SOLITUDE-klang

ヴィジュアル系オタクの冷酷で情熱的なライブレポ

【聴】LOVEBITES /『BATTLE AGAINST DAMNATION』

6/6発売 

LOVEBITESのミニアルバムBATTLE AGAINST DAMNATION

発売日に購入して毎日聴いてる お気に入り

 

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 ↑amazon

【収録内容】

1. The Crusade

2. Break The Wall

3. Above The Black Sea

4. Under The Red Sky

 

クラシックからヒップホップなどあらゆるジャンルの音楽を嗜む私ですが洋楽のメタルだけピンポイントで聴かないんですよね

よほど有名なのは知ってますがなんかずっと聴いてられなくて(笑)

なのでメタル寄りのV系 NoGoDやVersaillesあたりを聴き漁った耳で語らせて頂きます

 

The Crusade

なんとまぁ期待から一ミリも外れていないイントロで

ここからの4曲に大変期待が高まる始まり方

まだ歴史の浅い彼女達がメタル界の階段を上がっていく まさにその姿を現しているかのよう

タイトルにBATTLEとついてるくらいなんで全体的に強気なイメージのアルバムですが

asamiさんの高音がこぶしを回すかのような力強さで喧嘩上等なスタートダッシュ

これ2月のワンマンの時にやってた曲ですが

音源で聴いたら意外とわかりやすくてノリやすい 

お客さんが曲覚えてからライブ見たら相当盛り上がるでしょうね 楽しみです

 

とにかくイントロがクセになるよこれ

 

Break The Wall

これはasamiさんの声が攻撃的でまさにBATTLE真っ最中な曲

Bメロがない?っていうのかなこれは Aメロから速やかにサビらしきパートに移って繰り返す変わった構成

ギターソロの後に雰囲気が一転する箇所が訪れるのだけどそこが素晴らしく綺麗で

前回も書いたと思うけどすごくArt of life感ある

そこから元の曲調に戻ってくるところのドラムの昇華していく感じもたまりません

充分に主張のはっきりしたボーカルが終わった後に入る楽器隊それぞれのパートもしっかり旋律として成り立っているから

歌ってる人が一人でも一曲の中にいろんな”メイン”があるような印象です

 

 

Above The Black Sea

大作感ありますね

MIYAKOさんが先日こんなツイートをされていて

 

 

ラフマニノフの2番って私の中ではあんまりキャッチー(w)じゃないっていう

イメージなんですが 

この出だしの部分 これをサビ(Bメロ?w)のベースにしているってことですかね

言われなかったら絶対気付かないな私 笑

イントロが泣きのギターで始まるんですがそこからロックなリフに繋がる流れがいかにもメタルでメタラーの心を鷲掴みですw

ドラムの足が相変わらずすごいなぁ 

ラフマニノフな箇所 ライブでは軽くEmerald Swordみたいな雰囲気になるんじゃないかなと 会場みんなで歌えて一体感味わえる曲と思います

オペラのGLORIAみたいな感じで  笑

そうかと思えばラストのハイトーンで歌うあそこが1番の魅せどころとも思えてライブが楽しみ

 

 

Under The Red Sky

サビの疾走感がたまらないんですがサビとギターソロの間に入るシンセの旋律も聴き逃せなく

更にはギターソロ後半はバックにピアノの低音らしき音も入っていて泣かせるメロディーラインだし

アラビアンナイトな変調からクラシカルなストリングスに繋がる部分なんかもそうくるとは思わなんだといった想定外でとてもゴージャス

そして終わり方もこんな盛り上げ方して頂点へ・・・!勝った・・!

そんな感じでした

 

 

 

ガールズメタルも演奏力の高い人たちなら結構いますよね

それに曲もなかなか聴きやすくてキャッチーな部分があって

でボーカルが入るとう〜ん・・ていう ギャル盤あるあるだったんですが

LOVEBITESに関してはボーカルが入った途端目を見開くパワフルさ

しかも可愛いしおっぱi(    スタイルもよろしくて大変眼福です おじさんか

あんなに女の子らしくて可愛いのに生粋のメタラーっていうギャップが萌えポイントですね

 

 

 

 

タワレコの前でSHADOWMAKERのMVが流れていたのをきっかけに知ったんですが

予想以上の速さでどんどん売れていってしまって最初からチケットが紛争戦w

今月末のEASTに行く予定ですがソールドしているそうで

普段V系のライブだったら後ろでも見えるんですけど

LOVEBITESは男性がほとんどなんできっとまた全く見えない(笑)

でも見られるうちに見ておこうと思います

 

完成度が高く声が綺麗なのでずっと聴いていても飽きない

フォロワーのギャ男さん達にオススメです

 

 

see you next gig.

 

 

 

 

ヴァージュ1周年単独公演「吟声」@新宿RUIDO K4

5/26(sat)

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↑看板職人としては納得がいかない仕上がりですがw

19時開演になったので間に合うと思って行ったんですけど5分遅刻してしまって(やっぱり)

撮り直す余裕がないまま忍者のように箱に滑り込み

 

琥珀・・やってた・・・!入ったら琥珀だった

歌い出しが良いのに(泣)最初から聴きたかったぜ・・

 

雑食的ささやかな統計からいくとバンドが大きくなるかどうかのモノサシとしておひとり様参戦とメンズ動員率があるなぁと勝手に分析してるんだけど

前者後者共に思ったより多くて期待が膨らむフロアだった

ドラムセットが若干下手寄りに配置され

メイクがちょっと薄くなった沁さんと金黒ツートンの遼さん

そして暗がりで見ると紫月さんが頭から後光の光を放っているかのような錯覚(新アー写参照)

 

聴くたびにクオリティーが上がっているように感じる凶夢

静かにそして速やかに刻むベースからつながる

”ようやく眠れたよ” この「ねむ」←こうゆう裏声への切り替えがこの歌声の魅力です

 

関係者と初見さん以外全員動いていたんじゃないかと思われるくらい目の前の人のヘドバンで顔面をバシバシと気合い入れされる中

この日最初の事件性が高い楽曲ボクノ悪イ癖

激しい逆ダイの中”お庭のお花が枯れた”って狂ってる

ここから続くワンセツCandyは音源の数倍気持ち悪くて頭おかしかった

 

蓮華

凱歌を聴くまでこれと暁が一番好きな曲だった

Bメロの最前の折り畳み凄いですね  大変だよあのスピード(笑)

