月のヴァージュかな

そして2月末にはLOVEBITES まだまだウィルス関係受け取れませんよw 

 

see you next gig. 

 

 

そう言えばアンコールの時礼さんがお客さんの拍手をタモリ的なパンパパパンで締めた

なんで そんな綺麗に揃うの 

 

【心】小室哲哉氏の引退会見

 

この記事をただのバンギャブログに書くのはスレチ感満載ですが

あまりにも胸が痛む会見だったもので

個人的な願望を含めて俯瞰した分析を文章にしたいと思いました

 

 

小室進行と呼ばれるコードは本当に素晴らしく

V系ミュージシャンの方もたくさん取り入れられているのではないかと思いますが

 

歴史に刻まれるべく音楽家が引退を発表されましたね

これを報道のせいとしてしまえば今の時代は収まりが良いというものでしょうか

確かに引退する必要などない事実だったのではないかなと私は思います

 

償いとは膨らんだ罪悪感の物理的表現であって

本来同じ報道 現実があったとしても

現役を退かず あれを不倫というのはおかしい 介護疲れを理解しろ

と怒る人もいるわけですよね

その中でまるで全て自分の責任であると言わんばかりに並べる言葉は

相当過酷な現実であったと容易に想像できる内容でした

 

 

 

以下、心理の観点からの見解です

読み取れる言葉とここ最近の経歴をみると

彼は(現状のままでの)音楽を辞めるきっかけが欲しかったのではないかなと推測します

合わせて奥様の”一緒に居たい”という想念を受け取るのですが

大きく華咲いた経験をお持ちであるゆえ

ある時から確実に”仕事としての音楽”が苦痛になっているのに

せっかく仕事をくれるクライアントの期待に応えたい思いと

責任感 自己疑念を背負って続けてきた結果

数度の病に見舞われるも 

それでも続けたゆえの報道であって

これを一般的には「人生の強制終了」と称します(臨床心理用語ではないですがw)

 

 

人が自分の本音と違う方向に向かって頑張る時

止めてくれる愛の力です それは病気や怪我であることが多いですが

それをも乗り越えたための最終手段と言えるでしょう

 

自分に厳しく 人に甘えることを許さず 

迷惑をかけてはいけない

与えられたものはこなさなくてはいけない・・という

我々世代までが当然のように代々引き継いできた 思い込みなのですが

そのイケナイ縛りの中で「音楽」をするうちに 

大好きだったはずのことが いつの間にか苦痛になっていたりします

ですが人はそれに気付こうとしません

辛くても 続けている方が怖くないからです

 

 

楽家に限らず 何かを創作発信する人達にとって

自分が 好きで心から楽しくてやっていたことに

外側の意見や圧力を自分の中に受け入れ反応してしまった瞬間から

純度が落ちて 繁栄が縮小に向かうという

これは致し方ない法則なのですね

 

 

また パートナーは写し鏡的な存在になることが多いですが

実は”音楽に興味をなくしている”のは彼自身の心の姿である可能性が高く

それを見てなんとか興味を持たせようとしても「もういいよね」っていうのは

ご自身からご自身への言葉なのかなと思います

会見の中で何度か「女性というより 女の子 のような」という表現がありましたが

「大人」としての音楽家ではなく 本当に音楽が楽しくて大好きだった頃 を

思い出してというメッセージが隠れている気がしますね

 

パートナーが何らかの障害により"子供"になっていく場合は

少なからず"もっと子供のようで在って良い"というメッセージ性を含んでいて

奥様が 彼の生きられなかった姿 を生きていると思う

 

 

 

人生の流れというのは不思議なもので 

一見最悪と思える何が起きても必ず良い方向に向かっています

ですので仕事としての音楽を一旦退く(と決意する)必要があった ということで

ご本人にとっては最も恐ろしいことであったろうと思いますが

これが転機となってベクトルが切り替わり

この後ご自身の好きな音楽を 仕事としてでなく楽しんでいくことで

必ずそれに共鳴する人が再び出てくると私は思います

 

 

音楽素人が毎度上からいきまして大変恐縮ですけどきっと誰が見ても天才ですから

余計なものを排除すれば必ずまた音楽ができる

人間としての年齢がいくつであっても現役をやり直せるし

ご自身のすべてを赦して自由にゆっくりとただ休んだら

病気も回復しますし 奥様も回復される

若しくはそのままでいいと本気で思えるようになる

病気は気付きを与えるために訪れてくれますが

必要なくなれば去って行きます 

 

 

テレビや報道が人々のマインドコントロールをしていると思っているので

私は会見を見ていませんが

読める限りの抜粋された文章を読んでの解釈で

どうにも書いておきたかった記事でした

 

 

globeで一番好きなAnytime smokin' cigaretteとFACES PLACES(選べてない)

 歌うのクソ難しいんだから

 

 

 

 

サビから後を歌っている4人は私の青春そのもの

華原朋美の声がすごいよね 

 

 

 

 

 

 もっと言えば文春側もこんな報道して「叩かれたかった」ということになる

こんなことしてでも売り上げを作る

表面的には社畜でも

本音では罪悪感に押し潰されながらそれを繰り返すことに嫌気が差していて

このような文化の敗退 そして廃刊を願っているジャーナリストさんの人数

         イコール

世間の批判の数です

 

 

 

 

KAMIJO New Year Live 2018 -信念會-@東京キネマ倶楽部

皆様 あけましてアミタイツ

新年最初のライブはKAMIJOさんでした

 

2018.1.8(MON)

f:id:SOLITUDE:20180108224650j:plainf:id:SOLITUDE:20180108224710j:plain

 

なんだろうね なんでいっつもこんなギリギリになっちゃうんだろ(笑)

 

会場着いたら

ハラハラさせられるシーンに使う映画音楽のようなBGMで無駄に心拍数が上がる(笑)

キネマは2階席の下に入り込んでしまうととても暑いのだけど

そこそこ混んでいて でも全体が見やすい位置だよね

 

 

ドラムセットを見ると薔薇仕様ではなく

バスドラひとつ以外紺色の布で隠されてて

その端に金のステッキが引っかかってた 今日あれやるのね(笑)

布で覆って音が籠らないものなのね

あんまり見掛けないセッティングだけどどんな効能があるの?

