SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

【聴】AVIOT×ピエール中野コラボ「ピヤホン」TE-BD21f-pnk / ZOC「family name」

初の独立型イヤホンです

朝装着して通勤してみた結果Twitterだと話が収まらなそうなのでブログにします

iPhoneからイヤホンジャックが消えてから渋々ワイヤレスにしたんですが

なかなかの頻度で紛失するためにずっと安物で頑張っていましたので

俺生誕を機に団長がオススメしていた話題のピヤホンを購入

 

 

AVIOT ピエール中野 コラボレーションモデル TE-BD21f-pnk

 

 

ワイヤレスはオーディオテクニカのこちらを使用しています

半期に一度の頻度で紛失しているので現在三代目(青)です

 


(型落ちしたかな・・w)3000円代でこの音質なら満足のいくクオリティーだと思うんですが

左右のイヤホンを繋いでいるコードが着ている服の衿に当たりゴソゴソとした雑音が混ざるのがちょっと気になっていました

そしてバッグにガサツに入れると勝手に電源が入ってしまい長時間接続されてたりもする

ケースがないので紛失得意な方は気を付けなければいけませんがこちらもコスパはよいと思うのでお勧めです

 

 

それでこちら昨日届いたピヤホンf:id:SOLITUDE:20200128120305j:image

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このケースにシュタッと納めると充電されるようです

蓋はスライド式 

更にこのケースを入れるケースが上画像の丸いものなんですが

これに入れて持ち歩けば勝手に接続されてしまうこともないし落とした時の衝撃も和らぎそうだし

バッグの中でどっかいかない

 

団長のツイート以外レビュー記事を見ていなかったので何の情報もなく耳に突っ込んだら

その瞬間女性の美しい声でアナウンスされるのでまずはそれに驚き「なんや」と声でました

ピヤホンデビュー記念すべき一曲目はキズの「黒い雨」(やはり)

その後ご当人凛として時雨の曲を何曲か聴いてみたんですが

こうゆう曲なら確かにこのイヤホンは最高であるということがわかります

一曲も知らなくて初めて聴いたんですがデフォルトで全体の音のバランスが良いバンドさんのようなので

凛として時雨はこうやって聴くのが本当って感じ

かなり奥の方で響いているはずの効果音を含め繊細なピアノや細かく刻んでいるベースの音も

全部がそれぞれスーパークリアに聴こえてきますので全パートが上手くないと誤魔化せません(笑)

ヴィジュアル系を聴くのには重低音が効いているほうが臨場感はありますので

重さを求めるバンギャさんにはどうだろうかという感じはありますが

団長がこれをお勧めするのは自分とこの全パートの演奏力に自信があるゆえでもあるのだろうと思いました

特にドラムは重低音系イヤホンだとバスドラが目立って他の音の存在が脇役になりがちですが

ピヤホンで聴くとシンバルやらハイハットやらの細かい音もそれぞれがクリアに聴こえますから

こんなテクニカルなことしてたのねということにも気が付けるし素人耳にも上手い下手が明確になりそうです

メンバーチェンジがあったバンドの曲は演奏者が変わったのがすぐわかりそうだ

 

V系を好む素人耳のファーストインプレッションとしては重い音が体に響くほうが「おっ!」となるので

音の質的には一聴ATHと驚くほどの差があるかというとそうゆうわけでもないのですが10分聴いたら戻れなくなる という感触です

 

※帰り道も聴いてみたら全然違った←

遠い 遠~~~くの音が耳や脳というより体内 ハートに届くというのが正確かもしれません

 

次に耳心地の話をしますと

 

なんていうか耳に何かを突っ込んでいるという現実を忘れるほど異物感がないため

耳で聴いているというよりそこら辺の空間  大気が生演奏をしていて その真ん中を歩いているような錯覚を起こします

なので電車内で聴くならこの車両全員が今DEZERTの「TODAY」を聴いていると思ってしまいますのでお気をつけください 

丸一日着けてられてしまうなこれ

難点はこの形状に慣れないと耳のべスポジを探す際にピヤホンの先をチョンと押してしまってちょいちょい曲を止めてしまうことw

 