昨日気付いたんですけどヴァージュはギターソロが拳なんですね 

私こないだ咲いてたわ

これはまだいいけど速い曲だと私きっとついていけないw

 

蓮華終わって照明が落ちた

程なくして再びステージがぼんやりと照らされると

遼さんが見えない

と思ったらお立ち台に女の子座りして深海

その体制が手伝って切な哀しい感情が表現されていてとても良かった

アウトロの最後で座ったまま左手をこちらに伸ばし音と一緒にその姿が消えていく様はこれでこそヴィジュアル系!と声高々に自慢したくなるほどそう!それそれ   そうゆうの待ってた

こうゆう魅せ方上手い本当

 

遼さんだけ退場して或さんのドラムソロ

上手い下手というよりも正確に叩こうと真剣な姿勢に心を動かされる

そのまま弦楽器と合わさり楽器隊セッション

遼さんが現れるとtoxicosis

音源でも繋がっているのでとても自然な流れでそのまま共依存

 

どの曲もそうだけど「ヲ”イ!ヲ”イ!」と

お客さんの掛け声が入る曲は逐一そのパワーに驚かされた

曲間に遼さんが「声ちょうだい」とか言ったらそれはもう麺コもパワフルで

男の人の声が混ざるから余計すごい 一瞬BLITZあたりの景色が脳裏を過る

こうゆうの本当にバンドの魅力を助長しますね お客さんとセットでかっこよかった

 

本編後半に差し掛かり 恨ミ言お人形遊び家族ごっこ 

という他のバンドにない事件パート ここが見所です

イントロで拳を上げながら揃って横移動する客席の景色は思わず笑ってしまうほど

人数が増えると尚更呪われた村民の儀式(笑) 

あのちっちゃいMASTERと目が合ったらきっと私も拳上げながらモッシュするようになってしまう

お人形遊びのサビの手扇子は本当に気持ち悪くて最高なんですが

拳ヘドバンもこの人数でやると圧巻の惨事でした

紫月さんの笑顔がザ・テレビジョンの表紙のように爽やかなのも

沁さん見たら正統派V系のように歌詞口ずさんでたりするのも

曲調や歌詞と極端に不釣り合いで素晴らしく狂気的です

 

ヴァージュの折り畳みを見ていると取り憑かれた村民が拝んでいるようにしか見えず

得体の知れない惨状をみんな揃って笑顔で見守る独特の呪われた世界観

何度「あんたたち洗脳されてるよ!目ぇ覚ましなっ!」と言いたくなったことか

でも帰る頃には自分も瞳孔全開で一緒に惨状見つめてる

ということに自分で気付かないっていう そんなバンドです(バンド紹介です)

 

オルゴールのBメロは遼さんボイスの聴かせどころですね

とてもさっきまで大惨事を楽しんでいた人たちとは思えない良い曲

そして待っていた 本編ラストが凱歌でした

無料ワンマンの時の感動が蘇る 勇ましいイントロがラスボス感満載です

そしてサビでメジャーコードになる開花していくような楽曲

まるでバンドの姿のようです

ギターソロの後のあの綺麗な部分をお客さんが歌うことになったようです

なんてENDLESSRAIN

ここは是非光り物物販を投入して頂いて

村民みんなが歌詞を覚えてもっと声が大きく聴こえるようになったら鳥肌ポイント間違いなし

サビも手扇子ではなくバイバイになっていたのでこの曲が果たす今後の役割に期待大です

  

 

~en~

 

中央から幕が開いていきながら春愁という新曲が披露されました

”さくら”という詞が耳に残る歌もの

初聴きの感想は嫌いじゃないけど他の歌ものとやっぱり似ている気がする

全員Tシャツ姿でした

この後fated そして どちらも哀愁漂うキャッチーな旋律の裏の名曲

 

遼 「告知があります

 8月22日に  2ndシングルと3rdシングル同時リリース決まりました

 そして 11月 じゅういちいち日に  …  あれ…  」

 

 

11月111日は(笑)EDGEでワンマンだそうです

K4と同じキャパ  

それが終わるといよいよの登竜門なのかな

 

 

二枚舌 やってないなと思っていたらこれが煽り曲の役割を持っているようで

一生終わらないかと思った

 

遼「後ろ~ !後で行くからな!」

 

なんかそれ聞き慣れてる気がするな

しかも客席に降臨してもどこにいるのか見えn

何のデジャヴ

 

千秋…(DEZERT)  

 

 

拳横モッシュのループ 沁さんと紫月さんが楽器交換したり

紫月さんがモッシュに合わせて左右に行き来したり

もうだいぶ結構何遍も繰り返した頃合で遼さんの衣装がどうかしたようだ

ジャラジャラたくさんくっついてるボトムの左脇を気にしながら

(どうしたの?)と近寄ってきた紫月さんに

お立ち台で横向いて見せて(なんか・・こんなんなっちゃった・・)と訴える遼さんの親子感が非常に萌えポイント(笑)

結果袖に捌けて修復して戻ってきたんだけど一生ループでいよいよ帰れないかと思ったw

遼さんいない間も紫月さんがマイク使ってきっちり煽っていてコンビネーションを発揮

遼さん戻ってきてからまだイケるかー!!?イケるよなー!!?あと5回!!

 

5回?

 

リアルに客席  え゛ーーー!って言ってたけど今日皆さん痩せてるんじゃないでしょうか

 

聴けば聴くほど貫禄がついてくる夜想

この曲もラスボス曲になれそうですよね

一瞬なんの曲かわからなかったほど久しぶりなユートピア

これが最後なのか!

