SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

キズONEMAN TOUR 「消滅」@新潟CLUB RIVERST

 キズがリバーストなんて入るわけがなく

エントリーもせず諦めていたんですがまさかの一般で奇跡の一枚を入手

これはなんとしても行かねば棺桶に入る時に後悔すると思い日程的にも体力的にもかなり無理をしてw行ってきました

reikiさん出生の地 

 

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何年か前にVersaillesで11月に新潟来ましたがあの時もっとくそ寒かったな

昨日は東京とそんなに変わらず お天気も良く

 

11/10(SUN)

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ドリンク代が300円(アルコールは+200円?払うシステムになったみたい)

クロークも300円  方向音痴のプロでも駅から迷わない 良心的で良い箱

やっとこさ入場できたらホールから人が溢れていて入れなくwそしてドア閉まらない(想定内)

久しぶりに通勤ラッシュでした

私の後からもどんどん人が入ってきて押し込まれ結局死角ができる位置に流れ込みましたため

煽らない曲の時のユエさんときょのちゃんがまったく見えないというw視点から拙いレポをお送りします

 

 

メンバー登場時の照明が暗くあまりよく見えていませんが

袖が上手側なので衣装も髪も真っ黒なリズム隊から先に現れました

少しの間をおいてreikiさん登場 最初からジャケット脱いでたかな?

彼は黒いシャツ+後ろ身頃に少し光沢のあるベスト姿がよく似合いますね

始まる前からほわぁぁぁっとなるくらいかっこよかった

来夢さんはサラッと現れてすぐステージに溶け込みましたが

前日の金沢と同じ衣装かなぁ?

血痕まみれの白いシャツに包帯メイク 世界線の時ともちょっと違うようでしたが

黒髪と耳の隙間から垂れるイヤモニが医療用チューブに見えて

90年代V系を彷彿させる洋装に見合わぬ実力が不釣り合いで新鮮でした

背中と腕に血の手形とかついてた

黒髪になり直視さえできない美貌を魅せつけるユエ様は禁断の左耳出しスタイル

イケメン王子にかわいいがプラスされ彼にまつわるいろんな面白い話を一瞬にして忘れてしまいます←

 

一曲目はなにかななにかなー学研のおばちゃんまだかなー? 

ワクワクさせる少しの空白を越えてステロイドのイントロ

きょのちゃんの頭のちょんちょりんがぴょんぴょん弾けてるのだけがw見えて可愛かった

ご当地動員の皆さまが多いのかな 客席いつになく激しくて 

蛙 ELISEとぐいぐい攻めてくるセトリに最初からエネルギー奪われます

そして誘われます(暴れよぅぜ?)

 

 

来夢さんが自分の体より大きn ギターを持っての銃声 

音源発売前に恵比寿で聴きましたよね あの時より俄然いい曲になってます

なんでしょうね怖いほんと

ライブで聴く度に曲のクオリティーとか何やかやが高まっていくので全然タイプじゃない曲でもライブ後には取り憑かれたように再生回数が上がります

血まみれの白シャツに身を包み「病んで病んで病んで狂っている」と訴えるあの目つきというか”表情” 今の心境を即興でうたってるの?と思うくらいの臨場感で

昨日一番くらい銃声良かったです

アコギパート この曲からラブソングに繋がることを想像していませんでしたが 

優しい表情で「許しはしない」と口ずさむユエ様罪深き

そして「呪いかける〜ぅ〜」の後も最高に切なくて素敵でした

 

巨大な胎児をバックに派手な演出で演奏されるが壮大で大好きなんですが

キャパ180の箱で生身の人間が持てる全てを出し奏でられる0も格別でした

大切そうに一音一音を抱きながらイントロのソロを並べていくreikiさん

いつもと変わらず壊れそうでありながら

いつか夢見たであろう目の前の景色を一つ一つ掴み取っているようにも見えました

続く十五は例によってスーパーreikiタイムから始まるわけですが

ユエさんが煽ってくる怒声が結構なボリュームで聞こえてきたんですけど

近くにいるといつもあんな感じなんでしょうか

近いといっても私そんなには前にいませんでしたけども

そうゆうわけでステージからの圧がすごかったのとさっき横モッシュで動かなかったら逆に目立ったので動かざるを得ませんでした(言い訳)

 

息のできる死骸が本編に!

ベースを高い位置で弾くことを断念したためか上半身を前に倒し客席に喰入り気味でブゥーーーンと低音を走らせるユエさん と同時に

下手前方のギャさん達が両手を広げてぴょんぴょんする

それがセットになってこの曲のイントロソロの完成です(笑) それがとっても良い

見ていてテンション上がります

仙台で完成された間奏部分の下手横モッシュ上手ヘドバンが揃ったところをEXで観るのがとっても楽しみです

EXでは俺をPA席に座らせてくれ(笑)

でこれが終わってすぐさま平成に入ったんですが

最近の定番だった曲前のジャカジャカがなく繋がって聴こえてカッコよかった

死骸の最後の音と平成の始まりの音が同じなのかもしれない

セトリが固定されてないと曲間も毎回違うから飽きないです

 

この後が来たので傷痕 黒い雨かなと思えば逆だし(笑)

黒い雨は曲に入る前に来夢さんがアコギ一本で弾いている短いメロディーがありますが

この日はそのメロディーだけが聴こえて来夢さんの姿が見えない

と思いきやステージの方を向いて弾いていたようで

立ち上がって(?)マイクに向かってずんずんと歩きながら

マイクスタンドにたどり着くとくるりとこちらに向き直り「愛してる」の歌い出し

何それかっこいいそんな始まり方 

アコースティックギターを抱えてセンターに立つ来夢さんの姿がなんか最近ほんとにかっこよく見えて

今日はシャツ血だらけだけどw

ストリートミュージシャンみたい

ストリートミュージシャンがかっこいいという概念の話ではなくて

武道館だろうと道端だろうときっと何も変わらないんだろうなこの人はと思うと

なんか 歌い続けている限り聴き続けていたいと思ってしまう

あの格好良さは他人目線で生きていないからなのかな

承認欲求も損得勘定も感じない

 

 

~アンコール~

 

アンコールにおしまいが セトリ読めなすぎる(笑)

仙台では来夢さんがreikiさんの顔をじっと見つめながら歌っていた落ちサビ

今日は来夢さんとreikiさんが互いの頭をグリグリと押し付けながら闘牛のようにw

 

Aメロでお客さんの拳と声が上がるでしょ

あそこなんか感動してしまった お客さんの声に

まさにステージと客席全体の掛け合い 

サビは高く跳ねて笑顔になれるし

一つになるとはこうゆうことって感じで

この曲本当よくできてるなぁと思います

 

今日はreikiさんのルーツでの凱旋公演なのできっとが聴けると思っていました

ポジティブな旋律に乗せて全身表現をするreikiさんを見ていましたが

ステージ上であれだけ何もかもをさらけ出せるって本当は誰よりも芯のある人

私はそこに惹かれてる気がします

昔出ていたライブハウスにソールドアウトで帰還

こんなかっこいい凱旋公演はないよね

 

ここでようやくきょのちゃんが見えた今日も可愛い

いつものようにタオルで顔を拭き拭きして客席に投げ入れ

ユエさんの投げたペットボトルの洗礼を軽く受けw

来夢さんのピックもまぁまぁ飛んだしピースフルに終了

するわけがなく

おい おい 戻れ まだやっぞー

なに帰ろうとしてんだまだやっぞー!

 

こうゆうところがたまらない来夢さん本当

reikiさんへの愛情が 

 

すっかりありがとうの表情になり帰る気でいた楽器隊はそれぞれのポジションに戻りもう一回ストラップをくぐってやっぞー!のテンションに

俺はまだ帰りたくないんだ!

何やるかわかんないけどまだやっぞー!