今日はワンバスでツインペダルのよう

 

闇夜のライオンの衣装かしら Vive le Roiに乗せて

胸元が大きく開いた白KAMIJOが現れると

客席からは男性陣の熱いKAMIJOコール

いつもかみじょうのライブが始まるううう〜とテンションが上がるアンカーになってくれてます

 

期待通り闇夜のライオンスタート

サビ前でい く ぞ ぉお!と奇声を上げるからどんな暴れパートかと思えば緩やかに手扇子というかみじょうあるあるのライオン

KAMIJOさんの声は高音が少しかすれて聴こえたけどそれも最初の2曲くらいで

そのあとはいつもの調子だった

新年一発目がそれでいいのか?もう一曲チャンスをやろう と煽られながら

2曲目はサンクチュアリ

 

時雨さん 誕生日同じ(すごくどうでもいい情報)

この方の所属しているRHEDORICというバンドとはかなりテイストが違うように思いますがKAMIJOのこんなのも弾けるのね

音を止める箇所ではネックをスッと立てて止める姿がカッコ可愛く年の頃がまったくわからない(笑)

 

サンクチュアリ終わってボンジュール初め

そして期待に応えたこの挨拶

 

K「あけまして アミタァーーーーーイッ

 

何年も聞き続けてるしなんならアミタイツってサイン入ったカードとか持ってるけど

これはKAMIJO語であるということに気付いておかないと頭おかしいですからね

職場などで言わないように

 

「今年は戌年だって?いやいや僕はいつだって未年さ」と微妙な発言をして金のステッキをぶんぶん 仔羊たちが楽しそうに揺れるMoulin Rouge

50歳です?

 

K「久しぶりの このメンバーで この軍服 あんちゃん…

     "アン様"って僕ちょっと言い慣れないんだけど…///

   でもあんちゃんだとSEX MACHINEGUNSっぽいから…

         アン様 初軍服です」

 

後ろを向いて親指で肩章のフリンジを指すクールギタリストANCHANG(違

 

K「この 襟のこれさぁ

       f:id:SOLITUDE:20180108234842p:plain

  僕はないんだけど… これ(ジャボ) なんて言うか知ってる?

   そう  スカーフなんだよ

 これをね?いつからか 誰かが "よだれかけ" と言い出した

  さっき楽屋で"Mekuさんのよだれかけありますか?

          "Mekuさんがよだれかけ探されてます"って」

 

K「アン様 よだれかけデビューです巻き起こる拍手

 

YUKI 年末はベルサイユ10周年 一緒にね… お疲れ様でした

 時雨くんおかえりなさい

 そしてよだれかけ4年目に突入したMekuちゃん 今年もよろしく」

 

ちょっと見ぬ間にかみじょうとMekuちゃんのコンビネーションが揺るぎないものになっていた

以前は絡み寄るかみじょうに困惑しながらも

Winkのように無表情なMekuちゃんが冷酷でw新鮮でもありましたが

肩を組まれ引っ付かれKAMIJOに見つめられるMekuちゃんは

しょうがないなぁかみじょうは/// と余裕ある薄い微笑みで返していて

さすがベテランよだれかけともなると

かみじょうに関わる人々特有の覚悟と諦めを含んだ貫禄が見え始めました

変態的なことを言わせてもらえば黒髪の(客席下手側からのアングル)

その黒髪の隙間で光るシルバーのピアスに

上がり気味の口角がプラスされてマニアにはたまらないチラリズムでした(笑)

 

幻想トリアノンとか久しぶりに生を聴きました

イントロがとても好き 

この人の創る曲はどうしてか壮大な映画音楽のオーケストラを聴いてるようで

最近本当に物語の中にいるような錯覚を起こす

 

片手に夢

かみじょうが 楽しそうに振り回したタオルを

客席に投げると見せかけて体をくるりと反転させると

YUKIさんが(おいやめろ何をするおい…!)な顔でかみじょうと見つめ合ったと思ったら

そのタオルはかみじょうの手からプレイ中のYUKIさんの顔面に(笑)

愛ゆえw 両手塞がれて動けないドラマーの顔目掛けてタオルが投げ込まれた瞬間YUKIさん漫画のスローモーションみたいな反応してましたけどw

 

10年も見続けておいてあれですけどYUKIさんのかっこよさに今更目覚めました
今までカッコよくなかったわけじゃなくw
あの人あんなに安定したツーバス踏む人だったか
とても安定してキレが良くそれでいて品があって
上半身を微動だにせず下を向いてプレイする片手に夢のサビのツーバス部分はYUKIさんに釘付けになるほど 

時折譜面?を見るためか横顔を見せつつ叩いてたけど

KAMIJOソロバージョンのヘアメを施した色気に私が覚醒しました


こう思ったのが私だけなら私はVersaillesの10年間かみじょうと姫以外誰も見ていなかったのでしょう(笑)

 

追憶のモナムール

ソロをアン様が弾いてたけれど

相変わらず正確かつ鋭利な音でそれこそANCHANGの声にも適応できそうねと思いました

ステージに立つ人と思うねやっぱりアン様 

違う人が弾いても曲のイメージが一切崩れない不思議

かみじょう歌謡の王道 KAMIJO曲を語る上で外せない名曲です

 

 

バスティーユ曲中

K「お前達今日は誰にめちゃくちゃにされたいのか?