ちょうどたまたま始動月に出逢えた身としては感慨深いユートピアでした

 

 

 

全部同じ曲に聴こえる現象について

既存曲しかやってないのに違って聴こえるようになってきた

何度か書いてるけどDIAURAがそうだったんだ

全部同じ曲じゃんと思ってたんだけど

ライブを何度か見ていくうちに徐々に違いが見えてきて魅力が深まるっていう

 

好きな人は初見で「いい!」って思うと思うんだけれど

一瞬同じ曲ばかりに聴こえて

でもライブを重ねるとそれぞれの魅力が違うっていう

一見ガムのようで実はスルメなバンド

 

遼さんの音程がちょいちょいズレるのがどうしてなのか気になるところですが

音程ズレても上手いっていう これわかりますかね

音程関係なく歌唱力が高いっていう

とにかく”声”が魅力

そしてこれから出る曲が今後の活動を左右しそうですね

あの拳横モッシュをBLITZあたりでやったら相当気持ち悪いと思いますんでそこまでなんとか頑張ってほしいなぁと

 

ということでヴァージュのカテゴリを作成しました

普段の対バンイベントも全部見たいくらいなんだけれど

出演時間がわからないために全然行けてなく

告知方法としてはJILUKAのオフィシャルが理想です(笑)

 

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”ありがとうの極み”w

 

遼さんが

まだまだもっと上を目指したい みんなで一緒にもっと上に行きたいから

ついてきてください

と言っていたけれど

まだ一年しか見ていないけどすごい変わった 客席が

一体感仕上がってた

 

ある意味コミュニケーションが苦手な人の方が自動的にそうなってしまうのかなとも思うんですが

Twitter含めてライブも対お客さんが個人的ではないために

新参者を受け入れる体制が最初から整ってる

だからきっとイケると思いますよ

争いのない世界へ!理想の叶えれる世界へ!

 

 

see you next gig.

 

 

 

 

【心】動員を上げる方法

どんなに頑張っても人間は自分が心の底から信じられる人数しか動員できません

大事な公演を控えているならやることは一つ

目の前に理想の人数が動員している景色をイメージして

それが心底信じられるようになるまで繰り返すことです

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5/18(FRI)

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再始動ワンマンの次の記事がまさかの解散ワンマン

何があるかわからないものですね

 

残されたメンバーで最後に llll-Ligro-としてステージに立つことさえ

もしかしたらないかもしれないと思っていたので

この解散ライブをよくやってくれたなというのが率直な感想だったりします

 

Xファンなもんで色んな急な事態に免疫力が高いのかもしれないけど(笑)

 

何十年も使っている駅から乗る電車の方向を間違えちゃいましてw

更には駅から10秒の道に迷うという天才ぶりを発揮したため

最初の20分ほど見れませんでした バカでわ^^^

 

明け方にJesseさんが上げてくれたセトリを見ると

聴きたかった曲は最初の20分で終わっており

購入できない音源が多い上にボーカルがないので演奏だけだと何の曲なのか私にはほとんどわからなかった

少し驚いたのはそれでもステージセンターにマイクスタンドが置かれていたこと

そして一番最後がモノクロのカナリアだったことに何となく感動した

 

ライブについてはいつものようにレポとして書けることは正直何もなく

だけれどもバンギャの皆さんや音楽をやってらっしゃる方がもし読まれているならば

言いたいことがたくさんあるという

今までにない動機でこの記事を書きます

 

私はllll-Ligro-を知ったのが今年の2月でして

ほんの数曲だけを覚えて3月の再始動ワンマンに行きました

solitude-klang.hatenablog.com

あのまま活動を続けてくれていたらきっと

今年一番通うことになったと思います

解散ライブを見てもやっぱりそう思いました

 

 

昔宇宙戦隊NOIZというバンドが(笑)

自分でも気持ち悪いと思うほど 好きで

メンバー脱退ライブの時に

ダブルアンコで「全部嘘でした  っぷー!」だったりしないかなーと

最後の数分まで僅かな希望を握りしめてたこと

よく覚えてるんですが

 


何年ぶりかにそれを思った

それは 自分がバンドを好きすぎて ではなく

お客さんの「好き」が 報われてほしくて

 

何目線なんだと自分で突っ込みながら

 


だって
4年 活動休止して

満を持して活動再開したと思ったら

収録曲まで発表されていたアルバムが発売中止になり

ボーカルはそのたった一度しか姿を見せず

結果ボーカル不在のままの解散ライブ

 


自分が本気で大好きだったバンドがそんな結末を迎えたら

私なら棒立ちで解散ライブを見ると思う

若しくは 行かない

 

 

裸足なんだよ 虫けらさん

誰も床に荷物置いてない

髪振り乱して 拳あげて

喉が潰れんばかりの麺コして

みんな笑ってて

初めて見た再始動ワンマンの時と変わりなく

むしろ最高に楽しそうで  最後まで

お客さん見てたらその姿に涙出そうになった

 

 

 

私個人の話したって

楽しみにしていたアルバムが発売されず

生のボーカルは一度しか聴いていないし

買えない音源ばかりで曲も殆ど知らないのに楽器隊だけの解散ライブ行かないよね普通 笑

一体何がそうさせるんでしょうね

 

 

 

歌が入ったこの曲やあの曲が聴きたいから

代役立ててでも続けてくれないだろうか と

なぜだか思えない

あの4人じゃないとダメだって そんなこと感じるほど見ていないのに


この規模でこんなに男性比率が高いV系珍しい

広い年齢層もぼっち参戦もこの規模では普段こんなに見ない

これは見た目や営業じゃなくて 

純粋に曲や世界観 ステージに魅力を感じている人が多いからです

ドマイナーなのに新参者が入りやすいこの空気感は

バンドが大きくなる証だったのに

 


昨日を含めなければ

ボーカル在 不在のステージを一度ずつしか見ていない私が言うことではないんですけど

 

ブログにしていませんが3/23のAREAの対バンイベントを見に行きました

あの時

センターに忽然とマイクスタンドを立て演奏する楽器隊と

そこへ来てINVITEを歌うkazariさんを見て

全力でセンターを守ろうとしている意志が伝わりました

きっと 相当の覚悟でステージに立ったと思う

バンドの色でもある"声"が 無い 中で

普段と同じように反応を返すお客さんを含めて

それはとても大きく深いバンドへの

ボーカルへの またファンの人達自身のための

紛れもない愛であったと今でも思うのですが


3/16に休養に入るという公式の発表があって

その5日後にメンバーに向けて脱退を表明…ということはこのイベントの時には既に

メンバーはヒナタさんが戻って来ないことがわかっていたということなのかなと思うと

その精神力を尊敬します

 

 

事情知らないんでここから感触で喋りますね

 


声帯炎による休養発表直後のブログを読んだ時に

それを"深い罪"として捉えている気がしたから

戻ってくるのか 不安な気持ちになったのも

私だけではなかったと思います

 

 


自分が自分として機能出来ない時に

周囲に助けてもらって

それを「ありがとう」と 受け取ることが当たり前の生き方と

機能できない自分はそこに居てはいけないと

深く自己を否定してしまう生き方とがあって

後者であるからこそのヴィジュアル系ともいえる

ある種ジレンマなのかもしれません

 