 

きょのちゃんが何を叩きだすかと思えばへのへのもへじ

待ってたぞ!このイントロがかかると客席の熱がうわっと上がるから楽しくて記憶が飛んでしまいますw

ユエさんがreikiさんの位置まで移動してったり

来夢さん♡ユエ様が見つめ合う姿にオール阪神・巨人並みの身長s

微笑ましく暖かく箱全体の温度が上がりました

 

へのへの終わりかけでまたまだやっぞー! 

reikiさんが来夢さんの顔を覗き込みながらジャカジャカと暖かいコードを弾き始めました

それは東京 歌声も演奏もあまりにも優しくて暖かくて楽しくて

ストリートミュージシャンの即興セッションに私たちも混ざって一緒に歌ってるような錯覚を起こしました

 

まだやっぞーーー! いや新幹線(ユエさんという意味じゃなくw リアルに私の新幹線)

 

最後の最後は何やるの?と楽器隊に聞いての天誅 この曲中の記憶はほぼありませんが

確か東京かこの曲のどこかで来夢さんが「あいしてます」と言っていたのを覚えています

いつもreikiさんが犯されかける箇所ではユエさんもお立ち台ににじり寄り

こちらを向いた来夢さんを挟んでユエさんとreikiさんが向き合うような形に

来夢さんがreiki reiki歌える?とマイクを向け

マイクを受け取ったreikiさんはただいま と一言

reikiさんは頭をブルブルと横に振り水しぶきを撒き散らし定位置に戻って行きました

天誅が終わると来夢さんがありがともう帰る

小学生か

 

2度目のサービスタイムを終えて

reikiさんだけ最後にステージに残りました

マイクをコツコツして音を確かめてから

 

上京 しました

ここから 始まって 

ちょっと・・時間かかったけど

結構かっこいいバンド組んで

戻ってこれました ありがと

 

 

袖に帰って行く時振り向きざまに乱暴な投げキッスをぶっ込んでいましたが

その不器用さがreikiさんらしくて本当にかっこよかった

 

【Setlist】

ステロイド

蛙-kawazu-

ELISE

 

銃声

ラブソング

十五

息のできる死骸

平成

黒い雨

傷痕

 

~en~

おしまい

 

へのへのもへじ

東京

天誅

 

 

 

このまま一生終わらなければいいのにと本気で思ったのはいつぶりだったろうか

やっぱりどこかの解散ライブぶりだろうと思うのです(笑)

毎度毎度エネルギーを吸い取られ そしてエネルギーを受け取り 

こうしてバンドとギャは相思相愛になっていくんだなという

その過程を見ているようなツアーです 

 

次は柏です

アスリート並みに鍛えて残りの日程を楽しみたいと思います

まじで(鍛える)

 

日帰り遠征の翌日月曜日辛いな・・w

精神的にも体力的にもきつくブログの編集も追いついてませんが

それもこれも全て良い思い出になるのを私は知っている(笑)

推しに咲きながら棺桶に入れる人生を歩みたいと思いますw

 

 

See you next gig.

 

 

 

 

 

キズONEMAN TOUR 「消滅」@仙台MACANA

思わず20代のバンギャみたいなことを言ってしまいました

 

11/4(MON)

個人的には3年ぶりの仙台

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日帰りなのでライブ終わったらすぐ帰る慌ただしい旅

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日が沈んだら急に寒くなった

開場待ちで凍死(そんなには寒くない)

MACANA初めて来ましたが私でも迷わず着けるしw見やすい箱ですね

ステージが高いのかな  どこにいても全員が見えると思います

ステージからも客席がよく見えそうな創り

あとドリンク600円ですがそれでスミノフとかZIMAも飲めるので良い〇

 

開演は5分程度押したかな?

袖から気合い入れが聞こえるとこちらも気合いが入ります  怖ぇえ

 

いつもの手拍子SEが流れると最初にreikiさんのハイトーンの髪が見えました

ステージに現れるやいなや即座にジャケットを肩から剥がしながら前のめりに喧嘩売ってくるreikiさん 

 

BEAT SHUFFLEが投下していた画像を見てユエさんが黒髪になっているなと思ってはいたものの

下手に視線を移したらあまりのかっこよさにびっくりして釘付けになってしまい

他のメンバーさんの登場をまったく見ていなかったのでいつものような登場時のヴィジュアルレポは無しです(笑)

みんな黒いスーツでした(雑)

360℃どこをとってもイケメン

美しすぎて直視もできないので次から眼鏡の度を落としてライブに臨みます

 

ヌボーッとしていたら来夢さんがギターを潜らせジャカジャカとするので目が覚めました

そしてドラムが入った瞬間きょのちゃんの勢いを見て完全に覚醒させられましたが本当に大丈夫かと思うほど最初から全力すぎていきなりぐわっと中身を鷲掴みにされてしまいました

生きてんのかーと来夢さんがシャウト気味に投げかけ1曲目は平成

キズはほんとセトリが読めないですねー

1曲目からたくさんの髪の毛が激しく客席に踊ります

のコーラス部分だったかな

早い段階での曲中に「命掛けようぜー!」という煽りがありました

 

…    解散ツアーじゃないよね?←

 

あらゆるバンドの最後のツアーでよく感じる胸が締め付けられるような空気感を序盤から(笑)

ライトに煽ってるようで本気だからステージ側が

そうゆう熱が届くと会場の空気が変わってステージと客席が一層ひとつになった気がしました

冒頭2曲で早くも感情がぐらぐら

 

十五の煽り この日のreikiさんは異常な気合いの入り方で

ギターをギュイー~ーンと唸らせては怒声とジェスチャーでレスポンスを煽っていますがそのギュイーンがいつもと違う

同レベルで呼応しないと殺され兼ねない(笑)

腹から声を絞り出すオーディエンスと殺気立ったreikiさんとの掛け合いは圧倒されるほどかっこよかった

 

おお!ストーカー

顔筋全部使って全身で魅せつけてくるreikiさんが狂気的で素敵

そして下手の色男がいつになく荒ぶって見えます

今まで以上に曲に入っているようで全身表現が振り切ってた

それでいて正確で丁寧で音に抑揚もあるからつい見入ってしまいます

 

ここのボーカルほんとすごいですね

ほんとにすごい

単純に歌に圧倒されて呼吸止まるよ

歌唱力もだけども表現力がヴィジュアル系じゃない 竹原ピストルクラスのw熱の乗せ方

これV麺には真似できないだろうなぁ

 

夢から静かに繋がる美しき日々の静かなイントロ

かなり久しぶりに聴いた気がします

ユエさんがヘッドレスベース?みたいなのに持ち替えていたように見えましたがあれ何でしょう

高い位置で繊細なタッピングを静かに刻みながら切な哀しいボーカルを支えます

最後に残る優しい音はユエさんならではの音ですよね

この曲昨日の演奏素晴らしかった

これが一番良かったってこの時は思ったけどその後に越えてくる曲が多すぎて忘れる…笑

 

セトリ中盤に入るおしまい

ワンマンのこうゆう空気で観るキズは初めてなので私もすっかり巻き込まれてしまいほとんどステージを観ていませんが

幻覚でなければ来夢さんとreikiさんが真剣な眼差しで見つめ合う姿をヘドバンの隙間から見た気がします

【↑追記】

2人が見つめ合ってたのは落ちサビのところだったことを思い出しました(笑)

ガン見してたはずがw さすがに所々記憶飛んでますね

 

に入るアレンジ前振りの間には

男ー!男ー!お前ら超頑張れ!

女ー!女ー!豚共ー!

地方公演でこれだけメンズがいるのはなかなか珍しい

遠征してるギャ男さんもいらっしゃるようでした

ふとステージを見るとサビをお立ち台に座って?歌っている来夢さんの元にreikiさんがちょこちょこやって来て2人でいちゃいちゃ雀の兄弟は電線で()

低い位置で歌っている来夢さんかっこよかったな

 

ほんとだ昨日MC無かったね

私も気付いてなかった(笑)

 

黒い雨

さいたまはこれが最後だったようでしたので今日も黒い雨で本編終わるのかと思ってたんですが

そうゆう雰囲気でもなく

来夢さんが座ってポロンポロンと前振りになるメロディーを奏で

立ち上がると同時に"愛してる"と歌い出し

髪も顔も濡らして全てを曝け出しながら寄り添うreikiさんと

そんなに全部出して歌ってというか表現して大丈夫かと思うような「ラララララ~」の部分

先日のトークセッションで「溢れた部分が届いている」って言ってたけど

ほんとにステージから「溢れてる」といった感じ それが真っ直ぐ体の芯に飛んできて刺さるのです 

 

客席も痛みを帯びたまま この日の本編ラストは0でした

前歌から前奏に入る間きょのちゃんのシンバルに乗せて「ラスト―!」と叫ばれるだけで泣きたくなるあの空気感をどうやって文章にすればよいのでしょう

好きすぎて泣きたいとか 終わりたくなくて泣きそうとか

そうゆうんじゃないんだよね

後半の間奏部分で「命掛けてるかー!ここで消滅しようぜー!」って

あの声わかるかな シャウトとも取れる野太く高い声で叫ぶんだけど

言葉自体じゃなくてその本気に泣かされてると思う

最初のサビに入る前の一瞬の空白にreikiさんが自分の胸を強く叩く音がこちらに響いてきたり

次のサビは少しの隙にきょのちゃんが立ち上がって奮い立たせてきたり

全てがかっこよくて楽しくて苦しくて痛い

 

 

~アンコール~

 

登場と共にreikiさんがマイクを通さずに何か叫び散らしていたけど

彼等ももはやボロボロで

なぜかタイタニック号で船が沈む寸前まで演奏し続けていたオーケストラを思い出しました(笑)冗談じゃなくああゆう感じだよ心構えが

 

ヒューマンエラー

本編で12曲

他のバンドのワンマンのセトリを見てキズは曲数が少ないなと改めて思ったけど

同じ曲数やったら死人が出るんじゃないかと思うくらい魂持ってかれてる(笑)