  だ れ に め ちゃ く ちゃ に さ れ た い ん だ?」 「 ふぁー!(奇声)

がっつり煽るアン様の声も良く聴こえて 彼等も楽しそうだったな

 

 

カストラートのイントロに入る前(イントロの最初の方?)のメロディーラインが

レゴラス達がパーティとなり滅びの山に向かうシーンを彷彿させ

イントロに入ると次々に現れるオーク達を倒しながら進むような勇敢さ(ロード・オブ・ザ・リング)(古い)

Mekuちゃんのギターソロが終わって Xの曲中にあるような女性の声が入り

そしてアン様のソロに入るこの流れがとても美しく構成されているなと思いますよね

壮大な映画一本観たような気分になる

聴く度に勇敢なストーリー感高まるKAMIJOらしい代表曲

 

本編ラストは聴き覚えの薄い曲でしたが

自分のブログを遡ると恐らく Epic Rock Orchestraの時の一曲目で

知らん曲なのにビーブルホワって言ってる箇所があるっていう

KAMIJO得意の  違う曲なのに同じメロディーで繋げやがる裏技使ってきた

これ何  

気になるでしょ  

いつ売るの  

Sangに入るの?ねぇ?←メンヘラ

 

DVDのクレジットを見るとEpic Rock Orchestra~prologue~ってタイトルなのかな

 

 

アンコール

 

一昨年の5月(?)に初披露されてから

まだ愛が足りない まだ足りないって突き詰めてったら音源化に時間がかかってしまったというノスフェラトゥ

最近はもう私完全にこれを聴きに来てる

この曲 なんだろうね  多分サビの旋律なんだと思うんだけど

あの切なさというか哀しさというか

本当にそのたった数小節のメロディーラインが心を奪ってくんだよ

未だに鳥肌たつもん

Mekuちゃんのスーパーソロタイムに入る前 今日はシンバル4回がなかったな

音源はどうなってるんだろうか

入手したら狂ったように聴きそう

これを聴きたいがためにこの春は忙しくなる=お金がかかります

 

本編曲数少なかったからそんな気がしてたけど

Anziが初めてレコーディングに参加してくれたこの曲という前振りで会場を沸かせて

この後30分ある組曲Shymphony of The Vampire全部

曲が切り替わる繋ぎ目がそれぞれポイント高いわけで

こればっかりはやっぱり一気に繋げて聴くのが最高ですね

かみじょうに長々と肩を抱かれても迷惑そうな表情さえ見せず

動きにくいでしょうにそれでも難解曲を弾きこなすさすがのアン様でした

 

 

最後の手繋ぎ

K「今年もKAMIJOの自己満足に力を貸してくれるかぁあ??(半笑いw)

自分で言うのか 

自己満足も職人のこだわり見せつければ純度が上がり1周回って他人の幸せになる

というか納得してないのに他者の意見を聞き入れて妥協した時点で衰退するというもの

(心理学的に本当にそーなんですよ)

プレイヤーがどれだけ納得してやってるかと

オーディエンスの満足度はいつだってイコールなのです

 

 

いやー素晴らしい年明けであった

アン様 よだれかけデビュー本当におめでとうございました!

 

 【setlist】

闇夜のライオン

サンクチュアリ

Louis ~艶血のラヴィアンローズ

Rose Croix

Mourin Rouge

幻想トリアノン

片手に夢を持つ少女

マドモアゼル

追憶のモナムール

-361-

BASTILLE

カストラート

Epic Rock Orchestra

 

~en~

ノスフェラトゥ

Shymphony of The Vampire

 

 

 

心に傷を負ったバンギャとしては(笑)ソロは解散や脱退がないのである意味安心して見ていられますが

サポートとしていろんなプレイヤーさんが入れ替わる中一度も抜けていないMekuちゃんは

既に外れられないポジションに立ってる感じしますね

KAMIJOの左側(向かって右)にはHIZAKIかMekuかみたいな

久々に見ましたがあの立ち位置パート役割音全てひっくるめて

もう居ないとダメな人になってる

 

ギター上下どっちも華だから視覚的にも聴覚的にも大変贅沢でした

若年の頃だったらこの二人合わなそうだなぁなんて思いながら(笑)

時の必然を感じました

このメンバーでのツアーとっても楽しそうだ

一旦仕事辞めて全通しようかな(軽い)

結構本数あるけど総額いくらかしら(フルフル

 

next gigにGAMEOVERさんの解散ライブを予定していたんですけど

さすがに開演早すぎて行けないかもしれない

何にしろAREAに行きたい(笑)

 

KAMIJOさんのツアー日程リンクしときます 自分が見る用でw

f:id:SOLITUDE:20180109144854j:plain

 

see you next gig.

 

 

 

 

 

 

Dove into GIG-2017

毎年この記事を書くのが楽しみです 

 

最近アイコンがない人をちょいちょい見かけるようになったので

先月辺りから久々にTwitterにアイコンを作りました

 

f:id:SOLITUDE:20171231023106j:imagef:id:SOLITUDE:20171231023319j:image

 

このブログのヘッダーと合わせてみると

私の生活の中心がいかにライブであるかがおわかり頂けるのではないかと思います 笑

 

恒例の年間参戦ライブ総まとめ

 

【2017年参戦履歴】

 