なんて説明したら伝わるかわからないけれど

本当は許されることを知っているのに

その「愛」が大きすぎて 怖くて

受け取ることが出来ず理不尽な言動で返してしまう気持ちが

わからなくもないというか

 


与えられることに慣れていない後者にしかわからない孤独を表現して

居場所を提供してくれるのがV系でもあるわけで

だからそこに共感した人が集うし

だからそれが曲として残される世界で

愛され慣れてる心に響くジャンルじゃないからこそ私はV系が好きだし

その強い自己否定こそが魅力でもあったりする

なのでこんな結末は 実にそれらしいと

どこかで肯定している自分もいます

 


バンドマンだけでなく誰もが ですが

それぞれの葛藤を抱えているし

それぞれの限界でたくさんの痛みを抱えていて

放り投げた と思える状況のレベルも

苦労も幸せも 一般論と比べるものではなく

どんなに近しくとも カウンセラーであっても

他人の心情は 最後までわからないものなのです

そう決めておかないと 傲慢になる

だから  なんてゆうのかな

こんな終わり方でも私には誰も批難することができない

 

 

メンバー全員に言える事だけど

ヒナタさんもkazariさんも

私の目にはステージ上で生きる演者としての独特な光みたいなものが見えていました

もったいない という表現を使うのは嫌だけど

もっと先の未来が見えていたのに

ここで停止がかかったということは

きっとこれが 今は最善なんだろうと解釈しています

多分

ヒナタさんが戻ってきたとしても 近い未来バンドが存続できなくなる何かが起きたと思う 

 

 

様々な理由で 音楽 ステージから離れて 

深く心を病み生存の危機に直面したり 

例えばまったく違う職に就いても

それが承認欲求ではなく本当に好きなことであったなら

必ず戻されるようにできてる

魂の欲求からは逃げられない 

 


いつかどこかで偶然が重なって

懐かしい”異音”が聴けたらと思います

 

 

また 逢えたらと思います

 

 

あのたった一度の完成系ワンマンが見られて良かった

ありがとうございました

 

 

see you next gig.

 

 

 

note.mu

EVERSSIC始動主催「Journey to EL Dorado」@高田馬場AREA

5/12 (SAT)

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トッパーCANIVALが見られませんでした

興味あったのだけど残念 

あの曲のMVだけかもしれませんが髪編み込み麺様に弱いのでギターソロが聴いてみたかった

でもオープンからの参戦は体力キツイです 笑

出演陣の方の出身地の影響かと思いますが箱内では西方面の言葉が行き交っていて私が遠征したのかと思いました 

 

 

Rides In ReVellion

 

SEが私の知ってるYoshikiが出てきそうなやつじゃなくなってた

 

一昨年の今頃Rides In ReVellionを見るために仕事を休んで行った(笑)このイベントでマルコに出会ってしまったのと

関西圏での活動が多いせいで思うように見られていなく

前回見た時から一年は空いてる気がする

あのイベントもAREAでしたが

静かな客席に黎さんが「(名前わからないなら)なんでもいいから呼べ!」と言ってたことを

ブログに書いてないのに覚えているほど当時関東では無名だったんでしょうけれど

知らぬ間に3柵まで床が揺れるほどに成長していたんですね

ここからお客さんの出入りはありましたがイベント最後まで増減はほとんどありませんでした

目測でも200以上は出てたと思う

 

ヴァージュのように割と古き良きビジュアルという印象があったんですが

衣装とかヘアメとかがなかなか今時にモデルチェンジされてた

飴ちゃんがあざとさ全開の女の子寄りなキャラだった記憶なんだけれど

昨日は青髪の男の子になってて違うバンドかと思ったよ

スティックくるくる技をたくさん挟み込むスタイルは変わってなかったけど

逞しく頼りがいのあるドラマーになったのですね

 

-CHAIN-なんてとても懐かしい曲スタートでした

そして私が大好きなF.A.T.

乗りやすくわかりやすいメロディーラインで初めてでも安心

綺麗なシンセの音がXJAPANのDAHLIAようで我々世代に落ち着きを与えてくれる音です 笑

 

黎「EVERSSIC始動 本当におめでとうございます!!!

            俺が嬉しい!ありがとう!」

 

またね masayaさんと同じ ステージに立てるということ

本当に嬉しく思います

 

えっと 物販の紹介しましょうか…

ラバーバンドとシュシュ!ハハハハハハハ…EVERSSICの ^^

ね  あそこに売ってます!

ハハハハハHAHAHAHAHA!!

 

あとね 今日物販でミニ・アルバムSAIL ON MUSICを買うと(EVERSSICのw)

DAYBREAKという音源がもらえるという!

今日限定ですからね^^^!!←これ以上ないくらいの力説で

 

 

ガチなmasayaギャがmasayaさんとこの宣伝 のみをしてから

ようやく自分とこの曲紹介 

お呼ばれバンドの鑑です

 

客席から歓声が上がったので最近はあまりやっていなかったのかな

Eternal〜渇望の空〜

このMVのぎこちなさが遠い昔のことのよう

そこジャンプでいいのか?と思ったのも嘘のように今ではしっかりハマっていました

 

最後は暴れて終わろうと思います

MIRAGEが煽り曲になっていたけど最初からこうゆう役割でしたっけね この曲

 

後ろ!下手!上手!センターと煽りに来てはEVERSSICの愛を叫べタオルを広げて見せて

  愛を叫べー!! 人のバンドの曲タイトルだけど

 

センター! センター!! 

   可愛くセンター?  可愛くセンター?

 

 愛しい♡

 

 

Rides In ReVellionてこんなバンドだったんでしたっけ

ちょっと見ない間にこんなに面白いことになってしまっていたなんて

きっとインストも面白いですねこれは

関東での活動ももっともっと増やして欲しいものです

前回確かMEJIBRAYの限定ライブと被ってしまって行かれていないので

今度こそ遠征してでもワンマン見てやるわ! 