ここからまた更に本気ですかっていう拳の勢いなのに来夢さんが「俺の耳がおかしいのか?もっと来い」みたいな煽り方するから客席も持ってるもの全部絞り出して

なんか 闘ってるって感じ

今日は何を持ってきた 全部置いていけ 全部俺たちにぶつけてこい

どこのボーカルも言うけどこの人ほんとにこちらのそれを全部受け取ってる気さえする

曲の後半来夢さんがユエさんと見つめ合っていたり

ユエさんとreikiさんが向かい合いタイミングを合わせていたり

中の人達の信頼関係まで全部見える

 

息のできる死骸

黒い雨のカップリングの中ではこれが一番好きなんで生を楽しみにしていました

イントロのギターがLAREINEの薄命みたいでMAYUさんのギターの音を思い出します 

スーパーユエタイムから始まりますが思わずきゃっきゃしたくなるほどこの曲のユエさんめちゃくちゃかっこいい

イントロのコーラス部分は(0:42~)来夢さんがドラム台に立って右手を曲げて上げ掌をこちらに向けて歌ってたけどその声来夢さんの声なのかよ

女性のコーラス入れてるのかと思ってた

 

間奏部分さいたまはどうなってたんでしょう

この日は一度目の間奏を見て来夢さんが「わかったこっからこっちヘドバン こっからこっちモッシュと指示を出し

上手ヘドバン下手横モッシュになったわけですが

その”こっから”の分け目がロープでも引かれてるかのように綺麗に割れててw

後ろから見ても絶景でした 

豚のギターソロも上手が咲きで下手ヘドバンしてますよね

上下で違う振り 斬新で私も好きです

 

 

【Setlist】

平成

蛙-kawazu-

十五

ELISE


ストーカー

美しき日々


おしまい

傷痕


黒い雨

0


~en~


ヒューマンエラー

息のできる死骸

 

 

この勢いで全箇所回るのかな・・(笑)

普通のバンドと同じだけの箇所あるけど普通のバンドと同じように見えて中身全然違うから怖くなるよね

ついついメンバー全員健康で元気でEXに戻ってきてくださいというファンのエゴが発動してしまいますが

でも気が済むように全身全霊でやり切ってほしいとも思います

何が起きてもそれが私が好きになったバンドです

 

************** 

先行物販に間に合ったので少し買い物しました

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上に白文字乗せるせいだとは思いますが 

既存のパーカーのキズと赤の色が違いますね

前身は プリント無しですがBODYは大き目

今までのキズパーカーと一緒に着るとパーカーのアームホールのほうが小さいので中でTシャツの袖がぐちゃっとなります(笑)

新しいパーカーは次回買って検証します (職業病)

 

次金沢 がちょっと難しそうなのでたぶん新潟です

一般チケなのでキツそうだなぁ・・・パンッパンになるよね絶対

 

怖ぇえ・・ 笑

 

 

See you next gig.

 

 

 

もうひとつの『黒い雨』

さいたま行けてないんでレポではありません

※どちらかというと心理記事です

 

キズに出逢ってから曲を通して自分に向き合わされてる気がして仕方ないですが

先入観持たせてしまいそうなのでこの記事読まないでライブを観た方がいいかなと(笑)

書き手としては今思いついたことはエネルギーが乗っている今書いた方がいいので

記事にしてアップしますが

皆様が読むのはFINALを終えた後がいいのかもしれません

さわりだけ読まれてからご判断ください

 

********************

自分に対して本気で「愛してる」と言ったことありますか

 

もしなければ今

自分の身体の中の胸の辺りに意識を向けて または鏡に映る自分に向かって

伝えてみてください

本気で 声に出して

愛する誰かに伝える時のように

 

そしてこの曲の中の”君”の部分を自分の中にいる”もう一人の自分”に変えて聴いてみてください

 

これほどまでに愛し守っているのは誰で

愛され守られているのは 誰でしょうか

 

********************

強い表情で戦うその人の後ろでは

優しいベース音が響いていて

 

泥の中でもがき

抵抗や圧力を跳ね除け進み

ボロボロになりながらも夢に手を伸ばす

暗闇の中頂上に立ったと思えば

また泥に足を取られ戦い続ける・・

ある意味彼も戦士のよう

 

戦士の・・・ようだな…と思って見ているうちに

それが自分に見えてきました  笑

当たり前ですが見た目の話じゃなくてですねw

 

それでこの曲は自分から自分へのラブソングとしても聴けるのだということに気がつきました 

私が真実だと体感し提唱する心理学 真理学は

「世界は全て自分  全部自分の中で起きている」

という概念が根底にあり

それを中心に問題を紐解いていくのですが

その考えを当てはめると

 

 

戦争とは 自分の中の戦争

自分と 自分が 理解し合えていない 喧嘩している状態

例えばどこかで「いい歳してライブばっか行ってて良いのだろうか」と自分のことを思っていると

親や友達 誰かがそれを自分に言ってきます

自分が自分に言っているのと同じ言葉を他人の口を使って自分で聞いている

(人から責められる 叩かれるetc・・)という仕組みです

バンギャさんならたぬきでの叩きなんかまさに自分との戦争です

普段(自分で自分を馬鹿にしてるために)誰も褒めてくれないから

自分はお前らより凄いんだと特別なんだと公言したいわけです  でも面と向かっては言えない

だから顔の見えない世界で誰かの見た目や意見 生き様を馬鹿にして叩いて上に昇ろうとする

惨めな自分を見たくないがために他人と争っているのですね

でこれは個人レベルの話で

戦争って単にこれが集団化しただけの話なので

戦争とは 自分の中の戦争

というわけです

 

 

 

どうかなぁ

心に闇がない人には届かない記事だけど

闇があるからV系に惹かれるんだと思うんだよね

だからどうだろう

届くといいな と願いながらまず自分が服を脱ぎますね(笑)

 

 

 

 

私は今でも 決して穏やかな人間ではないですが 笑

思春期の頃はギザギザハートだったので触るもの皆傷つけましたし

20代になっても社長にテメーと暴言を吐き捨て男性上司と胸ぐらを掴み合う喧嘩をするような血の気の多い女で

警察の方には大変お世話になり本当にありがとうございました()

 

でもそんなことをするのにはちゃんと理由がありました 言い訳ではなく”理由”

それは 自分を守るためでした

 

無抵抗な子供時代の自分を 守るためでした

 

 

私はわがままも言わず親のいうことをよく聞く大人のような子供でした

幼少期に素直な感情を出せず子供として生きることができないということは

自分を取り巻く環境が安全ではなかったということになるのですが

要は家庭の中にいる人間が 全員敵なんですね

 (家族が敵ということは世の中全てが敵になります)

でも幼い子供なので 抵抗や攻撃をすることができず

ただ順応して耐えることしかできないわけです

 

しかし思春期になると反発する言葉も覚えるし

力だってついてくる

数日程度なら家出することだってできる

そうして強くなった彼女が

あの時抵抗出来ずに膝を抱えひらすら耐えていた少女を守り 仇をとるために

外敵と戦い始めました

 

よく 親になってみて初めて親の気持ちが…とかって言いますが

私達のような経験を幼いうちにすると

親になる前にそれを知ってしまいます

親たちもただの人間であり

最善を尽くしての不器用な愛し方であった事を早くから見抜いているので

自分の親に直接幼女の敵討ちをするという選択ができず

その怒りが外に向くんですね

無抵抗な時代に抑圧した怒りを 彼氏や上司にぶつけて

代理復讐をします

(親に直接復讐する場合は家庭内暴力や家族内殺人

親への怒りである自覚がない場合は動物の虐待 無差別殺人などの行動に出ます)

 

 

幼い自分をもう二度と傷付けないために

彼女は 私は

命を懸けて戦いました

 

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あの子を傷付けるなら私は銃口を向ける

あの子を守るためなら私が盾になる

あの子のために私は自分の命さえ差し出せるんだ

 

自ら泥の水に飛び込み わざわざ敵を作って

戦って 夢を見て 勝ったり負けたりしながら

もがいている

だけど 

そこまでしてきたのは あなた(私)を守るためだよ

という

戦士として生きた自分から 幼い頃の自分へ向けた

ラブソングを聴いているようだと 思いました

 

今でも・・ 

何故これほど 他人と争ってしまうんだろう

とか

何故自分を愛してくれようとする人をも遠ざけるようなことをしてしまうんだろう

とか

何故私は 子供を産まなかったんだ

とか

 

世間を物差しに大人になった自分を裁こうとすることもありますが

それは全て

幼いあの子を守るため

でした

 

それを 幼いあの子に伝えなくてはいけません

今の自分が それを理解することで  和解する

幼い彼女と 戦い続けた自分 今の自分

世間の物差しを片手に握る自分 …

何人もの自分が 自分を理解することで

戦争が終わります

 

ですから

世界中の人が自分の中で終戦をするとき

世界から犯罪も戦争もなくなります

 

まだまだマイノリティーな話でしょうか

ですが間違いありません

確固とした自信を持って今日の記事を書いています  

 

 