1/4(水)新春セッション大会@高田馬場AREA

1/9(月)マルコ&GAMEOVER共同主催「Rutta&耶月生誕祭」@池袋RUIDO K3

1/27(金)VOLTAGE ENTERPRISE 4th anniversary 「HIGH VOLTAGE」@高田馬場AREA

2/10(金)SPARKS-vol.26-@高田馬場AREA

2/12(日)littleHEARTS. Presents My littleHEARTS. Next Edition Vol.13@高田馬場AREA

2/14(火)「Chateau de Versailles」@日本武道館

2/18(土)ART POP ENTERTAINMENT & BAYSIS PRESENTS「 如月LOVERS☆2017-横濱八夜伝説- 」@横浜BAYSIS

3/8(水)"Visual Parade"Presents"Metal?"@豊洲PIT

3/9(木)マルコ主催「変人劇場」@高田馬場AREA

3/22(水)篠突く雨一周年記念主催「薄氷 冴え返る 淡い視覚。」@高田馬場AREA

3/26(日)RAZOR主催イベント『REDEMPTION SCREAM』@恵比寿LIQUIDROOM

4/8(土)Chateau Agency Presents「王家の晩餐」@東京キネマ倶楽部

4/26(水)KAMIJO Epic Rock Orchestra@赤坂BLITZ

5/4(木)国民の祝日〜0504建国を祝して〜@渋谷DESEO

5/16(火)唯依葉-yuiha-生誕主催公演『Eternal Oath』 @高田馬場AREA

5/26(金)DIVEIN主催「CORE」@池袋Black hole

6/2(金)AREA 20th Anniversary 6/2 @Zepp Tokyo

6/8(木)Best Album-穴二つ-リリース記念マルコ主催「おかめ般若の二人羽織」@高田馬場AREA

6/18(日)MEJIBRAY6周年記念全国TOUR 「HANGMAN」 -TOUR FINAL- @ 赤坂BLITZ

6/24(土)PS COMPANY PRESENTS『明鏡止水vol.36』@高田馬場AREA

6/25(日)Best Album-穴二つ-リリース記念単独公演「逸レ者、世ニ憚ル」@池袋音処・手刀

7/3(月)RAZOR SPECIAL ONEMAN LIVE 猟牙生誕祭2017@高田馬場AREA 

7/5(水)マルコ主催3マン公演「東亰劇場第貳夜〜禁忌犯す楽園〜」@高田馬場AREA

7/6(木)マルコ主催3マン公演「東亰劇場第參夜~闇に溶ける鴉~」@高田馬場AREA

7/15(土)X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle ~奇跡の夜~ 6DAYS@横浜アリーナ

7/22(土)KAMIJO生誕祭「Rose Fes」@東京キネマ倶楽部 & ダンスホール新世紀 

7/31(月)THE VELVET&マルコ共同主催「ひと夏の経験」@高田馬場AREA

8/11(金)マルコ主催 mini album「セイゾンノシルシ」レコ発4マン公演 「変人万歳」@高田馬場AREA

8/13(日)PS COMPANY presents『明鏡止水vol.38』@高田馬場AREA

8/18(金)HIGH VOLTAGE SUMMER @高田馬場AREA

8/27(日)10 th Anniversary「CHAIN THE ROCK FES.2017」@川崎CLUB CITTA'

9/2(土)UCHUSENTAI:NOIZ ONEMAN TOUR2017 ~コールアウト~@江坂MUSE

9/10(日)mini album「セイゾンノシルシ」リリースツアーファイナル&3周年記念単独公演「変人万歳3周年」@高田馬場AREA

11/20(月)マルコ+手刀15周年記念 presents [いちごマルコ -其の壱-] @ ネオ東京池袋手刀ドーム

12/9(土)MOSHIJO THE THIRD 王家の血とSONATA@東京キネマ倶楽部

12/16(土)MEJIBRAY全国ワンマンツアー「そして誰もいなくなった」@新木場STUDIO COAST

12/17(日)Versailles 10th Anniversary Tour -Grand Finale-「CHATEAU DE VERSAILLES」@Zepp Tokyo

 

 

計 37

 

【参戦バンドランキング】

 

1位・・・マルコ                  14本

2位・・・KAMIJO/MEJIBRAY      4本

3位・・・Versailles/RAZOR   3本

 

【行った箱ランキング】

 

1位・・・高田馬場AREA      17回 

2位・・・東京キネマ倶楽部   3回

3位・・・赤坂BLITZ/ZeppTokyo/池袋手刀    2回

 

・・昨年まで最高4回だったのにAREA17回おかしいでしょ(笑)

 

AREAコレクションです←

f:id:SOLITUDE:20171231205340j:imagef:id:SOLITUDE:20171231205345j:image

 

【記憶に深く刻まれたライブランキング】

 

3位

9/2(土)UCHUSENTAI:NOIZ ONEMAN TOUR2017 ~コールアウト~@江坂MUSE

 

もう居てくれるだけで安心する存在になっている宇宙戦隊NOIZ

数年ぶりに 一番通っていた頃の曲が沢山聴けて

当時の「好き」を思い出しました 

もうバンドというものをあんな風に好きになることはないと思う

ライブがこんなに幸せで楽しいものだと教えてくれた彼らの空間は

いつの日も変わることなく 

痛みも苦しみも全て包み込むポジティブなエネルギーに満ちていて

私を原点に戻してくれました

この記事他盤ギャさんにも読んでもらえたら嬉しいなぁ

 

 

2位

12/9(土)MOSHIJO THE THIRD 王家の血とSONATA@東京キネマ倶楽部

 

記憶に新しいせいではなくてこれは忘れられないほど天才的なイベントでした

KAMIJOさんという人物を音楽家として本当にすごいと改めて思ったし

思考を止めてしまうようなまっすぐな音達が五感を刺激して

下手したら人の人生変えられるんじゃないかくらいのパワーがありました

ソロにならなかったら生まれない共演だったのかもしれないと思うと

物事の必然と神秘の愛を感じずにはいられません

 

 