 

 

 

アイオリン


アイオリンをAREAで見るのは3回目 AREAでしか観たことない

昨日はヒカリトさんがお立ち台でバイオリンを弾く曲から始まった

この方楽器なんでもできるイメージなんですがwどうゆうお育ちなのか気になるところです

ロック系の楽器と合わさるクラシックな音は私の大好物でもあって

この手の楽曲独特の繊細な美しさが魅力ですよね 非常に品があります

 

3回観てれば1曲くらい覚えてる曲があるわけなんだけど

アイオリンは私には曲がよくわからなく覚えられないので今の所なんとか沼にハマることなく回避しているというか w

この方の弾くバイオリンの音もとても良いと思うんですけど

バイオリン置いてロックバンドとしての演奏に入った途端面白味がなくなるという

最初に見たときの個人的な印象が拭えません

そしてヒカリトさん以外のメンバーさんが記憶に残りにくい

 

ただこの方見せ方が慣れているというのでしょうか

音とは別の観点での話ですが

結構な人数を前に何かを演奏することに対しての場慣れ感が見受けられまして

初めて見た時からドマイナーの視線の配り方じゃなかったんで

その 彼が慣れているであろう”結構な人数”は動員としてつけられると思ってはいます

これ私が裏で書いてる記事の良い例だと思います

大きな会場の方が似合う”スタンス”なんですね

 

私の勝手な願望としてはバイオリン片手にKAMIJOのツアーで生演奏して欲しい(笑)

歌が下手なわけではないと思いますが

歌うより演奏を聴きたいと思ってしまうんだ

 

8月20日には無料ワンマンがあるそうですが

チケットはもう なく (笑)昨日少し増刷して来たと言っておられました

 

 

note.mu

 

レイヴ

 


初見ですがP缶のバンドさんでこうゆう方達がいらっしゃるのは意外でした

多分今の衣装の問題なんだと思うんですがボーカルはサロペットなのにドラムの人がウェディングドレスっていう統一感ゼロの第一印象

曲と世界観が個人的にタイプではないんですが 

そのドレスでよく叩けるなと思うけどリズム隊はなかなか面白くて派手な見せ方

ボーカルもデスボがイマイチだけど歌は下手じゃないですよね

特徴があって他の声だとこのバンドじゃなくなる個性的な声だと思います

お客さんも楽しそうでした

 

 

 

K(ex.BORN)

 

BORN解散ライブ以来のKさん ソロになったと知って何度か見に行こうかなと思ってはいたものの

いたものの 

IvyさんなんてMoran振りなんでだいぶ見てなかったわけですけど

彼の華々しいキャラクターはいつ見ても魅力的ですね

誰よりも目立ってたw

 

Kさんといえば というかBORN麺全員に大変お人柄な印象を勝手に持っているのだけれど

ギタリストとしてのKさんしか知らないのでどんな声なの?とか

何かと未知で多少の緊張感を抱え見てみれば話し声と変わらず穏やかな歌声でした

 

ボーカリストとしては抑揚のない表現だけどずっと聴いていても疲れない声ではあると思います

ドラマの中のバンドマンのようなキザなプレイスタイルも変わらずでひと安心(笑)

見ているほうが照れる そこが彼の魅力です(笑)

そしてこの人は芸人気質の人々を引き寄せる力を持っているのでしょうか ←

 

 

サビの前半がコーラスで後半にボーカルが入るという

BORNismが見え隠れする懐かしいノリで

相も変わらず客席が笑顔で盛り上がれる曲を創るなぁと思った

曲知らないけどあったかくて緩い空気が漂っていて楽しめました

 

今月24日にはwwwでワンマンがあるそうですが

そのチケットが残小である件について噛みまくりながら告知(笑)

 

K「・・相変わらず俺MCダメだな…(笑)」

 

祐「でもそこが萌え萌えキュンキュンなんですよー

  でもそこが萌え萌えキュンキュンなんですよー

  俺はー」

 

下手ギターのサポートにはDuelJewelの祐弥さん

DuelJewelを見たことありますがこの方こんなキャラなんですか

知りませんでした 完全に芸人枠です 笑

 

K「なんかあれだね ステージ立つと世間話したくなるね

  こないだこの人に(祐弥さん差して)肉作ってもらって 食いました

     この人のね」

 

祐「そうね?俺のこのたくさんある余分な肉をね?」

 

随分穏やかにグロいこと言いますね

 

祐「たぁかだのばばぁあ〜♪ エリアでぇ〜♪♪ たかd K「聴いてください(曲紹介)

 

祐弥さんが気持ちよく歌う即興曲を非常に柔らかい声でぶった切ってしかも小さく「ごめん」とか謝ってるし(笑)

どんな芸人の暴走にも巻き込まれないナチュラルボーンマイペース

あんなに棘なく流せる人いないよ 笑

 

 

下手の2人が自由すぎて両手放し奏法するので大事な箇所無音だしw

2人で上手に行って3人で円になってぴょんぴょんするからドラムとボーカルがとても疎外感w

 

 

ボーカルになったKさんのライブは照れながら愛の告白でもされているかのような気分になり(笑)

要所要所にhideちゃん魂が感じられます

曲や歌声に魅了されているわけではないんだけど

なんとなくまた見たくなる人で愛すべきアーティストさんだと思いました

 

セトリあげてないのかな 見つけられないんだけど

Ivyさんのツイートから推測するに多分

 

Higher←GETTING HIGHERという曲なのかもしれない

Rebirth

STORY

新曲

My World 

 

じゃないかと(適当)

 

自分の部屋に置いたら違和感満載なのに可愛くてつい買ってしまったアクリルボード

クレヨンしんちゃんみたいなスヌーピーが夢に出そうです

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24日はRayちぇるが出るとのことですし悩む

どちらにしてもまた観に行きます

 

 

やっぱり私はRAZORよりもKソロよりもBORNが観たいと再確認 (笑)

 

 

AXESSORY

 

名前知らないのこの方達だけだったんですけど

確実にV系のノリじゃないのにお客さんたくさんついてて麺コもパワフルで

でも麺コよく聞くとその名前聞いたことあるような w

 

寡黙な雰囲気のベースボーカルは前髪で視線が掴めないタイプのスタイリッシュな人

結局私終わるまで気付かなかったんだけどw亜季さんのソロプロジェクトなんですね

SadieでもBLESSCODEでも何度も見てるのにいちいち気が付かない

 

ラウド寄りの曲調で英詞でデスボで歌う箇所が多く

こうゆうのがやりたかったのかと何かと意外ですが

相変わらず色気があって素敵 

 

これやってたけど覚えやすい

  ↓ ↓

 