私の中のもうひとつの『黒い雨』

それはあの頃流せずにいた涙

 

 

 

この曲が今の自分の目の前に現れるのも不思議な話で

3年前ならこんな解釈はできなかった

 

自分へありがとうと愛しているを本気で言えたときに

全ての戦いが終わります

 

 

誰も

あなたを理解ってはくれません

自分しか自分を理解できない

だけれど自分と自分が手を繋げた時には

あなたを本当の意味で理解する誰かが現れます

世界は自分 自分は世界 

なのです

 

 

曲中”君”の部分に

ご両親のどちらか を当てはめて聴くこともお勧めします

大半はお母さん 

恋愛がうまくいかない人はお父さんを入れてみて

 

 

 

 

 

【観】キズ / 『黒い雨』

【観】 

【聴】までまだ辿り着けてないけど書きたいことがあります

 

キズに関しては曲が出る度にいちいちMVもレビューしたくなる

なんの評論家かと自分で思いながらも書かずにはいられなくすいません・・お付き合い頂ければ幸いです

 

渋谷のタワレコ前を 仕事上嫌でも通過する用事が度々あるんですがw

それゆえ渋谷のハロウィンがまじでくそほどzy

昨日通過しようとしたらつい先程まで聴いていた音が聴こえてきて鳥肌たちました

 

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昨日の渋谷は冷たい雨が降っていて

スクリーンの前を傘を差した人々が行き交う様子を眺めているとまさにこの曲のようで

平和な現実世界を前に軍服を纏った兵士が振り向く

まるでパラレルワールドにいるような感覚に陥り

しばらく立ち尽くしてしまいました

 

少々用事に遅れました

 

 

黒い雨(通常盤)

 【通常盤】

[CD]

1. 黒い雨

2. 息のできる死骸

ASIN:B07YWS61FX

 

【初回盤】

[CD]

1. 黒い雨

2. BLACK RAIN

3. 銃声

[DVD]

・黒い雨 -Music Clip- ・キズ ホールワンマンツアー「天罰」X「天誅」  2019.4.7 「天誅」 東京・国際フォーラム ホールC  

1. ストーカー  

2. 豚  

3. 平成  

4. 0  

5. 東京

 

 

昨晩深夜0時過ぎから国際フォーラムの映像を見始めてしまい寝不足

音源も全部聴きましたが今のところ黒い雨のMVが訴えてくる何かが強すぎて余裕がないのと

ツアーが始まる前に書きたいので先にそちらの記事を

 

今回は近藤監督を迎えてのトークセッションもリアルタイムで観ることができました

お人柄が伺える言葉遣いで最後にヒューマンエラーの話をご自身でされていましたが

「締め切りが…締め切りがあれは元々なかった」という衝撃発言を聞いて近藤監督ギャになりそうです

 

映像は期間限定公開のようですのでリンクだけ貼っておきます

 

トークセッション

https://www.youtube.com/watch?v=i55B7KSybKg 

 

黒い雨 MV

https://www.youtube.com/watch?v=oitE8HdQxe8

 

 

初めて「黒い雨」を聴いたのは宿望ツアーの郡山でした

 

solitude-klang.hatenablog.com

 

カノンコードの単純な構成 ハートフルな楽曲というのが最初の印象で

その後歌詞に「アイシテル」という らしくない台詞が入っていることに気付き

聴けば聴くほど体の芯に侵入してくる曲という感じでした

 

私はヴィジュアル系にラブソングを求めていないので

いつものように初聴きでゾッと悪寒が走るような感覚もなく

でもタイトルからして何らか意図があるのだろうなと

様子を伺いながらステージでの演奏を見続けており

 

前回のレポに書きましたが

ジャケットが公開された時に何か目を逸らしたくなるような感情がこみ上げ

白服限定でリリックビデオが流れてようやく全貌が掴めました

そうゆうことだったのかと 誰もが理解したことと思います

 

V系に激しさや病闇を求めるなら耳だけでは惹かれない曲かもしれません

でもそうゆう人ほど是非聴いてみてほしいと思いました

心にまっすぐ入ってくるタイプの曲です まさに刺さるという表現がぴったり

 

 

このMV普通のV系のMV観る時みたいに「ここの推しの表情が尊いからスクショ」みたいな感覚で観られる人もいるのでしょうか

私はとてもじゃないけどメンバーの誰々のここがかっこいいとかって視点では観られませんでした 笑

強いていうなら泥水の中で「世界さえ滅びていい」と強い表情を見せる来夢さんが印象的

他にも好きなシーンは数々あって

兵士が敬礼をしている場面は知らないはずの自分の記憶が抉られるようだし

その後にこちらを振り返る表情だったり 車椅子に座った女性のバックで流れる戦闘シーンだったりが

私には同時並行世界に見えて仕方ありません

 

最初に笑顔で改札から出てくる女性が後半車椅子に乗っているわけですが

その表情がわかりやすく泣いているわけではないというのがまた深いですよね

ここは近藤監督が"この間に一体何があったのか"と投げかけ

そして「それが一瞬で壊れることもある」とお話されていました

その言葉が未だ耳から離れません

 

2番のサビが終わったあとのピアノとストリングスの間奏部分

泥水の中から片手を天に掲げる来夢さんの姿がありますが

あの手だけのシーン それだけで涙出るんですけども(笑)

昨晩発表されたツアーFINAL EXで

バックスクリーンにあれが流れたら超ヤバいと今から心配しています

 

 

キズのライブは対バンであっても一本観たらXのドーム公演を観た後と同じ余韻を数日引きずるとよく書いていますが

この曲MV観るだけでその状態になりすでに日常生活に支障を来たしています 笑

流石命を削る男たちの音 そして締め切りをも消し去る監督とのコラボレーション

ナメたらいけません

 

長くて全部読めてないんですがとても興味深そうなインタビュー

www.barks.jp

 

Cureも買ってあるんですがたぶん読めるのはライブに向かう新幹線の中かしら 

記事読むために会社を休みたいです

 

 

先日の台風の後無事にいつもの風景に馴染む我が家(ボロ家)がありました

それを見て涙が出るほど感動したんですが(笑)震災後の停電明けと同じく

「普通」とはなんと素晴らしく幸せなこと 

水と電気と食料がなくなる心配をしなくていいという 

つまりは生命の危機に晒されることなく 外を見れば電車が走っている

そのありがたみを感じて

幸せのハードルを下げてくれたマンモス級の台風にしばらく感謝しました

「黒い雨」を聴いて 観ると それと似た種の感謝も溢れてきます

現代の”当たり前”を作り上げたのは私たちではないので

来夢さんの目に映っている世界というものが私の目の前にも見える気がしました

 

 

歴史的瞬間  即位礼正殿の儀の際 安倍首相の「天皇陛下万歳」を聞いて

何も感じない世代が出てきている中(何も感じないことが悪いと言ってるわけではありません)

「普通のラブソングを作ろうと思った」と 

過去に重ねた過ちと犠牲に直結するという現代人がどれほどいるのでしょうか

本当に平成生まれなんですかね 年齢詐称を疑うほど感性が深く

彼等よりかなり大人であるはずのこちらが都度教えられます

 

 

 

ところで初回盤に入っています国フォのライブ映像ですが

よくあんなすごいライブを観て帰ってきてから冷静に文章化できたなと自分で思うくらいに

今見ても半端ないエネルギーだったなと感じます

”映像”だというのに

いちいち曲が終わると「はぁぁあーーー…」と長い息をつき

曲中自分が呼吸をしていなかったことに気付くのです   ひ 人殺し…

 

 

初めてライブを観たのがちょうど一年前くらいだったでしょうか

 

一年???????????

 

5年は見てる気がします

それぐらい彼等の醸し出すエネルギーも見る度に変化していると感じるし

いつも今日で解散みたいな緊張感でライブに臨んでる気がします 私ただの客なのに 笑 

いずれにしても今まで大好きだったバンドに対する好きとは種類が違い

このバンドが活動を止めたらどんな喪失感に襲われるのだろうという恐怖を先に感じながらも

恐らくこのバンドだけは最期まで見届けることになるのだろうとも思っています

 

MVが公開されただけで文章がやたら長くなりました

私も歳を重ね バンギャというか徐々に普通の人になってってる自覚はあり

同じバンドのワンマンライブを何度も見てもしょうがないというパンピの気持ちも理解しています 笑

ですが2本だけ見てのFINALと5本見てのFINALではまったくストーリーが変わってくるという真実も知ってしまっているのでw

結局 チケットあるところは今からでも行こうかな?と血迷っています

今までより箱が小さくなりますのでたくさん行くときっと身バレします(笑)

今回はそれ覚悟で回りますので気付かれた時はお声がけください

(気付かれているのに私だけが知らないという事態を避けたいです 笑)

 

とはいえ初日がどうしても行かれませんでした

さいたま行かれる皆様どうか

全霊を捧げてきてください

 

久しぶりに他人のレポを漁ろうと思います

 

 

 

See you next review.