1位

6/25(日)Best Album-穴二つ-リリース記念単独公演「逸レ者、世ニ憚ル」@池袋音処・手刀

 

メンバーの脱退が発表される前のワンマンですが

このライブではバンドの規模が一段上がる時特有の熱量を発していて

未だにあの時の空気感を肌が覚えているほど

箱がとても手刀とは思えず(キャパ的に)パラレルワールドにいるようだった

マルコについては下につらつら書きますね

 

 

【今年出会ったバンドランキング】

 

1位 LOVEBITES

2位 ヴァージュ

3位 ー

 

あまり新しい出会いというものがなかった中でLOVEBITESを知ることができたのは奇跡

LOVEBITESってあのラブバイツではなく(笑)

当時バンギャではなかったので私は知りませんがよく突っ込まれるので一応書いておきますw

 

めちゃくちゃかっこいいメタルバンドを見つけたのもつかの間チケットとれねぇ・・笑

未だ生を見るに至っていませんが曲は収集済み

そしていよいよ2月に初参戦が迫っています

あの声生でもあんななのかな すごい楽しみ

 

そしてヴァージュですが

声が もうとにかくボーカルの声が忘れられない鬱な美声で

ホール公演で聴きたい欲求が抑えられません

反響したら相当気持ちいいと思うんですけどね

バンドがデカくなるのを待っています(笑)

 

 

 

2017年の本命はマルコでした

左耳に入ってくるギターの音が聴いたことの無い変な音で

曲の一部にあるキャッチーなフレーズを脳裏にしたためておくうちに

気が付くとその曲の中毒になっているという危険ドラ●グに溺れた結果(笑)

AREAが自宅のようになった今年でした

誰のファンというわけでも無いのですけれど

その最初に耳についた変な音のギターがなくなってしまったことが

今はまだとても大きく 音源を聴くか ライブを観るか

両方一緒にできない感じなんですが

曲とボーカルの声の中毒性も残ってるのでまた行くんでしょうね 怖い

1月のマルコは全部行けるので(笑)

 

9月10月はびっくりするほど体調が悪く

ライブに一本も行かないまま過ぎ去り

11月末に再びマルコを見て活動再開

無事MEJIBRAYとVersaillesを観て予定通りライブ納め完了致しました

 

 

個人的な話をすると

一昨年辺りから周囲のギャ仲間が出産ブームに乗ってしまっため

ひたすらひとり参戦が増えました

しかしそうしたことで今までと違った目線で見るようになっていることに気づきました

 

周囲の意見や麺の好きずきを聞かない合わせない影響を受けない 

要するに”共有する”状態を抜けると

ただの音楽馬鹿が残りました 思い起こせば子供の頃からこうだった

変態かもしれない(笑)

そうなってから完全に見方が変わったというか記事の書き方が変わったというか

このブログもなにやら最近は文章に魂が入り込んでいる気がするというか・・・笑

なんて説明していいかわからないけど最近本気で書いてる

何が本気かわからないけど(笑)本気です

バンドが好きでライブが好きで音楽が好きで

そしてそれ以上でも以下でもなくそれだけなんです

面白く書こうとも思ってない

だだ褒めしようとも思ってなくて知った振りして書こうとも思ってない

思い出すと涙が出るほど熱がこもったライブだったり

分析するとものすごい秘密が隠れている音源だったり

そうゆうものを直に伝えられたら一番嬉しいのです

当然 主観的なものになりますけれどね

 

今年もたくさんのバンドさんに幸せにして頂きました

いつも本気のステージや音に体の芯が震えます

この感覚のマニアです(笑)

 

今時Web拍手がついてるブログは珍しんじゃ無いかと思うんですけれど

今年に入って拍手もコメントも格段に増えました

本当にありがたきです いつも読んでくださってありがとうございます

コメントお返事記事を作っていた時代もあったのですが

書いている人よりも ここに書かれている人たちのライブを見て欲しいので

現在はTwitterで気まぐれにお返事させて頂くようにしています

 

 

いつも読んでくれてる皆様

今年このブログに出会ってくださった皆様

ありがとうございました

来年も本気で会場の熱を伝えていきますよ 多分 笑

新年一発目の参戦はKAMIJOさんの予定です

5月には安室奈美恵さんに初参戦しますので

私も120年前の出で立ちに戻って細眉白リップでドーム行きます(笑)

年越しライブ中の皆様楽しんでね

 

see you next year.

 

よいお年を

 

2017.12.31 らむ

 

 

 

 

 

 

 

Versailles 10th Anniversary Tour -Grand Finale-「CHATEAU DE VERSAILLES」@Zepp Tokyo

12/17(SUN)

f:id:SOLITUDE:20171218222631j:image

どう急いでも15分遅刻…昨日と同じ場所から同じ距離感の移動っていう奇跡的な箱の位置

今日は間に合わなかった(笑)

 

完全に前日の余波が残っていて

珍しく別のバンドのモードを持ち越したまま入場したらMASQUERADE始まってすぐぐらいだったかな

 

私が勝手に好きなバンドの大事なFinalが続いただけなんだけど

こんな大物のおおごとを二日連続にしないでくれと思ったよ(笑)

 

ようやく心を此処に置いて末裔モードに切り替え見始められたのは

ASCENDEAD MASTERのイントロが聴こえてきたから

あの曲やっぱり凄いなぁスイッチが入る

革命は美しく 燃え上がるセレn …パブロフの犬のように気付いたらKAMIJOさんと一緒に踊ってた怖い

ローズライトが高額な数珠に見えてきた←

 

すごく 久しぶりに見る気がしたんですよね

いつぶりかと思えばVersaillesもKAMIJO生誕祭から見てなかった

私が活休してる間にツアーしてたのね 

 