このジャンル嫌いじゃないからもう少し曲が出てきたらまとめて聴いてみる

 

 

EVERSSIC


 

後ろ髪をポニーテールにして侍のような出で立ちのmasayaさん

相変わらず凄い声量 

比べるもんでもないんですけど他のどのバンドとも比にならないくらい

まったく衰えることなく歌は上手いですよね

 

ステージ上手にはとても華になりそうな方がいらしてその方がリードギターのようです

曲調はよりポップになった印象で

BLESSCODEと同じくらい覚えにくくはないのだけど

クセにはならないっていう 最初の感想

 

一曲目をしっとりと歌い上げ客席の懐かしさを煽り(これが昨日の限定音源のようです)

1stミニアルバムに収録されるリードチューンSAIL AWAY へ

なんとも爽やかなサビでV系というよりもJ-POP

裏声になる部分はびっくりするほどクリアな高音で思わずおおお!と口に出してしまった

 

m「ずっと 病気  

 

   っていう意味じゃないんだ EVERSSICって

 

EVERはまぁ 永遠にって意味だけど

SSICは MUSICとか classicとか

ずっと残っていく音楽  そうゆうのやろうと思ってつけました」

 

【追記】4曲目だったと思うんだけどTIC TACという曲なのかな

こちらもなかなかにリード曲感高くてライブで盛り上がれる良い曲だった記憶

SAIL AWAYを代表曲として押し出すけれど

きっとライブでは一番いい時間帯にいつもこれをやるんじゃないでしょうか

 

 

他のメンバーさんの出身情報が取得できてないんですが

ボーカルに対してドラムが少々パワー不足な気がしたり

初めて交わるステージでは互いのフォーメーションや癖が掴めていないがために

始動当日ならではのヒヤッとする場面も多少ありましたが

ステージ上の気合いがこちらにも充分に伝わった

それと同時に若干の自分達に対するフラストレーションも伝わるというか

masayaさんがバンドとしての”完璧”を求めているなと感じました

 

初日でもアンコールがかかる盛り上がりなのかと思ってたんですがアンコなかった

今後どんな風になっていくのか横目で気にしていたいと思います

  

 

 

まとめるとRides In ReVllionのワンマンに今度こそ行くと決意

そしてKさんの24日を迷い始めた

私の中でそんなイベントでした 

 

see you next gig.

 

 

  

 

そのまんま全部書きましたが毎度補足してます通り私個人の勝手な感想ですし

何度か見るうちに印象変わりますから温い目で流し読みしてください 笑

 

長い記事をお読み頂きありがとうでした

 

namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~@東京ドーム

 

2009年GWのXJAPAN以来の東京ドーム

まさかV系にかぶれたこのブログで安室ちゃんの記事を書く日がくるとは思ってもいませんでした

 

5/3(THU)

f:id:SOLITUDE:20180504112642j:image

 

※含む とかではなく完全にネタバレですのでこれから参戦される方はご自身のご判断でお読み下さいね

 

 

このスケールになると私なんかが書かなくても企業が正確にレポート というかむしろ報道してくれるんでしょうけど(笑)

開演前に限ってですが中に入ってしまうと女性用トイレには30分以上入れないということをお伝えしておきます

Xとは男女比がこのように違うのかという発見

また強風の日には出口の風速が人が飛ばされるレベルでしたのでwお気をつけください

 

・ 

 

何から書いていいかわからない

とにかく過去に前例が無いくらい緊張した 

Xを初めて見た時も登場と同時に涙が出るような興奮があったけど

それが比にならないくらい緊張した 

だってあの安室ちゃんがここに出てくるの? 本当に?

暗転しただけで心停止(危

 

 

ステージ下手側から赤  上手側から青の光で身を包んだ

聖火を持った人がセンターに向かって走ってきて

そのまま花道を走り進み2人で点火

するとステージ上部で炎が音を立て燃え上がり パッと照明がステージ奥を照らすと

赤いナポレオンジャットに 床まで隠すベル型のスカート姿の安室奈美恵Heroを歌っている

 

安室奈美恵の生声が聴こえていることが信じられなくて

帰って来てもまだ信じられない

ひたすら憧れたカリスマの歌声と立ち姿

目を閉じたら体の芯が震えて夢なのか現実なのかわからなくなった

 

ステージ後方のVJは身体が吸い込まれるほど色彩が美しくて

曲ごとの世界観を鮮明に映し出す その一瞬の隙に先ほどのシックな安室奈美恵はもういなくなっていて

上品に結い上げた髪は解かれ黒とGOLDの攻撃的な衣装でHide&Seek 

小室哲哉プロデュース時代から後の曲はあまり知らないのだけれど

Hide&Seek Baby Don't Cry GIRL TALK NEW LOOK・・・とか聴いたことある曲が結構あった

地元の友達がずっと好きで 私の車にMDを(笑)置いてったからだと思う

小室曲に比べてソフトでR&B色が強まったという印象で

高音を張り上げて惹きつける魅せ方を辞めたんだろう思える楽曲だった

 

10曲の間に何回衣装替えしてるんだろう

衣装だけじゃなくて髪型も巻き髪からストレート

ストレートからリーゼント風アップスタイルとかにほんの1分足らずで変身してくるんだけど

MCがないので30曲近く休みなく歌って踊って着替えて・・

体力も気力も精神力も凡人の私にはまるで想像がつかない

 

前半に女の子ダンサーのショートソロがあった

皆さんハイレベルすぎて何やってんのかわからんほどでしたがw

一人花道を連続バック転で戻ってく女子がいて驚愕

オリンピック出れるオリンピック

 

緊張しすぎて事前にセトリを見てから準備万端で行ったんですが

私が知っている曲は後半にまとまっていて

ついにその時が

 

Say the word

緑髪スーパーロング時代私がよく高い位置でツインテールにしていたのは

この時期のこの人の影響です(笑)

この曲は確か彼女が小室プロデュースを離れた最初の曲だったと記憶していますが

進行コードは小室さんを使っているので違和感がなく

今までも好きだった安室ちゃんの曲として受け入れられたカラオケの18番(表現も90's)

当時テレビで見ていても思っていましたが

あんなに激しく正確に踊りながら生で歌えるということが超人技

あれから15歳以上私たちと同じように年を重ねているはずなのに衰えることなくあの当時のまま

上がった息はマイクを外して見せるべきところだけを魅せている

本当に40歳なんでしょうか 笑

 