キズ ONEMAN 「消滅ー白服限定GIGー」@恵比寿LIQUIDROOM

 

まだ上陸まで4時間くらいあるのに地元がヤバいことになっていてブログ書ける感じでもなかったんですが

恐怖に集中した意識の拡散のためにも楽しかった夜のことを記録します

アップできる頃には関東の方ライブレポなんか読んでる場合かわかりませんが気休めに

是非意識転換して下さい

 

✎︎____________

 

10/11(FRI)

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平日もう無理と言いながらエントリー

平日もう無理と言いながら朝から白い服で出社

パラつく雨の中リキッドへ

本当に社会人として終わってますw

 

会場に着くと呼び込みが始まっていたんですが

気持ちわr

普段真っ黒を着こなす人種が自らの純白さを主張するかのような違和感(笑)  

聖歌隊

 

昨晩私は新幹線に乗るために最後まで見られない計算だったのですが

天候を考慮してか(?)いつものワンマンより少し短く濃縮されていたように思います

運良くくそ番で割と後方にいることができたので

アンコールの最後 おしまい 演奏終わりながら速やかに外に出ることができました

のでそこまでのレポになります

※本日びじゅある祭一日目に参戦する予定でしたため避難兼ねて大阪に来ていまして

iPhoneからの投稿になりますのでいつもと仕様が違います

 

※※※

 

会場中 全部白  驚きの白さ

いつも真っ黒で壁と一体化しているカメラマンの方も白服でした(←

そして後に迫り来る未知の恐怖を抱える異様なエネルギーに包まれ オンタイムで暗転

 

SEは先日のV霊と同じかな

袖が上手なのでユエさん→きょのちゃん→reikiさんの順で会場の手拍子が迎え受け

来夢さんが現れると赤い照明で全体が照らされ

白服が鮮血で染められていくようにELISEのイントロ  そう来るのね

ノリノリで始まりました

 

来夢さんがお立ち台に立った瞬間から

小さな身体に渦巻く彼の熱のようなものがいつもと違って

ステージから届く見えない何かが冒頭から半端なかった  なんなんだあれは

 

続いてのイントロが聴こえると会場の手拍子がメンバーの強い表情をより引き立たせます

メンバー個人のボルテージなのか 天候のせいなのかわかりませんが

確実に普段以上の覚悟を決めてそこに立っているのがひしひしと伝わり

"今日首を痛めたら明日接骨院やってない"という年寄りの不安さえも吹き飛ばし

客席の白全てを大きく動かすのでした

 

ところでユエ様の髪左側がピンで捻り上げ留められ 伝説の片耳出しでした

クールなイケメン王子の風格に"可愛い"の要素が加わり男子でも女子でもないもはや神の領域  

インストの時とのギャップに心臓発作で倒れそうな美しさでした(そんなに)

 

十五 イントロではいつものように強く客席を煽る上手の球体関節人形  ではないんよねもう…

最近のreikiさんをなんと表現して良いかわかりませんが

後ろ髪を伸ばしウルフ気味にセットされたシルバーヘアがライブ終盤に向けて輪郭に沿うような濡れ髪になっていく様を見ていると

内側に秘めた危うささえ曝け出す強さを感じて

今度はその覚悟に涙が出そうになります

 

ヒューマンエラーは出だしの数小節でやり直しw

ガッツリやる気で煽ってしまったreikiさんがぬぉあ゛ーー!と雄叫びを挙げて一旦うまく収まりました(笑)

お前らの熱が足りねぇから気分が乗らなかったじゃねぇかぁ!ということなので

先にも増してぅおおおおー!!と気愛を込める客席の白装束

 

ヒューマンエラーを終えると来夢さんはくるりと振り返り

アコギを持ち後ろを向いたまま腰のワイヤレスをあれこれ調整する

その後ろ姿さえ威厳に満ちて見える(笑)

こちらに向き返るとギターをお腹に挟み少し体を曲げ

スタンドマイクに片手を乗せながら来夢さん

 

りぎっどー   楽しんでるがー

 

人生苦しんでるかー?

 

苦しんで ない人は

多分ここにいない

今日ここに来てないと思う

僕だって そうだし

でもそれって わかんないじゃん

僕は お前らが何に苦しんでるのかなんてわかんないし

お前らだって 僕の苦しみはわからない

それでいいんだと思う

一番やっちゃいけないのが "わかった振り"ってやつ   

 

ー銃声のないこの国で ー

ー僕達は人の心を銃で撃ち抜いてしまう ー

 

そんなことを考えていたら

新しい曲ができました

 

銃声

10/29発売「黒い雨」の初回盤に収録される新曲が披露されました

 

ボーカルがアコースティックギターを掻き鳴らしながら訴えるように奏でるこの曲も

キズが演奏しなければ

曲調として括るヴィジュアル系  ではないタイプの曲でした

暗い曲調ではないですがあそこはサビの後半でしょうか

「~できない僕達は 病んで 病んで 病んで 狂って」みたいな歌詞が耳に入ってきて

多分 いつかその真意を私達が知ったときには涙が伝うであろう

メッセージ性の強い曲という印象です

 

そのままアコギパートは続き ラブソング

平成 

この日の平成の力強さは過去聴いた中でダントツでした

他のバンドにないこの なんか 訴える力っていうのか

私達はそれに引っ張られるようにして最強台風前夜にあれだけの人数が集結したわけですが

その力がどんどん強まってる 気がします

 

は前振りで豚連呼を辞めw最近よくやっている曲前にアレンジが入るバージョン

0も中盤麺コ尺をあまり取らない通常バージョンでした

この辺りの曲順の記憶があやふやなんですが

ここまでステージ後ろの幕をかっちり閉めたまま

本編をいつもに増して力強く駆け抜け既にボロボロのメンバー

来夢さんが再びアコギを持ち

黒い雨で本編が終わるようです

 

まじで     白服     着てくるんだね

 

しってる?

さっき楽屋で  モニターで(お客さんの)後ろ姿が

見えるんだけど

彼の(reikiさん)一言があって

 

気持ちわるっ!」て

 

これ言われたあとのreikiさん顔を手で覆ったりしながらぐるりと後ろを歩き回り大変に可愛かったです

 

黒い雨という曲ができて

色んなところでやってきたけど

全然まだ 伝わってない気がして

 

ただぁなんか 白い服着て みんなで楽しもうっていうイベントだと思って

とりあえず白い服着てなきゃ入れないから着とこうみたいな 

多分そんな感じなんだと思うんだ?みんな

 

僕らも

白いスーツ着てここに立ってるのは 意味があって

 

あの絵(黒い雨ジャケット) 僕にはいつも

今もそうだけど 世界がああゆうふうに見えています

だから 日本地図描けって言われたら僕は

あの絵を 描くと思います

 

汚れひとつない白い服のまま いられる国は

数少ないけど

その下にはいつも誰かの痛みや苦しみがあって

今のこの1秒だってそう  僕達はいつも

誰かの犠牲の上に立っていると  思っています

黒い雨は  僕なりの ラブソングです

 

 

本編ラスト黒い雨が始まると同時に

ステージ後ろの幕が左右に開いてゆき

封印されていた歌詞が流れるように映し出されました

大きく 出ては消え また浮かび上がる言葉達をただ眺めている

絵の中の若い男女の後ろ姿と合わせて

ここはこう言っていたのか と思いながら詞を追い掛けると

見えているキーワードから想定していた点と点が繋がっていく気がしました

 

一時 ギターを持った青年の後ろ姿を交えながら

徐々に構図が下がっていき

私達を支える大きな兵士の背中が見えると

身体の奥の方から罪悪感に似た感情が上がってきて 身動きが取れなくなった

優しくポジティブなメロディーに包まれながら

今度は銃を持つ血だらけの腕から現世という遊園地に昇ってゆく構図に変わり

来夢さんが言いたかったことが

肚に落ちました

昨日の黒い雨を無感情で聴けた人はいなかったでしょうね

 

これほどまでに"伝える"ことを主軸にしているバンドがいないんだと思うんですよね

彼等はそこに使命を感じて 

ステージに立っているだけなのかもしれません

だからステージから承認欲求を感じないんだ

そのために自分達自身を磨いているというのか

 

きょのちゃんもまた

腕を上げていると思えて仕方なく

最初から私の好きな音圧で叩くドラマーさんだったんで贔屓目ではありますが

目を閉じて体に伝う音を感じていると

安心感さえ覚える包容力が伺えるようになりました

首にコルセットをして

バックスクリーンに蠢く映像を一番後ろで背負いながら

正確で全力のパフォーマンスを魅せる彼の責任感にはいつも胸が苦しくなります

 

重いテーマを持った曲を最後にしても

バラードではないので

でも バラードではないのにこうゆう風に心に刺さる曲も珍しく

はっきりと"メッセージを受け取った"と感じられる爽快感のような清らかさを残して

本編が終わりました

 

ここまでで1時間15分くらい

やはりいつもより少し短いかな

でもその分濃いのでお互いにヘトヘトです  いつものことです

 