Zeppはステージも広くて天井も高くてVersaillesに良く似合う

等間隔にセットされたお立ち台に

タイミングを合わせて登ったり降りたりするギター隊が

クルクル回るオルゴールみたいだった

 

Lineage

活動再開してからの曲を実は殆ど聴いていなくて

iTunesに入れた時に曲名が表示されなかったためにどのタイトルがどの曲なのかもわからないまま今日を迎えてしまった

だけどすごいのが

久々に聴くと唸ってしまうほど複雑に音を重ねてるのに

一度聴けばサビを必ず覚えてるんだよね さすがVersailles節だなぁと思います

Bメロのコーラスに被る部分の拳がリズム的に小難しくて

かみじょうさんが拳ヘドバンバリの勢いで全身全霊先導してたけど私まったく着いていけなかったw

 

 

インタビューだったりメンバー個人のツイートとか

ライブ以外の情報に疎いので私が知らないだけかもしれませんけど

活動再開してから出てる曲の詞が薔薇の末裔の何らかのストーリーに則ってない気がしますが

それもこれも含めてストーリーのうちなのでしょうか 

きっとそうなんでしょうね

言ってしまえば受け取る側の状態の現れでしかないんだけど

だいぶ曲の醸し出す雰囲気が変化したなと 最新楽曲達を聴いて思った

面白いよね 変化を続ける先が見えない物語

 

今日はメンバーみんな楽しそうで嬉しそうで

Chandelierなんて会場の照明のトーンが上がった感じした

バイバイ(右手を左右に揺らすやつ)する振りお気に入りなのかな

スピードメタルなのにこの動きのおかげで殆どの曲がとてもピースフル(笑)

 

 

 

K「ところでTERUさっきコケた?←私が来る前の出来事らしい 見てない

 

それを聞いたHIZAKIがスイスイスケートするようなジェスチャー見せて

”今日は床が滑る”件について訴えてたけどもうどこの宮殿の少女なの?

うっかりキュンとするけどその対象が女の子としてなのか中のおっs  さんなのか自分でも混乱するw

 

K「この10年 いろいろな ことがあったけれど

  今こうして ステージで メンバーみんなで 踊れています

  こうゆうのを 歯車が合った と言うのではないでしょうか」

 

雑に言うと仲良くなってきたということなんでしょうか

最近そうゆうバンドを頻繁に見る気がする

それバンドとして最強になるやつだよ

 

 

Floweryなんて年単位で聴いてなかった

KAMIJOさんがニコニコ絡みにいくと微妙な表情を見せるHIZAKIさんを見るのが楽しみな

活動休止前のツアーを思い出す曲

 

 

Marionette

アルバムの中でこの曲だけが明らかに異彩を放っていたので生を聴いてみたかった

Versaillesの新しい引き出し

どどぺどどぺ…人差し指を頭上に交互に出して宇宙と交信するような振りをしてたけど

これいつからやってるの

これからずっとこれなのか

本当にその振りでいいのかと久方ぶりに深刻になった(笑)

これをHIZAKIさんがやるととても可愛いのに

KAMIJOさんがやるとただひたすら面白いというもはや才能

 

 

K「ファンのみんなのことを想って書きました」という前振りで始まったA Day Without You

あまり歌詞を読まないですが

曲中に「ねぇ気持ちがわからない…」とか聴こえてくるとそれは恋では?

と思うくらい過去にない曲ですね 新しい

 

 

遅刻したのでAristocrat'sが聞けなかったんだと思ってたんだけどこの日は本編ラストがAristocrat's だった

この折り畳みをしないとワンマン見た気にならないからツイてたなぁ

 

 

アンコール

 

K「うちの お姫様がドレスを着替えられて

"全部赤だから気付いてくれるかな..."って可愛いこと言ってましたyかわいい

 

K「YUKI  どんな10年だった?」

 

Y「やーもう…このメンバーに出会えたことがね   本当にね…デステニー ですよ

…では ...次の曲  聴いてください デステニー…(そっとマイクを戻す)

 

Versaillesでどの曲が好M「全部」(即答)    全部乗せ!

みたいなニュアンスでした

何が来ても食べます美味しいですみたいな

MASASHIくん遠目で見ると中国の孔雀みたいね

 

M「僕初めての海外ブラジルなんですよ 凄くないです? いきなり遠すぎだろみたいな」

 

K「もっとねぇ  お隣の韓国さんとかね」

 

韓国さん誰

 

どんな10年だった?

H「憧れの先輩とかと一緒にやらせてもらったりしてるじゃないですか

こんなこと…あるんやなって…」

 

どの曲が好き?

T「あ曲?そっちの質問?えっと…」K「どんな10年だった?」T「えど  どっち?w」

K「どんな10年?」

T「俺がかっこいい10年でした!(さっきコケたけどね!)10年間輝いていられました ありがとう!」

 

インタビュアーKAMIJOさんがうんうんて相槌打つんだけどその声の穏やかなこと

湖のような大きな愛でメンバーを包み込んでるような気さえしましたw

 

After cloudia

 下手でサービス中のTERUMASASHIの間にKAMIJOさんが割り込んで

演奏中の2人にHIZAKIのギターソロが終わる手前でジャンプしよ?ってジェスチャーして

3人でぴょんっ↑↑だって可愛いまじ5歳児

 

そんなんしてたら下手に来た姫も思いっきりコケた(笑)

 

イントロのKAMIJOさんの動きを見てうおおおおおBeast of desireだあああああああ

腕が勝手にメロイックサインをクロスしてた…!KAMIJO様の言うことは絶対…!数珠...!

