SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

死ぬまで自分の首でヘドバンを

他人の首でヘドバンすることはないですけども

 

レポついでに書いた私の誕生日情報にお祝いコメントまで頂きまして

ありがとうございます

28日でアラフィフに突入しました

ツインテール歴は40年になります

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顔が変わってなさすぎなので隠す(笑)

この時代にしては良い服着せられてるように見えますけど 貧乏だったんですよ~w

大豪邸に住む金持ち家族に憧れていた母親がお出掛け用に高価なお洋服を用意していたみたいで

 

世間体だけが大事かよって ずっと長い間恨んできたんですけど

恨んでいると悪役フィルターを通して相手を見るから

そうゆうの全部私じゃなくて自分らのためだったんだろ?って歪んだ解釈をしてしまうんですよね

その歪んだ解釈のまま数々の人間関係を結んでいった結果何をしてみても不幸で(笑)

"自分は誰にも愛されない"っていう 信念をどんどん強めてしまい嫁に行き遅れましたw

子孫を残しているわけでもなく仕事で役職に就いているわけでもないので特にやることもなく

四十路を過ぎてもバンドを追い掛け続けて今に至るわけなんですが

 

母は高齢出産だったので 今の私の歳で私が10歳くらいかな

お嬢様育ちで家事なんてしたこともなかった母が

父と一緒にボロ家に移り住みw 慣れない掃除や炊事を頑張って

初めての赤ん坊に毎晩毎晩起こされて 姑さんとの関係に悩まされて

「娘」から「母親」に なんて誰もうまく転職できないんですよね

研修があるわけでもないのに完璧にこなさないと人命に関わってくる子育てとか

失敗と呼べることなんてひとつもないんだけど

子供からしたら自分の親だけは絶対的な存在で 完璧なんだという

そもそもそんな幻想を長いこと握りしめていました

 

今考えれば 家計に余裕なんてまったくないはずなのに

ピアノ習わせてもらったり 本革のランドセルを買ってくれたり

随分私にお金を掛けてくれてたんだなと思います

親が相当我慢しないとアップライトピアノなんて買えないからね

台所しか置く場所がない狭い家なのに(笑)いつも母親が夕飯の支度するすぐ横で練習してました 先生怖すぎて続けられなかったけどw

 

怨念フィルターが外れた時に

今まで見ていた人物像の反対側が見えて 意識の裏側に葬ったはずの

大切にされた記憶がいくつも溢れてきました

こんなに愛されて大切にされてきたということが 嫌だったんだろうと思います

だって私は愛とか信頼とか そんなのの反対側の世界が知りたかったから

 

こっちの世界は魅力的で 懐疑的で 孤独

いろんなことを頑張り続けていないと生きていけないんですけど

でもそれが今の私を構成しています

そしてだからhideさんに出会い ヴィジュアル系の世界に出会いました

だったら私は私に生まれたことが心底嬉しいし

他の誰でもないこの人生を生きてくれた自分を誇りに思います

 

45歳より先の人生には特にこれといった理想も目標もなく(笑)

世間はそんなのはダメだっていうのかもしれないけれど

いいえ 

ずっとずっと高い理想や目標を掲げては今の自分を叱責してきたんだから

もういいんです

行きたい時に行きたいところに行って

会いたい人に会いに行って

着飾るよりも美味しいものを食べて

誰かに勝とうと勉強していた時間で好きな音楽を聴きに行く

私はこの歳になってやっと それができるようになりました

周りからどう見えていようと

今この瞬間だけを生きていきます

 

気付けば40代半ばっていうことはこのまま80代とかにならないか心配

ヘドバン何歳までできるかな

 

ブログやTwitterなどネット上での活動も自分勝手で(笑)

それでもずっと読んでくださっている皆様には

本当に日々感謝しています

ありがとうございます

 

次回はまたライブレポでお会いしましょう

 

See you next gig.

 

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