SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

You're my sunshine

9月16日がやってきました

安室奈美恵さんが引退される今日

ラジオの特番を聞いてます

 

9月に入ってから 街の至る所で安室ちゃんが流れていて

あの頃にタイムスリップしたような不思議な感覚に陥りましたが

いざ今日という日が近づくと なんていうんだろうな

ずっと 25年間好きでしたっていうファンの人じゃなくても

リアルタイムを過ごしてきた年代にとっては もう 文化だから

ずっと続くと思っていた青春が終わってしまうような寂しさがあって

 

懐かしい音たちを聴いていると

20代前半あたりの自分の記憶がたくさん蘇ってくると同時に

その一つ一つが プツっと音を立てて空中に弾けてしまうような

安室ちゃんと一緒に自分の過去が消えてしまいそうな感覚に襲われています

 

バンドの解散や活休にぶつかった時に突然

あたかも生涯追い続けてきたかのような言葉が出そうになるじゃないですか

その言動にあれやこれやと意見をつける人もいるけど

これ当たり前だよね(笑)自然な感情だよ

 

 

以下 5月にドームに行った時に書いた記事の引用です

 

***********************

引退が発表された時にこんな記事を書きましたが

曲や歌 ダンスが   という前に

安室奈美恵は  文化です

私は皆さんのようにちゃんと学校を出ておらず

10代後半から長らく109系のアパレルで働いていたため特殊なのかもしれませんが

当時はテレビに出ている芸能人なんかよりもそこら辺の服飾販売員の方がよほど垢抜けていてオシャレで

憧れるような人がテレビ界にはいなかった

だから邦楽を聴くことも殆どなかったのだけど

その中で90年代後半になって出てきた小室ファミリーだけが先進文化として突出していたように思います

曲にもパフォーマンスにもR&Bやブラックな要素を盛り込んで

肌の色やヘアスタイル ファッション全てが

当時のひとつの文化として成り立っていて

私達のようないきがった人種を先導していたのです

 

友達が新しいアイテムを手に入れて「それ可愛いー!」と言えば「安室が着てた!」って言う(笑)

そのぐらいに私たちは安室ちゃんになりたかった

文化としては一周回って再来するくらい遠い昔の話ですが

そのカルチャーを築き上げたアーティストが引退するということが

自分の中の一つの時代が終わったと思えて

時の流れを感じるし すごく寂しいのだけれど

ここで引退を決める人だからこそ 憧れたのかもしれません

  

この顔立ちにこのスタイル 運動神経と音感 歌唱力

センスと人柄と精神力

改めてこの「安室奈美恵」が彼女の使命だったんだろうなと思いました

お役目を果たした

そうゆう意味で私は安室奈美恵という人物に

hideと同じ神性を感じます 

人を引っ張る人 そして受け継がれる永遠の憧れ

だから彼女はここで自ら幕を降ろすのでしょうね

 

 

 

ひたすら憧れた教祖の引退を前に

時が 流れたんだなという実感

引退するからってにわかが来るな というような発言も見かけましたが

にわかも何も私は自分のために観に行きました

あの頃の自分を肯定するために観に行きました

本物の安室奈美恵を通して 当時の自分に会いに行ったのです

大好きなものさえ誇らしげにそれを言えなかった若い自分に 

それでいいんだと言うために

迷ってばかりいたけれど あなたの選択は何も間違っていない

”生きてくれてありがとう” と

自分に伝えに行ったのだと思います

 

solitude-klang.hatenablog.com

 

***********************

寂しいな

でも 25年間お疲れさまでした

私のファッションやヘアスタイルの好みの原型は

きっといつまでも安室ちゃんなのでしょうね

同じ時代を生きることができて

とても幸せに思います

 

 

 一番好きなジャケット Dreaming I was dreaming.

f:id:SOLITUDE:20180916144449j:image

ありがとう

 

see you next gig.