演奏するメンバー全員が本当に自由で楽しそうで

観てるだけで幸せ

 

Philia

Versaillesの曲のざっくりとした説明をしながら

180だか183だかの曲が多いとかってBPMの話してたけどテンポについて無知なので

とりあえずとても速いんだろうなということだけが伝わりました

 

Wアンコール

 

H「すいません僕もさっき盛大にコケまして」 

K「どこでコケたの?」 

T「多分 この辺で」 

K「ちょっと…僕気をつけるね」

 

   転ばなかった...←

 

The Revenant Choirでは銀テが舞う

 

K「10年前にヒザキと話してた夢は 殆ど叶ってきました

  でも 叶えば叶うほど傷付くということも知りました

  薔薇が一番似合うバンドになる その夢はまだ叶っていません」

 

お前達力を貸してくれるか?

10年20年200年後も着いてきてくれるか?

着いてきてくれるのか?

着いてこれるか?

着いてきたいのか?

 

 

着いてきて の 五段活用

 

最後に全員で手をつなぐ場面では

M「しばらく会えなくなりますが確実に未来はあるので待っていてください」

 

 

Versaillesは製作期間に入るようですが

次に会える約束をしてくれるって嬉しいね

 

メンバーの笑顔が眩しくて10周年FINALに相応しいライブだった

 

 

私が入場してからの【setlist】

 

MASQUERADE

Shout&Bites

Ascendead Master

Lineage

Inheritance

Chandelier 

 

Flowery 

Marionette

Day Without You 

Sympathia 

La Musique 

The Red Carpet Day 

Aristocrat's Symphony

 

~en①~

After Cloudia

BEAST OF DESIRE

Philia

 

~en②~

The Revenant Choir

 

 

あれからLineageにちょっとハマって 単純なので 笑 

マリオネット以外全部Versaillesの王道な気がしてまだ聴き分けがつかないんだけど

Shadows Fangが好きかな

 

 

ドリンクホルダーがクリスマスVer.♪♪

 f:id:SOLITUDE:20171219000608j:image

なんか すごい年末の大仕事を終えた気がしてる(笑)

来週突然のNOIZ全曲ライブに遠征しない限りはw

年内はこれが最後 と思ったけど

なんだかそれも物足りなげだから

平日に何か探して行こうかな

 

 

See you next gig.

 

 

MEJIBRAY全国ワンマンツアー「そして誰もいなくなった」@新木場STUDIO COAST

 

12/16(SAT)

f:id:SOLITUDE:20171217105048j:plain

どう急いでも15分遅刻だったのだけれど到着して2分で開演

最近いつ何を観に行っても私が到着して2分で開演する(笑)珍しく押してたみたい

めっちゃ混んでた 綴さんの歯以外何も見えなかったよ

 

******************

MEJIBRAYはあと1本恋一さんのBDライブを終えると活動休止に入るわけだけれど

今まで見てきた活休系のライブとはまったく違って

これが「MEJIBRAY」というものを魅せつけられたという感じで

再開に期待が溢れる斬新な締め方だった

むしろ翌日に見たVersaillesの方がFINAL感強かったw 

 

 

不思議だよね本当この開演前箱内の空気

どれだけハッピーな曲調のオーケストラマーチが流れてたって気持ち悪いんだから(笑)

広ければ広いほど気持ち悪さも増すんだ

そのBGMがぷつっと途切れて暗転 トラブったか?と思うような音の切り方もまた

 

真っ暗なまま静かに中央から幕が開けた

 

 

活動休止前の最後のツアーファイナルに顔黒塗りで出てくる人いる?

遠いし黒い衣装だしで歯しか見えないよ 綴さん

しかも額に肌色少し残してる?意味?狂ってるということは重々承知の上で見てるけど

新しい道創りすぎだよと思って横見たら恋一さんも黒塗りなのかよ←これがこの日のピークぐらいの衝撃だった

じゃあ全員黒いのかと思いきやみゃあさんはいつも以上にいつもだし

メトちゃんは裸族だしなんだよこのバンド(笑)

 

こんなバンド続けろよ絶対!!休んでもいいからっ!

と最初から突っ込みどころが多すぎて

 

 

ステージサイズいっぱいの巨大なロゴマークを背負って今日は何を始めるのか

普段のライブでも一曲目は一体なんじゃろかという

他バンドにないレベルの緊張感と期待が私たちを飽きさせない

その一曲目でその日のライブのテーマが変わってくるというか

そんな一曲目は剥落  剥落・・・!

最後の日に一定客層を強く刺激する方の曲から始めるのかっっっ

 

剥落を観ている最中に黒塗りに気付いたから曲を聴いてる余裕がなかったんだけれど

剥落が終わると今度は”次はなんだ!”という(笑)

乗り物が日替わりのテーマパークみたいなワクワク感

 

Agitato GRIMOIRE

シャウトボーカルとクリーンなギターが合わさって主旋律になるAメロのGRIMOIRE

ここで何種類ものシャウトデスボなんちゃらスクリームって声の出し方は詳しくないですけど

いろんな声出すのが面白くてこれが出た当時めっちゃ聴いてた

サビに向けて緩やかになるリズムも気持ち悪くて新鮮

 

ぶっ飛べ!クールモンスタアアアアア!の一声で覚醒したかのように客席がいつもの動きを始めるVICTIM(ism)

見慣れている流れになってきたところへ 月食

あれはシタールの音なのかな 

中東をイメージさせるような神秘的な音が聴こえると会場に歓声が そして  

 

デカダンス…!!!

若干の哀愁を感じる旋律のイントロにMEJIBRAY的王道のサビ

普通のボーカルならクリーンで歌うであろう箇所を一部シャウトにするMEJIBRAY色満載のDECADANCE

この位置で(セトリ的に)これを聴けるのは大変ありがたい

 

醜詠から-XV- 通常のワンマンではこの時間に気持ち悪!を極めてそのあと楽しく暴れる流れに持っていくっていうふうに脳が覚えてるんだけど

この日は最初がこのゾーンの曲だったのと

そもそもメンバー2人の顔が黒いので

この時間にいつも感じる「キタァ」っていう感覚がなかった

 

綴さんが殆ど見えてないので定かでないけど

多分みゃあさんの所だけにお立ち台があった?