 

Love Story

安室ちゃんの低音の出し方はジャネットジャクソンのように柔らかく心地よくて

小室さんの手を離れてから知った彼女の新しい魅力でした

Heroもそうなんですがこの曲はそれがよく活かされていてじんわりハートがあったまった

Love Storyは割と新しい曲のようですが

ブラックミュージックに影響を受けてそれを

視覚面含めてこんなにうまく邦楽にオマージュできる人は当時いなかった

可愛いとかっこいいを兼ね備えた初めての

”歌姫”というより”戦士”のような人でした

 

 

SWEET 19 BLUES

イントロであかん笑

思い出がありすぎて逆に何も書けないんですが

それゆえ感情が詰まってパンパンになったこの曲を生で聴けたことが

私の中である意味浄化になりました

本当にいろんなことがあった 

 

”だけど私も本当はすごくないから”

人気絶頂期のご自身のことを歌っているのかなと思えるような

微妙な表現に心が揺れる

昨日はどんな気持ちで歌ったのかな

 

 

黄色と黒のみつばちみたいな可愛い衣装に着替えてTRY ME!!

TRY MEは小室曲ではないですが

小室曲の聴かせどころはどれもキーが高く 

あの頃安室ちゃんはそこを全部地声で歌ってたと思うんですよね

私はテレビを見ないので音源以外でしばらく彼女の歌を聴いていたなかったため

昨日気付いたんですけど

現在はその高音部を裏声で出してると思う

(この日の調子で普段は地声なのかはわかりませんが)

なので当時のような攻撃的な強さはなくなったけれど

代わりに優しさにオブラートされた芯の強さが見えた

 

You're my sunshine

とても魅力的な構成というか 変調というか

コードがどうのというオタクの域に達していなかったあの頃でも

この曲の長調になる部分への展開が大好きでした

安室ちゃんが着ていたビスチェとワイドパンツの腹出しセットアップ

流行っててあのまんま街歩いてたよ(笑)

今年あたりまた着れそうな波が来ているから着ようかな 捕まるかな 笑

 

a walk in the park

センターのスクリーンに2018

下手スクリーンに2012

そして上手側スクリーンには1997年のライブ映像が同時に流され

ステージの安室ちゃんは1997年の安室ちゃんに合わせて髪をかき上げたり

2012年の安室ちゃんと一緒に両手をこちらに向けたりするのだけど

それが可愛くて可愛くてもう本当に可愛い・・・涙出るほど可愛い・・

これもサビでメジャーコードに移行する 私が好きな曲って昔からこうゆうのばっかりなんだな(笑)

個人的には頭にお団子をいっぱい作って白のワンボタンパンツスーツを着ている衣装が印象的なんだけど

昨日流れた映像はセンターパーツのワンレンだった

あのお団子私の毛量ではうまくできなかった(←そこまで真似してた) 

 

 

Don't wanna cry

これを聴かないと帰れない

声量に余裕のある黒人のシンガーが左右に体を揺らしながらリズミカルに手を叩く姿が想像に容易い

安室ちゃん特有のゴスペルのようなブラックミュージック

「会いたい人がいる」と会場のお客さんを差して笑顔で 可愛い

←可愛いしか言わない壊れたおもちゃみたいになってしまったw

 

いつもそうなのかわかりませんが 

演出上ネオンライトやサイリウムなどの光ものが使用できないようで

お客さんはみんな手拍子のみで見ているんだけれど

この曲は後半が手をバイバイする振りになった

  

CAN YOU CELEBRATE?

鳥肌が止まらないイントロが流れゆっくりと照明がステージを照らすと

白いドレス姿で伸びやかに歌うお姫様が姿を現した

スカートに両手を添えて時折姫のご挨拶をするのだけれど

こうゆう曲の時には繊細で品のある高貴な姫になるんだな

英国のガーデンを思わせる緑を基調とした鮮やかな映像に包まれて歌う姿が美しく二次元すぎてとてもこの世のものと思えなかった

 

私この曲人の結婚式で2回歌ったからね 息継ぎの箇所まで全部覚えてます 笑

 

 

SHOW TIME 男の子バージョン

こうゆうダンスができたらモテる時代でした

流行りに乗って練習してみたものの運動神経悪すぎて全く様にならず断念w

私にダンスは向いてなかった(笑) 

 

本編ラスト Do It For Love

初めて聴いた曲ですがレデイーガガのような邦楽らしくないサビがかっこいい

後半 センター後方の階段上でLike we do it…の部分を繰り返すところで

25 Thank you  I♡Fan

とか書かれた大きなボードが下から上がってきた

文字がピンクに光りきったところで上昇が止まって曲が終わった

さっきまで歌姫だったのに最後には天下を取った王のように勇ましく

鳥肌の立つかっこよさだった 

 

アンコールを待つわずかな時間に

暗闇の中で高い天井から下がる黒く大きな物体が動いたので何かが起こる予感

 

 

ステージの3つのモニターにはアニメONE PIECEのキャラクターたちが

「なみえ」に向けて一言ずつメッセージを

Hopeで始まったアンコール

衣装はTシャツにミニスカートとロングブーツ THE安室奈美恵スタイル

 

この後Finallyがあってどちらの曲で落ちてきたか記憶が定かでないですが

天井の黒い物体からはカラフルなバルーンが降ってきた

最後の曲はHow do you feel now?という曲のようですが

ここでは銀テが舞い華やかにクライマックスを飾っていました

この曲小室さん曲らしいですね!?今調べました 

もう一回聴きたい!!笑

 

以下 最後のMC抜粋です

 

今日は ライブに来てくださって

ありがとうございます

昨年 発表致しました通り 9月16日をもって 引退させて頂きます

 

9月16日以降 私がステージに立つことはありません

だからこそ この25年間がとても素敵な思い出になりました

25年間 たくさんの経験をさせてくださって

本当にありがとうございました

いち音楽ファンとして

皆さんが素晴らしい音楽に出会っていかれることを祈っています

 

 

セットリストはLIVE FANSをリンクします

 

このツアーはファン投票でセトリを構成しているようです

shine moreとかALL FOR YOUとかRESPECT the POWER OF LOVEとか

他にも聴きたい曲がありましたが

同じ空間に身を置けたことだけで充分でした

知ってる曲は歌詞まで全部覚えてて自分でびっくりした

 

