SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

【聴】キズ/『ストロベリー・ブルー』

ついにキズが危険ド〇ッグ発売(合法)

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店頭はもはや品薄だった

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2021.12.8 RELEASE NEW SINGLE

「ストロベリー・ブルー」

 

【TYPE A】

 [CD]+オリジナルカードとかブックレットとか付いてる方

1. ストロベリー・ブルー

2. 罪

3. レモンティー

 

【TYPE B】

1. ストロベリー・ブルー

2. アナグラ

3. レモンティー

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インタビューとか読んじゃうとその解釈になっちゃうんで何も見ずに主観のみで書くんですけどとても語彙力が追い付かない作品でした

4曲とも聴ける親切さに甘えすでに何周もしてるんですけれど表題曲のインパクトが凄すぎて他3曲の話までできない

全部この曲と繋がっているという印象はあるけれどここのギターがどうのとかサビがこうだとかそうゆう話じゃない 絶対ない←

あとレモンティーが思った以上にレモンティーだった

 


www.youtube.com

発売日にサブスク解禁→翌日MV FULL公開という順序の罠にまんまとハマりました

なので0の時同様ほとんどMVの話なるけれど

ジャケットと最近のボスの風貌からしてきっと速くなくてバラードでもないであろうという想定の範囲内でありながら

初聴きより2回目 2回目より3回目 さぁこっちへ…と どんどん手を引かれ気付けば深い深い沼の底(出れない)

繰り返し繰り返し新鮮な旋律を細胞に落とし込みながらMVを3周する頃には自分がその物語の中に取り込まれてしまったような感覚に陥りました

ダークで鮮やかな色彩はアングラな世界を描いた日本映画のような独特の雰囲気を放っていてそれが妙にトラックに合っている

わずか5分足らずの映像だというのに臭覚や触覚まで刺激され意識が映像の中に入ってしまいとうの昔に辞めた煙草の味が恋しくなった

 

いつか必ず訪れる最期 どんな死に方を選択してこの世界に来たのだろう

殺されるのか 飛び降りるのか やっぱり薬中なのだろうか

それは苦悩に満ちた人生から解放されることなのだろうか

本心より優先される物欲で虚しい想いを抱えたり

人を恨み争い孤独になったり

迫りくる未来の恐怖に押し潰される苦しみから脱却できることなのだろうか

あの場所とは一体どんなところなのだろう

屋上で両手を広げるその人が導く先の

その楽園のためにある3分20秒だったかのように思える まるで人生みたいだ

 

オレンジの空を視界に納め冷たいコンクリートに叩き付けられた後は世界に溶け込みこの上ない恍惚に包まれるのだろうと夢見れば

半音上がる部分では天国への憧れさえも人間が見ている幻影にすぎないといった奥行きが感じられる

逆回転する時系列は温度を持っていた最期の時間が描かれているから

その瞬間を表現した作品なのかな

 

 

ピンクの部屋で首を絞められた女性(3:55)とか煙草をふかす男性(3:34)とか

俳優さんの表情がたまらないんですけど

刺青が美しい女性は監督の奥様かな

顔が見えないのにどれほど依存的でどれほどそれだけのために生きていたかが目に見えるよう

この春公開の映画「ストロベリー・ブルー」のプロモーション映像かと思うくらいこの手前のそれぞれのストーリーが知りたくなる

オムニバス形式で短編作ってくれないか

こんなとんでもない作品は無理やりにでも映画作って主題歌にしたほうがいいと思う(笑)

 

こんなMVなら衝撃的な新ビジュアルの答え合わせができる

3:22~の拡がりはライブだと相当やばい

観たことないけどもうわかる(笑)

4曲ともTHE ヴィジュアル系ではないと思うんだけれど

これを”キズらしい”と言うのかもしれない

短絡的な韻を踏むラッパーのMVとしか思えないコートとアクセサリーを身に着けて

何系と括れない曲調と風貌(笑) ブレイズなのに白塗りでアコギも弾いちゃう

内容は抽象的で闇が深い

何もかもがまったくもって別の世界から持ってきたものでそれを独自のかっこいい基準で一緒に扱う

その天才達をヴィジュアル系と呼ぶのかもしれませんw

彼らが人生から厳選した経験を詰め合わせた超高クオリティーの今作だと思います

これは今はキズにしかできないですね

感服 降参です 

 

その代わり既存のヴィジュアル系を求めている客層からは離れていくと思いますけど

彼らはヴィジュアル系という文化自体を飽きさせない前衛的な役割を担っているのだろうと思います

2億年ほど前Dir en greyを知らない時代にたまたまライブを観る機会があったんですが

当時の私にはまったく何をやっているのかわからなくて(笑)

バンギャになってからヴィジュアル系の良さはわかる人にだけわかるのだということを知りました 

でもGLAYだったら当時の私でも何をやってるかわかったんです

つまりキズは今後もマニアの中でよりカリスマ性を強めていくのだろうと思ってます

ついて来な楽園へって言うんだから間違いない

 

とはいえ聴けば聴くほどキャッチーに聴こえてくるので劇的にヒットする気しかしなくなってきた

 

一曲の文字処理に想像以上に時間がかかってしまったので

あと3曲はゆっくり楽しみたいと思います

文章にしたので少し落ち着きました 書かないと死ぬ病気(笑)

 

 

See you next review.

 

 

 

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