 

アンコールで来夢さんとreikiさんが並んで一緒に出てくるの可愛いすぎる小鳥達小さい可愛い…

アンコールはEMILから

来夢さんがお立ち台に座り ユエさん方向を向きながら唄っていた十七

うっかりあの松下IMPホールを思い出してしまい 

その関係性に勝手に胸が締め付けられましたが

明日からの不安を掻き消すような楽しい時間が続きました

ラストォオーー!の声と共に私は後方階段上に移動したのでおしまいはステージが見えていませんが

力尽きるまでの迫力はしっかり伝わりました

 

 

【Setlist】※中盤順不同

ELISE

蛙-kawazu-

十五

ヒューマンエラー


銃声

ラブソング

平成

0

ステロイド

傷痕


黒い雨


~en~

 

EMIL

十七

おしまい

 

 

黒い雨は ジャケットが公開された時点で心に訴えかけてくる何かがありましたよね

ずっと  見ていられないような

なんていうか

奥底で知っていながら

現実にかまけて私達が逃げていたい部分を突かれた という感じ

あの絵自体にも高いエネルギーが宿っていると感じます

最近はライブでこの曲を聴けるのが楽しみになったきましたが

これからは同時に過去に対する感謝と尊厳を心の中に立てながら聴くことになるんだろうと思います

黒い雨を引っ提げもう一度廻る切望も気になりますね

 

 

白服参戦された皆様お疲れ様でした

 

人間の心理のプロでありながら

自分のメンタルの弱さを理由にそれをひたすら学んだのであってw

自然災害は毎度不安になります

今回は未知なことなので 本当に明日からどうなるのかわからないですが

これほどエネルギーの高いライブを挟めたことを嬉しく思います

元気でたよね

こんな状況の中でメイクして演奏して歌歌って…並大抵の体力精神力ではできない職業ですね

尊敬します

 

 

さぁ消滅ツアーがスタートしました

キズギャさんに限らず全国のバンギャの皆さん

笑顔でまたお会いしましょう

 

 

See you next gig.

 

 

 

 

MIND-V PRESENTS『V霊-ブイダマ- Vol.05 』@ 新宿BLAZE

9/15(SUN)

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まだムカついてない・・ 向かってます・・

とんでもない予測変換のでせいで本当にBLAZEムカつく出来事が起きてしまいました

まさか予言だったとは

120年程度は根に持つタイプなので最後に書かせて頂きます

レポをお読みの際はお気をつけください

 

********************************

DIAURA/キズ 

OPENING ACT: gulu gulu

 

毎回毎回ソールドで本当に体力削がれます

このために体鍛えないと まじで しらんけど

マスターとキズという素晴らしい対バンだというのにgulu guluも出るということで

これは雨が降ろうが槍が降ろうが行かなくてはなりません

ピンポイントで昨日だけクソ暑かったな 

 

gulu gulu

www.gulugulu-official.com

 

バックドロップは全バンド「V-霊-」のもので統一でした

 

gulu guluはSEがサイレンなんですね

cali≠gariのサイレンが始まるのかと思いました

幕が開いたら哀さんがお立ち台に脚を掛けてスタンバッていましたが

幕がまた閉まってったw途中まで閉まってまたすぐ開きましたけれど

ご本人のツイートによると開いてはいかんところで開いてしまったのでしょうか

そんな哀さんは和尚のような衣装で何か被っていて顔が見えない

 

変なメリーゴーランドでイベントスタートです

被り物を「あっち」とか言って剥いでみたら顔真っ白

以前AREAで見た時にも思ったんですけれど書かなかったんですけれども

私の印象では哀さん 若い頃の団長感が漂っています 笑

 

哀:今日は 前座ということで 短い時間ですが

  どうせDIAURAもキズも俺らに触れてくれないんだろうな・・

   世間から迫害されたバンドgulu guluです

 

我々1月に渋谷O-WESTで 営利目的ライブっていう

あの皆さんの財布からがっぽがっぽ金取ってやる ライブがありますんで

・・あウケなかった ・・ 

・・

是非今日集まった アンダーグラウンドな皆さんはね

今日も物販でチケット売ってますので

 

告知を終えると割とドスのきいたガラガラ声で 

男ー!  女ー! ホモー! ・・・?  男ー!

女ー! レズビアンーーー! ・・

 

・・・

誰よりも…今日は俺がここのマスターだ…

 

 

「あウケなかった(予想外)」 がウケてました

2曲目は音源になっていない曲でしょうか

轟音とニードルという曲だそうですがOAにしとくのは勿体無いほど客席が盛り上がっていました

歌モノとして考えると今のところ突出した曲は出ていないように思いますが

中毒性の観点で見たらこの界隈では結構目立つ位置にいると思います

どの曲も独特のリズムで攻めてきますよね

昨日やっていませんが嗅覚障害という曲なんかは呪文のように左脳に侵入してくるので

一度聞いたら辞められないヤクのような曲です

 

ここの横モッシュソイヤソイヤソイヤソイヤ・・という我々世代でいうところの一世風靡セピア節で誘導してくるんですが

それがあのヴィジュアルと声質によくハマっていてついつい乗せられます

音源よりライブの楽しさで集客できるタイプですね

 

嗅覚障害に呪われて音源持ってるのに他の曲を全然聴いてなかったんですが

不味い麻酔って真夏の夜の夢(松任谷由実)みたいにネットリした曲ですね

後半でkazariさんが座り弾きになっていくところとか

真っ白い顔して爬虫類のように動き回る哀さんの姿とか奇抜で奇妙でとても印象的

あとドラムかっこいい こないだも思ったんだドラムかっこいいよ

小柄で昆虫みたいな動きをする人ですが全身使ったプレイはなかなか魅力的です

不味い麻薬が終わると女の子の声で歌うカノン進行の歌が流れてきて螢ちゃんだけが残りほんの数十秒プチドラムソロ

それが終わるとセンターに出てきて背中の黒い羽根を畳みお辞儀をして

袖に捌けて行きました

 

バンド結成時(不愉快な仲間時代)から注目集めていましたよね

哀さんの声が好きなのかといえば今のところクリーンを歌う部分は好みではないですし

歌が上手いのかといえばそこが際立って目立つというわけでもないのに

なんかクセになる タイプのバンド

インパクトだけで見たらキズDIAURA通り越してダントツなのでわ

私の話をしますと前盤時代のkazariさんがかっこよすぎたので追跡していた結果出逢ったgulu guluなんですが 

BLAZEの広いステージでも充分様になり決して箱負けすることのないそのお姿を拝めて

俺の目に間違いはないとキレる刑事のような眼差しで一部始終を納めました

今後の活動が楽しみ

次の音源でインスト参加してみようかな

 

 

キズ

 

ki-zu.com

 

先日の世界線で初披露となった真っ白の新衣装 

膝小僧を出していないreikiさんの大人びた様子に未だ慣れず

眼鏡を外したら驚異の美女だった女の子を見るような卑猥な目で見てしまいました

きょのちゃんは青鬼さんだったそうで

最近黒髪なので彼もまた大人っぽくなったなぁと

ユエ様髪をお切りになりましたでしょうか

後半若干汗に濡れウェット気味に顔の右側を隠す髪が実にセクシーでございました

で絶対来夢さんは包帯guluguluで出てくると思ったんですが

いつぶりかと思うほどナチュラル白塗り(とは?) 

照明が反射して顔色まで確認できなかったんですが多分reikiさんのが白かったような

心音でもなく久しぶりのSEで登場から重くない(!)

キズの登場に重さがないだと・・!?

 

ナチュラル白塗り来夢さんは出てくるやいなやアコースティックギターのストラップを体にくぐらせセンターに

ラブソングが一曲目のイベントは私初めてでしたが

この人たちもセトリにルールがなく毎度ストーリーが違いますよね

せっかくいつになく軽快に登場したのにラブソングを歌って結局また重暗い恨み辛みを並べる始末w

ジャッジャッ ビヨ〜〜nといちいち静寂に際立つ残響音  

次は平成なのでしょうけれど

エフェクターを切ろうと足元をバンバンやってる姿に人間味を感じました

reikiさんと可愛く顔を見合わせることなく始まりましたので視線に余裕ができ

ドラムを見ることができたのですが 

下を向き全力疾走するきょのちゃん本当かっこいい・・バスドラが入る瞬間の人格の変貌振りがたまりません

 

平成が終わると十五のスーパーreikiタイムに入るのですが

前回の記事から書いてますけど衣装と髪型も手伝って今までの印象から随分と変わってしまって

無邪気で我武者羅な球体関節人形から人の心を宿した男性になったと言えばいいのかな

確固とした自信みたいなものが彼の中で一本の筋を通しているように見えて

以前のような危なっかしさが薄れた気がする

最近ではライブ後半で豪雨に打たれたような濡れ髪になりセットが無意味になっていますが

その姿がとてつもなくカッコよくて目が離せないのです

 

会場じゅうを巻き込む盛り上がりを見せたELISEの後少しの間を空けて脈を打つ 

ここのところいつも聴くことができるこの曲は

イベントによって麺コを入れる箇所だったりその尺だったりが少しずつ違うので

毎度違う表情を見せてくれます

いつものように重くない 比較的明るく前向きな0

昨日はそんな風に聴こえましたので横モッシュに巻き込まれてみましたところ壁からせり出している梁に手を強打しました 

本当オーケストラみたいな楽曲だよね0

ストリングスの入れ込み方とかKAMIJO曲にあってもおかしくないくらい壮大 

手をぶつけたので結局最終的に棒立ちで聴き入りました

 

傷痕 蛙を終えると再びアコギを取りに行ったので

これから何が始まるのかと一瞬静まり返った客席に来夢さんがマイクを通して

 

どした?