普通1箇所ならボーカルだろうけど

こうゆうわけわからないステージングも

それぞれが着たいもの着てるバラバラなヴィジュアルも物珍しくて目が離せなかった

そのお立ち台にペタンと座り込んでみゃあさんは

あのメイクで あの洋装で あの容姿でそれを弾く姿は薄気味悪くて最高だった

 

目立って表に出てこない曲もちゃんとMEJIBRAYで 期待を裏切らない独特のメロディーライン

そんなhatred × tangle red × hunger redを挟んでナナキでは照明がパッと明るくなり

綴さんが歌う「ナナキ」の後を追うように客席のMEJIBRAY達に歌わせて
それを身体で心で聴くステージと一緒に作り上げる様子はこれで本編が終わるのか?と思わせるほどの一体感

この曲いい曲になったね 変わった 

 

曲間にいつも流れる天地創造とかSE的なものも一切なく

ただ暗闇と沈黙の中メンバーを求める声だけが響く

広く高い異様な空間

 

 

イントロで沸くコーラスの曲は何曲か見たことがあるけれどこの日はDIE KUSSE

女の人の綺麗な声の使い方がまじMEJIBRAYですよね

そしてそこに挟まるギターソロがとても繊細で美しい

本当にここの曲はいいよ 今更だけど曲が好き

楽しそうに手を上げて跳ぶ客席を見ながら何を思ったかな

黒くて表情読み取れないな(笑)

 

原罪の林檎 中指立てて嘘と愚行で狂って

いつものライブと何も変わらない空気の中

メトちゃんが立ち上がって煽る枷と知能イントロ
サビのコーラス部分の綴さんがこの曲の見どころです
遠くても美しい その細いシルエットが繊細に動く姿のスタイリッシュなこと
横向きで首をカクンッと上に向けて天を仰いだり
低い姿勢で両手を広げ客席を包み込んだり
そうゆう場面を含めての名曲

私の曲解体が追いついていなく不明確なんだけれど

MEJIBRAYの曲は何故だか ポジティブな曲調でもドロドロした雰囲気が漂って全開ハッピーにならない

それなのにライブが全開楽しいっていう七不思議を

活休中に解明したいと思います(笑)

そんなピースフルな枷と知能のアウトロを

最後まで伸ばさずに パチっとぶった斬って
BI"name"JIKAのイントロをドラムが叩き出す

 

この"終わり"と"始まり"に通常仕様ではない何かを予感させて落ち着かない

会場中が右手を掲げる光景は神を崇めるようにも見えて

全ての人の想いをまとめて何か祈りを捧げているかのようだった

 

愛おしい…と 全身から絞り出しながら

その場に崩れ落ちコツんというマイクの音と共にひれ伏したまま動かない綴さんの元に

恋一さんが駆け寄って覆いかぶさるような動きが見えた

しばらくして恋一さんが立ち上がり

客席に向けて何か訴えていたようだけれど

声は聞こえず 表情も見えず

響き渡る沢山の声に乗って ただ大きく動くピンクの髪が見えた

 

みゃあさんはギターを鳴らし続け

メトちゃんはスティックを投げ捨て立ち上がり

深くお辞儀をしたまま幕が閉じた

 

MCなし

アンコールなし

 

活休といえどMEJIBRAYのことだから

大多数のお客さんが聴きたいであろうメジャーな楽曲をできる限り聴かせるような幕の下ろし方はしないだろうなと思ってはいた

一般受けしない剥落で始まって

サバトやカルマを抜いて

本編ラストの定番曲メサイアをやらないことで

通常のワンマンであれば中盤から後半辺りの雰囲気を残したまま終わった

 

これはどれだけこのツアーに参戦しているかで受け取り方が変わってくるんだろうと思うけど

この 劇的な不完全燃焼

それでいてだからこそMEJIBRAYだという絶対的な信頼を受け取ることができるという

本当に今まで見たことがないやり方だった

 

最後のそれも含めて演出なのか
実際に泣き崩れたまま起き上がれ無かったのか
遠すぎて真実は掴めませんが
私の中ではその"実際に泣き崩れて起き上がれず途中で終わった”ということも含めて
計算ではなく巧妙な演出であったと解釈している

 

 

喉が潰れてもステージに立つ

男性ファンが多い理由は綴さんを始めとするその生き様なんではなかろうか

若手バンドと呼ばれる時期を過ぎたらもう

生き様がそのバンドを表すようになるというか 

 

先日別のバンドで

この人いなかったらこのバンドの音じゃなくなる人が脱退したんですよね

その後のライブを見たけど

普通 解散考えると思うんだよ

素人が見てもわかるくらい

だけどそれでも続けることを決意するとなると

相当な覚悟でステージに立つことになるわけで

そうなってくるとバンド自体の周波数が変わる

"決意"というものが"自覚"になるというか

私そうゆうバンドが好きなんでしょうね

もう 全てをそこに懸けてる音楽家が

 

MEJIBRAYにもそうゆうエネルギーを感じてた

バンドって音だけじゃないし技術でもなく曲だけでもなくて

エネルギー…もうこのブログのタイトルをエネルギーKlangにしていいんじゃないかと思うくらい(笑)

ダイレクトにステージ下に飛んでくるんですよ 

 

このライブで飛んできたそれを大切に育てて

お互いがパワーアップしたその時を待ちたいと思います

楽しみにしてます