バンド形態以外のライブを見ることがあまりないので

ドームのステージを全部使う見せ方というものがとても新鮮でした

ステージの上手から下手に 間奏の間に移動するのにも全力疾走に近いスピードで 

曲によって下手でパフォーマンスをしたり そのまま花道に移動したり

上から見ても均等に配置されたダンサーと安室奈美恵との間隔も崩れることなくいくつものパフォーマンスを完成させていて

本当に1秒たりとも休むことなく安室奈美恵

手を振るだけの仕草に溢れる屈託のない可愛さは

人柄とか信念とか見た目以外の様々なものが滲み出ているゆえのものなのでしょう

世界が知る大物なのにあんなに混じり気のない透き通った笑顔を向けてくれるなんて

これがドームを埋めるアーティストというものなのかと思いました 

 

 

引退が発表された時にこんな記事を書きましたが

曲や歌 ダンスが   という前に

安室奈美恵は  文化です

私は皆さんのようにちゃんと学校を出ておらず

10代後半から長らく109系のアパレルで働いていたため特殊なのかもしれませんが

当時はテレビに出ている芸能人なんかよりもそこら辺の服飾販売員の方がよほど垢抜けていてオシャレで

憧れるような人がテレビ界にはいなかった

だから邦楽を聴くことも殆どなかったのだけど

その中で90年代後半になって出てきた小室ファミリーだけが先進文化として突出していたように思います

曲にもパフォーマンスにもR&Bやブラックな要素を盛り込んで

肌の色やヘアスタイル ファッション全てが

当時のひとつの文化として成り立っていて

私達のようないきがった人種を先導していたのです

 

友達が新しいアイテムを手に入れて「それ可愛いー!」と言えば「安室が着てた!」って言う(笑)

そのぐらいに私たちは安室ちゃんになりたかった

文化としては一周回って再来するくらい遠い昔の話ですが

そのカルチャーを築き上げたアーティストが引退するということが

自分の中の一つの時代が終わったと思えて

時の流れを感じるし すごく寂しいのだけれど

ここで引退を決める人だからこそ 憧れたのかもしれません

  

この顔立ちにこのスタイル 運動神経と音感 歌唱力

センスと人柄と精神力

改めてこの「安室奈美恵」が彼女の使命だったんだろうなと思いました

お役目を果たした

そうゆう意味で私は安室奈美恵という人物に

hideと同じ神性を感じます 

人を引っ張る人 そして受け継がれる永遠の憧れ

だから彼女はここで自ら幕を降ろすのでしょうね

 

 

 

ひたすら憧れた教祖の引退を前に

時が 流れたんだなという実感

引退するからってにわかが来るな というような発言も見かけましたが

にわかも何も私は自分のために観に行きました

あの頃の自分を肯定するために観に行きました

本物の安室奈美恵を通して 当時の自分に会いに行ったのです

大好きなものさえ誇らしげにそれを言えなかった若い自分に 

それでいいんだと言うために

迷ってばかりいたけれど あなたの選択は何も間違っていない

”生きてくれてありがとう” と

自分に伝えに行ったのだと思います

 

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私達のカリスマ

いくつもの夢を与えてくれてありがとう

残り4ヶ月 走りきって下さい

 

 

see you next gig.

 

 

 

✎︎____________

2019.6.12 追記

 

V系とはとてもアングラなジャンルで

普段これほどの拍手数にならないものですから

きっとWeb拍手がバグを起こしたに違いないと思ってhatenaのアクセスを覗いたらびっくり

 

バンギャの書く拙いライブレポをシェアして頂き ありがとうございました

このレポは書き手としましてもバンギャさんにも是非読んで頂きたい記事であったのですが

私のフォロワーさんには人気がなくw

しかし今になってこうしてたくさんの方の心に届いたことを大変嬉しく思います

初めましての方から たくさんのコメントも頂きました

その中で このライブに行かれなかったというファンの方が「あなたが当選して良かったと思った」と書き残して下さり

往年のファンではない私が当選して

このような記事を好き勝手書いているというのに

そんなことを言ってくださるなんて

涙が出るほど嬉しかった

本当に ありがとうございます

 

こんな記事に なってしまうくらい

大きく心を動かされたライブでした

自分で読み返しても 当時の感動がありありと蘇るほど

エネルギーの強い空間だったのだと思います

つまるところ バンギャもオタクの皆様も 

大好きな人から受け取っているものは

きっと同じなのだろうと思いました

 

いつかファンの皆様が

安室奈美恵さんに会いたくなった時に

またここでお会いできますように

 

 

 

 

 

 

 

 

ever free

2018.5.02

 

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HURRY GO ROUNDやA STORY

Without Youが流れる中

スクリーンには数々の見慣れた映像

 

歴代衣装とギターに囲まれ中央に鎮座するモノクロのhideちゃんに向かって

何か伝えようとしたんだけれど

目を閉じたらパッと明るい光に包まれて

じわりと暖かいエネルギーが流れ込んできた

身体の中に神柱が立ったような感覚

 

 

 

SOLITUDE-klangは

気付けばすごくたくさんの人に読んでもらえるようになった

hideちゃんに出会わなければ

自分の本来の好きを素通りしたままで

このブログが生まれてない

あなたの背中を追いかけるたくさんの人達が奏でる音に毎日魅了されて幸せだよ

 

 

 

hideちゃんは今もそこに いるんだけれど

魂が死ぬことはないと知っても

全てが最善のタイミングで起きていると理解していても

それでも一度でいいから会いたかったと今でも思う

 

 

お互いが人間として生きている間に

生の音を聴くって 生のエネルギーを受け取るって

どんなに距離が遠くても映像とは全然違うから

 

奇跡だなと思うよ  本当

今 昨日でも明日でもなくまさに今好きな人が目の前で音を出してるって

そんなの会いに行かない理由がない

 

お金がないからとか

オキラだからとか(笑)

そんなこと言って我慢してる間にも私達は死に近付いてるわけで

人生はやりたくないことしたり他人の気持ちを勘繰って我慢してるような時間はなく

逢いたい人には会いに行くべき

やりたいことをやるべきです

なんとかなるから大丈夫

 

 

ever free

自由とは 自分の責任で生きること

自分の人生の舵を取ること

生存することを目的にするより勇気がいるけれど

楽しむことを目的に選択するなら

それを自由と呼ぶと思う

 

 

  

see you next gig.