 

この声が2億年の眠りから覚まさせるような良い声でしばらく内臓を木霊しました

もしもこれが耳元での出来事だったら三日三晩寝込みますよ

インストの時なんかだと必要以上に面白い話を追っかけるだけで精一杯なんで気がつきませんでしたが

この人喋る声とか笑い声とかも人の心を揺さぶる不思議なパワーがあります

 

 

とても大切な曲ができたんで

聞いてください

 

黒い雨が聴くたびに私達の奥の方に届いてしまうのは

彼らにとって本当に大切な曲だからなんだろうと思います

旋律や詞ではなくて

曲に込められたエネルギーが全てであると これほどまでにわかりやすい曲はないのではないか

音源にしてほしいというよりも

ライブでひたすら生演奏を聴きたい曲です

 

 

豚ども〜〜〜〜〜 豚ども〜〜〜

愚民ども〜〜〜〜

 

運命共同体で隊員で薔薇の末裔で仔羊でコドラで変人で豚です

こうして羅列すると別にいいんじゃないかという気もしますが

「あのブログの人豚だよね?」とか言われたら確かに特攻服着て木刀持ちそうです

 

天誅がない時はが濃密な接触を見られる貴重な時となりますので

目を見開いて凝視していましたら

この曲だったか 次の曲だったか定かでないですが

来夢さんの方へ体ごと向けるreikiさんの嬉しそうな表情が見られまして

2人の間にどーんとでっかい♡がぶち上がりました

 

ひ  っ   さしぶりのイントロが聴こえて会場中がどよめき

へのへのもへじ

Zeppで聴いた時はこの曲を知らなかったので穴が開くほどただステージを見つめていた

それ以来だったので全力で暴れておりヘドバンの隙間からふとステージに目を配せれば

ユエさんの耳元にほんの数cmの勢いで顔を近づけるreikiさんの姿 ちょっと

ちょっと 望遠鏡を持ってきてくれ

その接触部分で何が起きているの しらんけど 何が起きてるの

 

来夢さんが珍しく上手下手に移動して歌っている間

一瞬ユエさんがセンターにいましたが

お立ち台に長すぎて余っている御御足を掛けていたので

そのままお立ち台に立ったらどうしようと心臓発作を起こす準備をしましたが立ちませんでした(やはり)

 

 

ラストオーーーー!

 

ラストオーーーー!

 

ちょっと 

ちょっと 最後にこれ聞いとかないとモヤモヤする気がするから

 

gulu gulu のファンてなんていうの?

 

哀さん 触れたぞ 来夢さんが 触れたぞ

 

 

ない 

 

はぁ?

 

作れや!

 

 

そしておしまいでキズ終わり

最初から最後までどの曲聴いても楽しかった

キズを観て感想がただ楽しかったということは過去になかったかもしれないです

見るからにメンバーも楽しそうだったので

これがキズ第二ステージかと

死に物狂いの次は死ぬほど楽しむステージに行くのですね

 

【Setlist】

ラブソング

平成

十五

ELISE

 

0

傷痕

蛙-kawazu-

 

黒い雨

へのへのもへじ

 

おしまい

 

 

DIAURA

diaura.net

 

バグサミで久しぶりに観たら曲が全然わからなくなっていたので

配信されている音源を聴いてから参戦しましたが

一曲目からわからなくてすみませんw

 

そしてバグサミの時にも少し書いていますが

disってるように聞こえたら申し訳なく

DIAURAもワンマン行くくらい好きだったんですよ

私一人がこう感じているだけかもしれませんのであくまで一キズ動員の感想としてお読み頂ければと思います

 

文章化するの難しいな 

演奏技術や歌唱力 客席の盛り上げ方やステージを構成する表面的な部分ではさすが完璧で満足のいくものではあるんですが

ライブを見ても文字にしたいと思うことがあまりなくてですね

教科書通りっていうのかな 以前から破天荒なことをする印象はないバンドなので

これで通常運転なのかもしれませんが

やっぱり全盛期に比べるとエネルギーが下がっている感じは否めなく

メンバーさんは皆同じ方向を見ているのだろうかとプロデューサーのような心配をしてしまいます 笑

 

シャングリラとかREMとか 乗りやすくていい曲だし

実際ライブも楽しいです

2回やらされたヘルグライドもw独特のリズムがDIAURA特有の宗教観を醸し出しているし嘘とワルツなんか語尾エア抜きの声の出し方とかいかにもDIAURA

相変わらず歌声も綺麗で

細かいところのビブラートなんてなかなか真似できないものだと思います

しかしここで胎動を聴いてしまうとこれぞDIAURAと確信を得てしまうというのは

過去曲の方が力を持っているということなんではないかと思うんですねって

これは私個人が なのかもしれませんけども

あの当時yo-kaさんの声でホライゾンとか聴くとヨーロッパの大聖堂で聴いてるような錯覚を起こしたもので

この人たちもっともっとすごい実力を持ってるはずなのになと

なんだか悔しい気持ちになりまして

 

その中で ENIGMAは歌い出しにゾッとする感じが未だあって素敵でした

これでさらにMASTERが聴ければ全てを総括してまるっと収めてくれて

満足して帰ることができる気がしたんですがMASTERやらなかった(笑)

 

断頭台から愛を込めて

ヘルグライドやシャングリラよりもこの曲が今現在のDIAURAを一番うまく表現できる曲のような気もします

真意とは逆を行くかのごとく哀しげなイントロで 

メジャーマイナーと繰り返す曲調は迷いの中で全霊を尽くすように感じられ

切なくて素敵でした

この曲を歌い終えると両端から幕が閉まっていくという演出も新鮮で良かったんですが

できればアンコールをやってくれて最後にMASTERを聴きたかったなという若干の不完全燃焼感が残りました

 

とはいえイベント自体は楽しかったし

DIAURAも楽しかったんですけれども

 

【Setlist】 

FINALE

シャングリラ

FAKE[s]

REM

胎動

ENIGMA

嘘とワルツを

ヘルグライド×2

is DEAD

GARDEN

断頭台から愛を込めて

 

(アンコールなし)

 

※ セトリのわからない曲はこちらのアカウントから抜かせて頂きました

 

 

 

最後に新宿BLAZEについてムカついた件書きます

なんだかんだ文句垂れながらもイベント自体はとても楽しく満足したのですが

ドリンクカウンターのお姉さん達 基本的に感じ悪くはないんですけれど

過去に接客業で人材育成をしていたせいか

給料もらって客対応をするのが商売の人に対しての”態度”に厳しいんですよね多分

以前にも書きましたが 

中国の市場なんか行ったらこのぐらいが普通(笑) 

なので私のわがままだとは思いますけれど

 

終演後の混雑でゴミ箱が見えない及びゴミ箱まで辿り着けない件(笑)

ご理解頂きたい

 今の時代自分含めて本当下手なことできないよね

こうやってブログでも書かれたらたまんない 笑

以上行く前の誤ツイが現実化した話でした

 

 

次回は来週末?ヴァージュが出るイベントがあった気がしますので

行かれればそれに行こうかなって感じです

 

 

See you next gig.

 

 

 

ゴミはゴミ箱へ (笑)

【聴】-真天地開闢集団-ジグザグ/『はじめてのじぐざぐ』

 先日のバグサミでの出会いから

”気が付くと考えている”

”今私の脳内に流れていた曲は『狙い投げ』では?” 