 

音源として所持している曲はそんな感じですが

Spotifyなどの配信系はかなりクオリティの高い音質で聴くことができるのではないかと思います これは私が使っていたイヤホンの質に依存しますけれど

クラシックのピアノ曲なんかは思わず「ぅおっ」と声が出るほど音が違いました

メタル界隈も少し聴いてみましたがLOVEBITESのADDICTEDなんかはギターが入った瞬間背筋がゾッとしますw

かといって重さがないわけではないのでベースの小刻みなピッキングやはるぴーの足元の力強さも腹に響くことなくちゃんと脳内に入ってくるし

シンフォニックなゾーンの作り込んだシンセの音なんかは湖に落ちる雫のように綺麗

てか何遍も言うけど全部聴こえる(笑) 

音の分析オタクと耳コピしたい人は買うべき

 

あとKAMIJOギャの皆さまはこれでSangⅡを聴いてみてください

各パートの僅かなノイズさえ許さない厳格な音の作り方や同期で入れ込んでいるストリングスの質に対する拘りまで

作り手の完璧を追求する意思が伝わり聴いてるだけで緊張します

 

 

 

そして奥様の正体というか個人的には大森靖子さんの旦那様がいやあなただったのかとびっくりしたのでw

ピヤホンでZOCの曲も聴いてみました

※本命であってもdisるブログなので媚びてると思ってる方はいないと思いますが純粋に感動したので記事にします

 

で ここからは別記事にしてもいいかなと思うくらいこの曲について語るんですけど

 

 

ドルヲタではないんですが「ZOC実験室」がかっこ良くて注目してたのとメンバーさんの異端児具合に興味津々でしてそもそも推してます

私ここのメンバーさんぐらいなら産める年齢の化石バンギャなんですが(靖子さんは産めないですw)「family name」という曲を初めて聴いた時泣きました(笑)

これは私がこのブログによく書いている 思考を飛び越えて心に直撃する曲です

サビの旋律も聴き慣れたコードでまとまっていてとてもポジティブな創りになっていますが

そうゆう問題じゃないのでこのMVを見て

 


ZOC「family name」Music video

 

ピヤホンで聴いたらものすごい奥行

アイドル曲特有の全員で声を揃えるサビにまで各々の個性が目に見えるようです

音自体に嘘がつけない創りなので表面や計算で活動しているアーティストの曲が聴いてられなくなりそう

なんかこう 中の人というか中身が全部見えてきます

嘘がバレるイヤホン(笑)

 

めっちゃ可愛い声で"私と同じくらい壊れろよ"と吐き捨てる戦慄かなのさん

彼女の強さには日々のツイートを見ているだけで背中を押されるような気持ちになるし

クッソ生きてやると巻き舌で殴るように歌うかてぃちゃんからは

性別を越えて弱さをも曝け出す潔さが感じられ

そして最後落ちサビの部分を綺麗に歌い上げるカレンちゃんの「光を諦めないよ」

この表情を見ていると泣きたくなるのです

人生  というより等身大で自分全部掛けてるなと思う

同じ振りをそれぞれの癖で自由に踊っているのも面白いですが

family name~の部分の振りも間奏部分で両腕を上げていく場面も

何十年も前に心の奥に仕舞いこみ忘れ去ってしまった何かが抉り出されるようで

 

10代の頃に出会っていたら大袈裟でなく人生変わってたろうなぁと

いつものように悔みますが 

この歳にして

今から失った10代をもう一度生き直してやろうというような意地が芽生える曲でした

 

バンギャをしている時点で10代をやり直してるんですけど 笑

ピヤホンを通して改めて音楽のすごさを思い知らされました 

私の中でZOCはいつか生公演を観てみたい唯一のアイドルです 

 

基本的にはアップル好きなので

この夏までにキズがツアーをしないなら浮いた資金でAirPods Proも買ってみようかな

(稼いだ金全部使いきるw)

 

 

以上専門的なことがわからない一般的なバンギャのピヤホンレビューでした

こんなに長文になるとは思いませんでした すみません

お読み頂きありがとうございました

 

See you next review.