といった恋の初期症状のような状態に陥ったので

手始めに初心者向けの音源を購入してみました

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《CD収録曲》

01. 愛シ貴女狂怪性

02. 十六夜

03. 繋がりたい

04. 悪いのはバンドマン

05. 仕切りが嫌い

06. 怨めしや~百鬼夜行

07. 抹消

08. トチ狂っテる

09. 一祭合祭

10. オキニ オキラ

11. 狙い投げ

12. 「死にたい」御年頃

13. 糞麺氏ね

 

 

曲が好きでハマったかと言われれば

歌詞を差し引いたらこれといった方向性がない気がするのでw

そうゆうわけでもないんですけれどこれはちょっと

バンギャブロガーとしては取り上げずにはいられないので

久々のピックアップ&掻い摘んでのレビュー記事を書かせて頂きます

 

「はじめてのじぐざぐ」

歌詞は実体験が元になってるんでしょうか←

他の曲をそれほど知っているわけではないのでほんの一部を聴いた感触ですが

言ってることはキズの曲と近しいんではなかろうかと思いました

 

バンギャの世界って女社会の縮図っていうかさ

好きな何かを共有しているだけの純粋な関係性がどれだけあるだろうかと思います

 

そしてだからこのボーカルは基本的に目が合うことがない仕様になっているのかなとも(笑)

 

そもそも

顔を半分隠して打ち出すというのはヴィジュアル系の特権を半分放棄しているようなものなので

こうゆうやり方するんならどっかしら秀でてなければ2年と持たないですよね

初見は想定外なことが多すぎて処理をするのに時間がかかりましたが

出オチかと思えば歌唱力が高く

エンターテイメントとして見ても熟れていて

音源漁れば同じバンドの曲と思えないほど多ジャンルに触手が及んでいる なのに統一感がある 

 

 

キズもコドモドラゴンも確かDEZERTも

ボーカルが楽器色々できて1人で作詞作曲してる気がしたんですが

ここもきっとそうだろうと何の疑いもなく勝手に思っていましたら

このアルバムに関しては作詞作曲がバンド名で表記されているようでした

ですが世界創ってるのはこの人(命様)ですよねきっと

こう言ってはアレですがメンバーチェンジに対する耐性があると感じます 

ベースの方が脱退されてギターの方がベースにパートチェンジされているようなので

楽器隊の評価がしずらいですが

ドラムの方の叩いてみた動画を見るに現時点でのリズム隊もレベル高そうです

生ボーカルを聴いた時にこの人の根底にあるのは民謡なのではなかろうかと勝手な推測をしたんですが

1人でこれだけ色んな種類の声を出して操れるということは

根底にあるのはモノマネかもしれません 笑

  

アルバム全体通した総合的な感想としては愛シ貴女狂怪性がめちゃかっこいいと思ったのと

一祭合祭が凄い曲だと感動しました 

 

01. 愛シ貴女狂怪性

狂怪性って 境界性でしょうか

白か黒 極端な世界にしか生きられない女の狂気がひしひしと伝わってきてまるで小説を読むようです

和装バンドにありがちな琴音が目立ちますが

イントロでギターが入る瞬間から既存の和装曲とは違う雰囲気 独特です

デスボが入ってびっくり  こんな声も出るのかよ

しかもイントロは吐いて出してるけど

キチガイ」「アバズレ」は吸ってる(この動画だと)  そうかと思えば

「今すぐ死ぬから」の狂った叫び方もなかなか心臓にキてたまりません

高音を無理して地声で出すV系が多い中

Bメロの裏声への綺麗な切り替え方も余裕があって伸びやか

1番にもあるけど特に2番のBメロ「ご めんない」この切り替えなかなかできる人いないですよね

これは公式のライブ動画が上がっていますがかっこよすぎてびっくり

Bメロで嗚呼〜と両手を降ろす仕草とか

こうゆう姿から”歌うことが好きである”という強いエネルギーを感じます

(私たちは実はこのエネルギーに惹かれているんですね)


−真天地開闢集団−ジグザグ 禊布教映像「愛シ貴方狂怪性」(ライブMV)

 

「綺麗なのは見た目だけ」

「貴女は誰なのですか」

”自分”というものが通っていない人間への忠告のように聴こえます

 

 

03. 繋がりたい

これだけ連呼するってことは

しかも歌詞がほぼこれだけってことは繋がりたいって言うやつばっかりだったんでしょうか 笑

リアルに刻まれた証言VTRの中の女の声に合わせてどんな振りをするのか気になるところです

 

バンドマンじゃなくてもこうゆう人はいますので

04. 悪いのはバンドマンの中盤の語りはとても他人事とは思えないですけれどw

サビの旋律が綺麗なのですごくいい曲な気がしてきます

05. 仕切りが嫌い

水面下でこんなことが行われている中ライブを観てるんだから大変ですよね

横の人後ろの人と常に背比べをしながら誰かにとっての特別であり続けることに精を出す

それゆえ「貴女は誰なのですか」と言う状態になってしまうのですがここから先はいつかnoteに書こうと思いますw

本当に言いたいことが真ん中で歌われているのも素敵です

音声加工された詞が多い曲はライブでもやることあるんでしょうか

 

06. 怨めしや~百鬼夜行

アラビアンナイトのような音階を使った魅力的なイントロとAメロですが

歌っている内容は一緒で古語にした1番とw

デスボ(間奏)を境に現代語に変わる2番

他の曲にも言えますが1番と2番のABメロが違うというのが面白い作り方です

一曲の間に退屈する暇がありません

 

07. 抹消

イベントで見た時私決して好きな声じゃないと書きましたが

このウィスパーボイスを聴いたらあなたの声が大好きですと思いました(チョロい)

メロ部分を歌う声も他の曲と変えていて本当に器用な男だ怖いわ

 

08. トチ狂っテる 

AREAあたりで誰なのかわからないレベルのイベントを見ているとこの声のボーカルさんよくいます

「アタマがトチ狂ってる」というあの言い方は麺がステージから頭振れの時に煽ってくる「アタ↑マ↓」ですよね

こんな声まで出せて操ってこられるとおちょくられてる気さえしてきます 笑

 

09. 一祭合祭

一つ前の曲歌ってた人と同じ人の声とはとても思えない

これすごい曲ですね

和泉 元彌さんがゲスト出演されてるわけではなくこれもあの前髪の人の声と

間奏ww耳の遠かったうちの爺さんが爆音でかけてた長唄が割り込んで来てるんかと思いました

そのあとデスボが入るっていう こんな間奏聴いたことないわ 能楽もいけるのかよ

それでいて”笑い飛ばせ”のメロディーラインが綺麗なものだから耳に残るし

歌詞の内容はやっぱり”ブレない自分を持て”だったりして

筋が通っていてお腹いっぱいになれる曲 すごい

 

10. オキニ オキラ

オキ↑ニ↓というイントネーションは関西だからなのでしょうか

それとも世代なのでしょうか(涙)

(我々オキ↓ニ↓と発音します)

ほとんどが音声加工された主旋律のない歌詞なので歌詞しか耳に入ってこないですがw

オキラ確定した瞬間めっちゃかっこよくなるじゃないですか(笑)

こうゆうところずるいですね

でこうゆう人本当にいますよね ポジティブに見せかけて

そうじゃないとわかった瞬間急に死ぬあたり全体的に登場人物が境界性(笑)

 

12. 「死にたい」御年頃

好きなバンドが解散して死にたい感じでしょうか

しかし綺麗な旋律と歌声で思わず依存してしまいそうです(逆効果)

「何をやっても結果は見えてる」での転換で少し驚くのにそのあと「神はボクを見捨てました」で更にびっくり

一曲の中にいくつも心の奥を突く旋律が隠れていて油断できない一曲でした

 

 

天才

エンターテイナーとしても歌い手としても音楽家としてもかなり高い位置にいらっしゃる方だなと感じます

云わんとしていることについても現代的な要素を受け取りますので

少し語らせて頂きます

 

境界性パーソナリティー障害という診断名が下らなくても

こうゆう人は男女とも現代は多くなってきているなという印象なんですが

自分の軸(背骨)を持っていないので 

誰かに愛されたり周囲に認められたり一番を走ることだけで生きています

大袈裟なようですが

それで生きているので 愛されなければ死んでしまうというのも

嘘ではないわけです

 

このアルバムには収録されていませんが

好きになってくれますか」という曲も同じようなことを唄っていると思うのですけれど

自分の中が空であるため相手の態度によって自分全てが左右されてしまうという

90年代のV系はどちらかというとその人間の闇に共感する世界観を持つバンドが目立ちましたが

最近はそういった 要は嘘の人生から目を覚まさせるような

そうゆうバンドがチラホラ出てきているなと感じます

私が知る中ではキズがそれです

 

好きなバンドを追いかけてチェキを買い集め最前入ってもはやその二次元的な人物しか見えなくなるのがバンギャの概念でもあったりするので

ジレンマといえばジレンマなのですが

彼等はその盲目的な言動に疑問を投げかけてきているのですよね

依存で集客しているとも言えるのに(笑)そこをはっきり言えるバンドが

出てきているのです

そしてこれからはそうゆうバンドが音楽界を引っ張っていくのだろうなと

私は思っています

 

 

余談ですが

わた殖の"わたしが増殖中'を聴いたあとに

コドモドラゴン「毒虫」の"思考がダメになる"の部分を聴くと

神経衰弱が揃った気分になれると思います

帰りたいけど帰れないの一世風靡セピア感だとか開闢戦隊ジグザグのガッチャマン(笑)とか

意図的なものがほとんどだと思いますが

こうして神経衰弱するのも面白いです(笑)

 

 

また参拝に行きたいなと思うわけなんですが

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 (´;ω;`)

 

See you next revue.